日本の対エチオピア貿易、2025年は輸出増加も輸入は3年ぶりに減少
この発表の要点
- 2025年の日本の対エチオピア貿易は、輸出が5,834万ドル(前年比12.9%増)に増加。
- 輸入は1億2,586万ドル(前年比3.2%減)となり、2年ぶりに減少して日本の入超が継続。
- 輸出では貨物自動車や建設機械が大きく伸び、輸入ではコーヒー豆が輸入総額の85.9%を占めた。
企業・自治体への影響
製造業や貿易・流通関連企業において、エチオピア市場への輸出入動向や特定品目(自動車・建設機械・コーヒー豆等)の需要変化を把握するための基礎資料となる。
対応すべきこと
- ジェトロのウェブサイトおよび添付資料にアクセスし、エチオピアの最新の経済・貿易統計データを確認する。
- 自社の関連事業・調達部門へ貿易統計の動向を共有する。
対応期限:要確認
基本データ
| 企業・団体 | 日本貿易振興機構(ジェトロ) |
|---|---|
| 業界 | 貿易・流通 |
| 発表日 | 2026-07-30 |
| 分類 | 経済・産業トレンド |
発表された内容
2026年07月30日
添付資料(313 KB)
ジェトロは7月21日、エチオピアの概況・基本統計について2026年度の更新データをウェブサイトにて公開した。同国の一般的事項、政治体制、基礎的経済指標、日本との関係などの最新情報をまとめている。
このうち日本・エチオピアの貿易関係について、日本の財務省貿易統計に基づくグローバル・トレード・アトラスを詳細をみると、2025年の日本の対エチオピア貿易(通関ベース)は、輸出が前年比12.9%増の5,834万ドル、輸入が2年ぶりに減少し、3.2%減の1億2,586万ドルとなった。貿易収支は引き続き、日本の入超となっている(添付資料表参照)。
日本からエチオピアへの輸出では、貨物自動車が前年比27.1%増の1,844万ドルとなり、輸出総額の31.6%を占めた。建設機械は5.25倍の1,036万ドルと大幅に増加したほか、飛行機部品が2.1倍の556万ドル、診断用試薬が前年に引き続き伸び2.3倍の257万ドルとなった。一方、二輪車(バイク)は20.2%減の457万ドル、自動車部品は25.5%減の212万ドル、乗用車は91.8%減の45万ドルと、いずれも減少した。
エチオピアからの輸入では、コーヒー豆が前年比2.2%増の1億814万ドルとなり、輸入総額の85.9%を占めた。一方、油糧種子(主にゴマ)は36.7%減の1,068万ドル、花きは24.7%減の202万ドル、植物の葉・枝は26.3%減の201万ドルと、いずれも前年を下回った。
(松野はるな)
(エチオピア、日本)
ビジネス短信 fe778155d8acc40e
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日本の対エチオピア貿易、2025年は輸出増加も輸入は2年ぶりに減少
ジェトロ公式SNSアカウント
出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/07/fe778155d8acc40e.html
時系列
- 2026-07-21 ジェトロがエチオピアの概況・基本統計の2026年度更新データをウェブサイトにて公開した。
主な数値
| 2025年対エチオピア輸出額 | 5,834万ドル |
|---|---|
| 2025年対エチオピア輸入額 | 1億2,586万ドル |
| 貨物自動車輸出額 | 1,844万ドル |
| 建設機械輸出額 | 1,036万ドル |
| 飛行機部品輸出額 | 556万ドル |
| 診断用試薬輸出額 | 257万ドル |
| 二輪車輸出額 | 457万ドル |
| 自動車部品輸出額 | 212万ドル |
| 乗用車輸出額 | 45万ドル |
| コーヒー豆輸入額 | 1億814万ドル |
| 油糧種子輸入額 | 1,068万ドル |
| 花き輸入額 | 202万ドル |
| 植物の葉・枝輸入額 | 201万ドル |
この事例から確認すべきポイント
本発表は、日本とエチオピア間の2025年貿易統計の動向を明らかにしたものである。輸出面では貨物自動車や建設機械などの輸送・インフラ関連が大きく伸びた一方、乗用車や二輪車は減少しており、需要の品目ごとの偏りが確認できる。輸入面ではコーヒー豆が依然として全体の約8.6割を占める構造が続いているが、油糧種子や花きなどは前年を下回った。広報・実務の観点からは、アフリカ市場や特定国との貿易動向を把握する上で、こうした品目別の増減トレンドを定期的に確認し、自社の海外展開や調達戦略の基礎データとして活用することが重要となる。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-07-30
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