経済・産業トレンド

韓国・富川国際ファンタスティック映画祭で日本の映画を披露

ジェトロは、2026年7月2日から12日まで韓国の富川市で開催された第30回富川国際ファンタスティック映画祭(BIFAN)への参加状況を報告しました。同映画祭では50カ国から321作品が上映され、そのうち日本映画は18作品でした。また、同時開催された「アジアファンタスティック映画製作ネットワーク(NAFF)プロジェクトマーケット」には29カ国から32作品が出展され、日本からは映像産業振興機構(VIPO)推薦の3作品が参加し、世界各国の関係者と商談を実施しました。このマーケットは、企画段階のジャンル映画作品に対する商談会やピッチイベントで構成されています。

この発表の要点

企業・自治体への影響

映画・映像制作会社、配給会社、コンテンツプロデューサー、および関連する投資家や政府機関にとって、国際的なビジネス機会や資金調達の可能性を探る上で重要な情報となります。特に、企画段階の作品に対する国際的な支援を求める企業は、このようなマーケットの活用を検討するきっかけとなるでしょう。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 広報 経理

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 ジェトロ
業界 映画・エンターテインメント
発表日 2026-07-13
分類 経済・産業トレンド

発表された内容

2026年07月13日

韓国の第30回富川国際ファンタスティック映画祭(BIFAN)が7月2日から12日まで、京畿(キョンギ)道 富川(ブチョン)市で開催された。BIFANはアジア最大級のジャンル映画(注1)祭で、2026年は「NEW ERA NEW SKIN」をスローガンに開催された。50カ国の321作品が上映され、このうち日本映画は18作品(他国との共同制作を含む)だった。

また、プログラムの1つとして7月2日から4日まで、「アジアファンタスティック映画製作ネットワーク(Network of Asian Fantastic Films、 NAFF)プロジェクトマーケット」が開催された。同マーケットは、世界初のジャンル映画産業プログラムとして2008年から開催されているもので、企画段階の作品に対する商談会やピッチイベントなどで構成されている(注2)。なお、今回の同マーケットには29カ国の32作品が出展された。日本からは映像産業振興機構(VIPO)の推薦により3作品が出展され、世界各国の関係者と商談が実施された。

NAFFプロジェクトマーケットのピッチイベントの様子(ジェトロ撮影)

(注1)特定の型(ジャンル)の特徴に沿って作られた映画で、例えば、ミュージカル、サスペンス、刑事物、ホラー、西部劇など。
(注2)通常のマーケットは完成作品の版権販売などを目的としているが、同マーケットではシナリオ・ストーリー構成段階の作品に対するファンディング、制作支援などを商談する。

(李海昌、嚴恩帥)

(韓国、日本)

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韓国・富川国際ファンタスティック映画祭で日本の映画を披露

ジェトロ公式SNSアカウント

出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/07/5ff30ea2e55385d0.html

時系列

主な数値

BIFAN上映参加国数 50カ国
BIFAN上映作品総数 321作品
BIFAN上映日本映画作品数 18作品
NAFFプロジェクトマーケット出展国数 29カ国
NAFFプロジェクトマーケット出展作品数 32作品
NAFFプロジェクトマーケット日本出展作品数 3作品

この事例から確認すべきポイント

本発表は、国際的な映画祭における日本のコンテンツの存在感と、そのビジネス機会創出の重要性を示しています。富川国際ファンタスティック映画祭のようなジャンル映画に特化したイベントは、特定のニッチ市場における作品のプロモーションや、新たな才能の発掘、国際共同制作の機会を探る上で有効です。特に、NAFFプロジェクトマーケットのように企画段階の作品に焦点を当てることで、初期段階からの資金調達や制作支援、国際的なパートナーシップ構築を促進する役割を担っています。日本の映画・映像産業関係者にとっては、海外市場への展開、特にアジア地域におけるネットワーク構築の重要性を再認識する機会となります。ジェトロのような公的機関が推薦を通じて日本の作品を国際舞台に送り出すことは、国内コンテンツの国際競争力強化に貢献すると考えられます。今後も、このような国際的なプラットフォームを活用したコンテンツの海外展開戦略が重要となるでしょう。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-07-13

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