経済・産業トレンド

6月の二輪車生産台数は前年同月比3.7%増、国内販売は15.4%増

タイ工業連盟(FTI)は、2026年6月の二輪車生産台数が前年同月比3.7%増の21万3,232台、国内販売台数が同15.4%増の17万8,028台であったと発表しました。これを受け、FTIは2026年通年の二輪車生産見通しを当初の200万台から205万台へ上方修正。国内向けが160万台から165万台へ引き上げられた一方、輸出向けは40万台で据え置かれました。国内需要増加の要因として、経済刺激策や石油価格上昇による四輪車からの乗り換えが挙げられています。

この発表の要点

企業・自治体への影響

タイの二輪車市場の活況は、同国に進出している二輪車メーカーや部品サプライヤーにとって、生産計画や販売戦略を見直す機会となります。特に国内需要の増加は、関連する製造業や小売業の業績にプラスの影響を与える可能性があります。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 経理 広報 総務

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 タイ工業連盟(FTI)
業界 二輪車製造業
発表日 2026-08-10
分類 経済・産業トレンド
地域 タイ

発表された内容

2026年08月10日

添付資料(135 KB)

タイ工業連盟(FTI)は7月24日、6月の二輪車生産台数が前年同月比3.7%増の21万3,232台だったと発表した(添付資料表参照)。部門別では、完成車が4.1%増の18万3,370台、現地組み立て部品(CKD)が1.5%増の2万9,862台となった。2026年1~6月の生産台数累計は前年同期比0.7%減の126万1,349台で、このうち完成車が2.1%減の102万194台、CKDが5.8%増の24万1,155台だった。

6月の二輪車の国内販売台数は前年同月比15.4%増の17万8,028台となり、1~6月累計でも前年同期比5.2%増の95万3,353台となった。

一方、6月の完成車およびCKDの輸出台数は前年同月比6.2%減の6万1,705台、輸出額は12.6%減の約44億バーツ(約211億円、1バーツ=約4.8円)となった。完成車やエンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は0.4%減の約55億バーツとなった。

1~6月累計では、完成車およびCKDの輸出台数は前年同期比6.3%増の46万3,444台、輸出額は4.0%増の約330億バーツとなった。完成車やエンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は6.2%増の約362億バーツだった。

国内経済状況や二輪車市場の需要動向を継続的に考慮した結果、FTIは、2026年通年の二輪車生産見通しを当初の200万台から205万台へ上方修正した。輸出向けは当初の40万台を据え置いたが、国内向けを当初の160万台から165万台へ引き上げた。FITは、国内経済刺激策「タイ・チュアイ・タイ・プラス(Thai Chuay Thai Plus)」と石油価格上昇に伴う四輪車から二輪車への乗り換えなどが国内需要の増加に寄与していると分析している。

(原田朝善、チャナットパット・スクマ)

(タイ)

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6月の二輪車生産台数は前年同月比3.7%増、国内販売は15.4%増

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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/08/23b618a4e26d5478.html

時系列

主な数値

2026年6月の二輪車生産台数 213232台
2026年6月の二輪車生産台数前年同月比 3.7%増
2026年6月の二輪車国内販売台数 178028台
2026年6月の二輪車国内販売台数前年同月比 15.4%増
2026年通年二輪車生産見通し(修正後) 205万台
2026年通年二輪車生産見通し(当初) 200万台
2026年通年国内向け生産見通し(修正後) 165万台
2026年通年国内向け生産見通し(当初) 160万台

この事例から確認すべきポイント

タイ工業連盟(FTI)による二輪車生産・販売統計は、タイ国内市場の堅調な回復を示唆しています。特に国内販売の二桁成長と、それに伴う通年生産見通しの上方修正は、経済刺激策や燃料価格高騰による消費者の行動変化が顕著に表れている結果と言えます。輸出は6月単月では減少したものの、上半期累計では増加しており、国際市場におけるタイの二輪車産業の競争力も一定程度維持されていると見られます。この動向は、タイ市場に進出している、または進出を検討している二輪車メーカーや部品サプライヤーにとって、今後の事業戦略を策定する上で重要な指標となります。国内需要の増加要因として挙げられた経済刺激策や四輪車からの乗り換えは、他のASEAN諸国や新興国市場においても同様の傾向が見られる可能性があり、広範な市場分析に資する情報です。現時点で取得できた本文からは、添付資料の詳細を確認できませんでした。詳細は公式出典をご確認ください。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-08-10

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