サイバーセキュリティ

DGM3103SCTにおけるOSコマンドインジェクションの脆弱性

JPCERT/CCとIPAは、AVTECH Security Corporationが提供するDGM3103SCTのファームウェアバージョン3.2.5.4およびそれ以前に、OSコマンドインジェクションの脆弱性(CVE-2026-56808)が存在すると発表しました。当該機器のWeb管理画面にログイン可能なユーザーによって、root権限で任意のコマンドが実行される可能性があります。開発者が提供する最新版へのアップデートが推奨されており、CVSSv4.0基本値は8.6、CVSSv3.0基本値は7.2と評価されています。

この発表の要点

企業・自治体への影響

AVTECH Security Corporation製DGM3103SCTを使用している企業や組織の情報システム部門は、機器が乗っ取られたり、情報漏洩が発生したりするリスクに直面します。高いCVSSスコアから、悪用された場合の被害は甚大となる可能性があります。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 情シス 広報

対応期限:速やかに確認

基本データ

企業・団体 JPCERT/CC and IPA
業界 IT・ソフトウェア
発表日 2026-06-30
分類 サイバーセキュリティ

発表された内容

公開日:2026/06/30 最終更新日:2026/06/30

JVN#28979424
DGM3103SCTにおけるOSコマンドインジェクションの脆弱性

AVTECH Security Corporationが提供するDGM3103SCTには、OSコマンドインジェクションの脆弱性が存在します。

DGM3103SCT ファームウェア バージョン 3.2.5.4およびそれ以前

AVTECH Security Corporationが提供するDGM3103SCTには、次の脆弱性が存在します。

OSコマンドインジェクション(CWE-78)

CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:H/UI:N/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 8.6
CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 7.2
CVE-2026-56808

当該機器のWeb管理画面にログイン可能なユーザによって、root権限で任意のコマンドが実行される可能性があります。

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

ベンダ

リンク

AVTECH Security Corporation

IP Cameras DGM3103SCT

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:株式会社リチェルカセキュリティ 北川智也 氏、辻知希 氏、中田聖也 氏、藤原裕大 氏

JPCERT 緊急報告

JPCERT REPORT

CERT Advisory

CPNI Advisory

TRnotes

CVE

CVE-2026-56808

JVN iPedia

JVNDB-2026-000094

Copyright (c) 2000-2026 JPCERT/CC and IPA. All rights reserved.

出典: jvn@jvn.jp
URL: https://jvn.jp/jp/JVN28979424/

時系列

この事例から確認すべきポイント

本発表は、AVTECH Security Corporation製DGM3103SCTにおけるOSコマンドインジェクションの脆弱性について、JPCERT/CCとIPAが注意喚起を行うものです。この脆弱性は、Web管理画面へのログインが必要であるものの、悪用されるとroot権限で任意のコマンドが実行される可能性があり、システムの完全な乗っ取りや情報漏洩に繋がりかねない重大なリスクを伴います。CVSS基本値が8.6(v4.0)および7.2(v3.0)と高く評価されていることからも、その深刻度が伺えます。企業や組織の情報システム部門は、自社で対象製品を使用していないか確認し、もし使用している場合は、速やかに開発者が提供する最新版ファームウェアへのアップデートを実施することが不可欠です。このような脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき報告・調整が行われており、迅速な情報共有と対応の重要性を示しています。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-06-30

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