経済・産業トレンド 成立・施行済み

インド・ケララ州がケララム州へ名称変更

インド南部ケララ州の名称を「ケララム」に変更する法案が2026年8月14日に成立し、8月25日に官報公示で施行されました。地域の言語的・文化的アイデンティティーを反映させるためで、今後は行政機関や企業等での表記変更など移行期における対応が想定されます。現時点で取得できた本文からは、詳細な個別企業への影響等を確認できませんでした。詳細は公式出典をご確認ください。

この発表の要点

企業・自治体への影響

インド・ケララ州に拠点を持つ、または同地域と取引のある企業の総務・法務・海外事業部門において、契約書や各種マスターデータの州名表記の確認・見直しが必要となる可能性があります。現時点で取得できた本文からは、個別企業への直接的な法的影響の詳細までは確認できません。

対応すべきこと

対象部門: 総務 法務 経営者

対応期限:施行日まで

基本データ

企業・団体 日本貿易振興機構(ジェトロ)
発表日 2026-08-28
分類 経済・産業トレンド

発表された内容

2026年08月28日

インド南部ケララ(KL)州の名称を改正する法案が8月14日に成立し、8月25日、同法は官報での公示によって施行された。これにより、同州の正式名称はケララ(Kerala)州からケララム(Keralam)州に変更された。

同州を中心に話されているマラヤーラム語では、ケララを「ケララム」と呼ぶ。同州はインドの独立と州の再編を経て、マラヤーラム語話者を主体とする州として1956年に設置されていることから、州名にも地域の言語的・文化的アイデンティティーを反映させるべきだとの議論が続いていた。州政府も、憲法上の英語表記と州内の一般的な呼称に乖離があるとして、正式名称の統一を目的に州名変更を求めてきた。2024年6月に同州議会が州名変更の決議を全会一致で承認したことで手続きが本格化し、中央政府としても2026年2月に法案の承認を閣議決定していた。

インドでは過去にも、東部オディシャ州(旧名:オリッサ)や南部カルナータカ州ベンガルール(旧名:バンガロール)のように、今回と同じく英語読みから地域の言語に正式名称を変更した事例がある。一方で、改称後も行政機関名や企業名、大学名などでは旧名が使用され続けるケースが少なくない。同州政府のウェブサイトも引き続き「Kerala」と表記されており(2026年8月27日時点)、新名称の定着には一定の移行期間を要するとみられる。

(田村健)

(インド)

ビジネス短信 607913159dd0d36e

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インド・ケララ州がケララム州へ名称変更

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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/08/607913159dd0d36e.html

時系列

主な数値

州名変更の施行日 2025-08-25日
州設置年 1956年

この事例から確認すべきポイント

インドの州名変更事例では、英語読みから地域言語への移行に伴い、行政文書、契約書、ウェブサイト、社内マスタデータ、大学名や企業名などの表記において旧名と新名が混在する移行期間が生じることが特徴です。インド現地に拠点を持つ企業や、同州と取引のある企業・法務・総務部門においては、今後の公式な表記変更の動向を注視し、契約書やデータベース上の名称整理の必要性を検討することが実務上重要となります。なお、現時点で取得できた本文からは、個別企業に対する具体的な義務等の詳細を確認できませんでした。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-08-28

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