経済・産業トレンド

ペルー最大の食品見本市「エキスポ・アリメンタリア2026」開催

最終確認日: 2026-09-25

基本データ

分類 経済・産業トレンド

発表された内容

2026年09月25日

ペルー国内最大の食品専門見本市「エキスポ・アリメンタリア2026」が9月23日、首都のリマで始まった。食品・飲料、食品関連機械、加工食品に使う原材料、包装容器・資材などが出展されているほか、物流や国際認証に関連する企業、港湾管理者なども参加しており、25日まで開催される。ジェトロの調査によると、海外からの出展は29カ国・地域にのぼる。主催者のペルー輸出業組合(ADEX)の担当者はジェトロに対し、2025年は開催後12カ月間に期待される商談売り上げ見込み額が9億500万ドルに達しており、「今回はそれを上回る見通し」と話す。

開会式であいさつしたミゲル・アンヘル・トーレス(通称:ミキ・トーレス)上院議長・第2副大統領は「農産物輸出は生産、運輸、輸出に関わる生産者と企業の連携の成果で、ペルーの経済発展に貢献をしている。この動きを加速するため起業や新規参入の障害になっている法律があれば改善する。企業が長期的視点で事業を行えるよう法的安定性を提供し、自由貿易を推進することが政府の役割だ」と述べた。

マルコ・ビネジ農業灌漑相は「農業の発展には企業による投資・雇用・輸出が不可欠であり、企業の取り組みを支援するとともに灌漑などのインフラ整備を全国レベルで進めることが農業灌漑省の方針だ」と説明した上で、農業生産への影響を最小限に抑えるため、エルニーニョ現象への対策を急ぐ考えを示した。

フアン・シェプ労働雇用促進相は「アスパラガス、アボカド、ブドウ、ブルーベリー、コーヒーなどの輸出が雇用を生み出してきた。さらなる雇用拡大のため、労務分野での法的安定性の確保と農業や鉱業などで必要な人材の育成・開発に取り組む」とあいさつした。

セサル・テジョADEX会長はあいさつの中で、ペルー政府に対して、経済財政省が進める所得税制見直しは企業が競争力を失わないよう中期的視点で取り組むこと、米国政府による追加関税措置など国際的な環境変化に迅速に対応すること、エルニーニョ現象への対策は被害が起きる前から予防的措置も含めて行うことを求めた。

初出展した伊藤園の笠置真輔課長は、ジェトロに対し「ペルーの消費者にも『抹茶』という名前は浸透しているが、多くの人が甘い飲み物というイメージを持っている。無糖で飲む茶だから味わえる本物の色と香りの良さを伝えていきたい」と話した。

あいさつするトーレス上院議長・第2副大統領(ジェトロ撮影)

会場の様子(ジェトロ撮影)

初出展の伊藤園ブースの様子(ジェトロ撮影)

(石田達也)

(ペルー)

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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/09/c3a86a46b723dad1.html

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公開日: 2026-09-25 / 最終確認: 2026-09-25

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編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-09-25

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