オックスフォード大学で日英医療・ヘルスケアのフォーラムが開催
最終確認日: 2026-10-29
基本データ
| 分類 | 経済・産業トレンド |
|---|
発表された内容
2026年10月29日
英国オックスフォード大学で10月13日、医療科学イノベーション・フォーラムが開催された。「ザ・パークエンド・コレクション2026年版」として、同大学サイード・ビジネス・スクール・アントレプレナーシップ・センター(以下、OSEC)、およびオックスフォードを拠点とし日英を中心に学術機関や起業家、投資家らをつなぐベンチャー企業であるミラ(The Mila)が共同で企画した。医療・ヘルスケアに関わる研究者やスタートアップ関係者など延べ415人が、主体となった日本・英国のほか欧州からも参加し、「未来の医療システム」をテーマに議論が行われた。
シンポジウムには、京都大学の舩橋真俊特任教授、イタリア・パビア大学のアンナ・オドーネ教授、スウェーデン・ウプサラ大学のマリア・ヘグルンド教授、東京都立駒込病院の戸井雅和教授、オックスフォード大学のアンジェラ・ラッセル教授およびクリストファー・バックリー教授が登壇した。人間・社会・環境を一体のシステムと捉える健康づくり、持続可能な医療制度、がん治療、再生医療などについて議論が行われた。
パネルディスカッションの様子(OSEC提供)
医療・ヘルスケア分野の技術の実用化を支援する、総額11万ポンド(約2,321万円、1ポンド=約211円)の資金支援プログラムの授賞式では、40社超の応募の中から最終選考に残った4社が事業内容についてピッチを行った。その結果、クモの糸由来の素材を用いた神経再生インプラントを開発するニューロテックス(Newrotex)が優勝した。
授賞式の様子(右から2人目がニューロテックスCEOのアレックス・ウッズ氏、OSEC提供)
そのほか、AI(人工知能)と3D超音波技術を用いて、組織の血流を評価する診断技術を開発するオクサイリス(Oxailis)、AI創薬プラットフォームを用いて低分子医薬品を開発するラドン・セラピューティクス(Radon Therapeutics)、病院内のコミュニケーションを支援するAIツールを開発するシーク・ヘルス(Seek Health)が発表を行った。
授賞式に参加した、OSECエグゼクティブ・ディレクターのマリア・スベルディア氏は、「われわれの使命はオックスフォードの卓越したエコシステムを生かし、起業家が飛躍するための足がかりを築くことだ。優れたアイデアを事業として発展させるには、アイデアだけでなく、専門知識、人脈、資本、人材が適切なタイミングで結びつくことが欠かせない。今回はこうした協働が新たな可能性を切り拓くことを示した」と述べた。
相撲実演の様子(OSEC提供)
最後に、イベントの趣旨に賛同した、元横綱の白鵬氏が特別ゲストとして登場し、相撲について解説した。「ザ・パークエンド・コレクション2027年版」も開催を予定している。
(森詩織)
(英国、日本)
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公開日: 2026-10-29 / 最終確認: 2026-10-29
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編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-10-29
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