企業プレスリリース

環境負荷低減の「みえるらべる」の取得手続が楽になります!(2026年6月)

農林水産省は、農業データ連携基盤(WAGRI)のAPIとして提供する「環境負荷低減の見える化システム」と、AGBIOTECH株式会社の「ビオアプリ」(BioApp)との連携を開始する。これにより、令和8年7月1日よりビオアプリを通じて「みえるらべる」の取得手続が従来よりも容易になる。生産者は営農管理アプリ等で栽培情報を入力するだけで、温室効果ガス排出・吸収量の算定から「みえるらべる」の等級・登録番号の取得までが可能となり、利便性向上が期待される。

この発表の要点

企業・自治体への影響

農業関連企業、特に営農管理アプリを提供するIT企業や農業生産法人、JA等の団体は、農林水産省の「見える化システム」との連携を検討することで、生産者への新たな価値提供や業務効率化の機会を得られる。また、環境配慮型農業を推進する自治体や関連団体にとっても、生産者への支援策として本システムの活用を促すことが可能となる。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 情シス 広報

対応期限:施行日まで

基本データ

企業・団体 農林水産省
業界 農業
発表日 2026-06-29
分類 企業プレスリリース

発表された内容

令和8年6月29日
農林水産省

○農林水産省の「環境負荷低減の見える化システム」が、AGBIOTECH(株)の「ビオアプリ」(BioApp)と連携。○ビオアプリで、従来よりも簡単に「みえるらべる」の取得が可能。

このたび、農林水産省は、農業データ連携基盤(WAGRI)のAPIとして提供している「環境負荷低減の見える化システム」4件目の接続先として、AGBIOTECH株式会社が提供する「ビオアプリ」(BioApp)と連携し、令和8年7月1日(水曜日)から「みえるらべる取得機能」を提供いたします。
農林水産省では、今後とも営農管理アプリ等との連携拡大を図り、生産者の「みえるらべる」取得の利便性向上を目指してまいります。ぜひ「見える化」の取組をご検討ください。

1. 概要
農林水産省では、生産者が行う「温室効果ガス削減への貢献」や「生物多様性の保全」といった環境負荷低減の取組が消費者に伝わるよう、「見える化」(ラベル愛称:みえるらべる)を推進しています。
「環境負荷低減の見える化システム」(以下、「見える化システム」という。)は、農産物の生産段階における温室効果ガスの排出量と吸収量を算定し、「みえるらべる」の等級と登録番号を自動で付与するものです。農林水産省が令和7年3月に開発し、同年6月から農業データ連携基盤(WAGRI)のAPIとして提供しています。
営農管理アプリ等が見える化システムとAPI連携することで、生産者が自らの栽培情報を用いて、営農管理アプリ等を通じて、温室効果ガスの排出・吸収量と、地域の慣行栽培と比較した削減貢献率を算定することが可能です。さらに、「みえるらべる」を表示するために必要な農林水産省への算定結果の報告も、同様に行うことができます。これにより、従来の簡易算定シート(Excel)の記入及び農林水産省への提出が不要となり注1、「みえるらべる」の使用に必要な登録番号の取得等の手続に要する時間の短縮や、算定シートを記入する負担の軽減など、利便性の向上が期待されます注2。

2. ビオアプリとの連携
ビオアプリ(BioApp)は、AGBIOTECH株式会社が提供する、契約農家による地球環境への貢献の可視化を目的としたアプリです。
このたび、ビオアプリが見える化システムとAPI連携し、米や野菜等23品目を対象とした「みえるらべる取得機能」が構築されました。
また、見える化システムから取得したGHG排出量の算定結果(地域の慣行栽培と比較した削減貢献量)を用いて、栽培された米や野菜が出荷された量に応じて削減貢献量が随時加算され、アプリ内に表示されます。これにより、農産物の生産・流通・消費を通じた環境負荷低減への貢献が「見える化」されます。
3. 連携中の営農管理アプリ等
現在見える化システムと連携中の営農管理アプリ等は次のとおりです。これらをご利用の方で環境負荷低減の「見える化」にご関心のある方は、ぜひお試しください。

株式会社クボタ「KSAS」(クボタスマートアグリシステム)提供時期:令和7年7月30日から対象品目:米(温室効果ガス削減貢献のみ)
アグリノート株式会社「アグリノート」提供時期:令和7年9月30日から対象品目:米(温室効果ガス削減貢献のみ)、茶
JA全農「担い手営農サポートシステム」(NEサポシステム)提供時期:令和7年10月27日から

対象品目:米や野菜等23品目(現在の「見える化」対象24品目のうちピーマンを除く23品目)

AGBIOTECH株式会社「ビオアプリ」(BioApp)提供時期:令和8年7月1日から

対象品目:米や野菜等23品目(現在の「見える化」対象24品目のうちピーマンを除く23品目)
4. 営農管理アプリ等事業者の皆様へ
農林水産省では、今後とも見える化システムとのAPI連携を希望する営農管理アプリ等事業者をお待ちしております。営農管理アプリ等を見える化システムと連携することで、営農管理アプリ側で独自に算定ロジックを構築・搭載することなく、温室効果ガスの排出・吸収量と、地域の慣行栽培と比較した削減貢献率を算定するサービスの提供が可能です。
<参考>

環境負荷低減の見える化システム(農林水産省HP)
農産物の環境負荷低減の取組の「見える化」(農林水産省HP)

添付資料
プレスリリース 環境負荷低減の「みえるらべる」の取得手続きが楽になります!(2026年6月)(PDF : 1,014KB)

お問合せ先
大臣官房みどりの食料システム戦略グループ
担当者:地球環境対策室 地球温暖化対策調整・推進班代表:03-3502-8111(内線3289)ダイヤルイン:03-6744-2473

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出典: www.maff.go.jp
URL: https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/260629.html

時系列

主な数値

見える化システム接続先数 4件
ビオアプリ対象品目数 23品目
現在の見える化対象品目数 24品目

この事例から確認すべきポイント

本発表は、農林水産省が推進する「環境負荷低減の見える化システム」の普及と利便性向上に向けた具体的な取り組みを示すものである。特に、営農管理アプリとのAPI連携を拡大することで、生産者が温室効果ガス排出量等の算定や「みえるらべる」取得にかかる手間を大幅に削減できる点が重要である。これにより、環境配慮型農業への参加障壁が低減され、より多くの生産者が「見える化」の取り組みに参加しやすくなることが期待される。また、AGBIOTECH社の「ビオアプリ」との連携は、既存の営農管理アプリに加え、新たなサービス提供者との協業モデルを提示しており、今後も同様の連携が加速する可能性を示唆している。生産者にとっては、環境貢献の可視化を通じて消費者に価値を伝えやすくなるメリットがあり、農業全体の持続可能性向上に寄与する。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-06-29

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