経済・産業トレンド

日本の対エチオピア貿易、2025年は輸出増加も輸入は3年ぶりに減少

ジェトロは2026年7月21日、エチオピアの概況・基本統計に関する2026年度更新データを公開した。2025年の日本の対エチオピア貿易は、輸出が前年比12.9%増の5,834万ドルとなり、輸入は3.2%減の1億2,586万ドルで日本の入超が続いている。輸出品目では貨物自動車や建設機械が増加し、輸入品目ではコーヒー豆が輸入総額の大半を占めた一方、油糧種子などは減少した。

この発表の要点

企業・自治体への影響

製造業や貿易・流通関連企業において、エチオピア市場への輸出入動向や特定品目(自動車・建設機械・コーヒー豆等)の需要変化を把握するための基礎資料となる。

対応すべきこと

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 日本貿易振興機構(ジェトロ)
業界 貿易・流通
発表日 2026-07-30
分類 経済・産業トレンド

発表された内容

2026年07月30日

添付資料(313 KB)

ジェトロは7月21日、エチオピアの概況・基本統計について2026年度の更新データをウェブサイトにて公開した。同国の一般的事項、政治体制、基礎的経済指標、日本との関係などの最新情報をまとめている。

このうち日本・エチオピアの貿易関係について、日本の財務省貿易統計に基づくグローバル・トレード・アトラスを詳細をみると、2025年の日本の対エチオピア貿易(通関ベース)は、輸出が前年比12.9%増の5,834万ドル、輸入が2年ぶりに減少し、3.2%減の1億2,586万ドルとなった。貿易収支は引き続き、日本の入超となっている(添付資料表参照)。

日本からエチオピアへの輸出では、貨物自動車が前年比27.1%増の1,844万ドルとなり、輸出総額の31.6%を占めた。建設機械は5.25倍の1,036万ドルと大幅に増加したほか、飛行機部品が2.1倍の556万ドル、診断用試薬が前年に引き続き伸び2.3倍の257万ドルとなった。一方、二輪車(バイク)は20.2%減の457万ドル、自動車部品は25.5%減の212万ドル、乗用車は91.8%減の45万ドルと、いずれも減少した。

エチオピアからの輸入では、コーヒー豆が前年比2.2%増の1億814万ドルとなり、輸入総額の85.9%を占めた。一方、油糧種子(主にゴマ)は36.7%減の1,068万ドル、花きは24.7%減の202万ドル、植物の葉・枝は26.3%減の201万ドルと、いずれも前年を下回った。

(松野はるな)

(エチオピア、日本)

ビジネス短信 fe778155d8acc40e

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日本の対エチオピア貿易、2025年は輸出増加も輸入は2年ぶりに減少

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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/07/fe778155d8acc40e.html

時系列

主な数値

2025年対エチオピア輸出額 5,834万ドル
2025年対エチオピア輸入額 1億2,586万ドル
貨物自動車輸出額 1,844万ドル
建設機械輸出額 1,036万ドル
飛行機部品輸出額 556万ドル
診断用試薬輸出額 257万ドル
二輪車輸出額 457万ドル
自動車部品輸出額 212万ドル
乗用車輸出額 45万ドル
コーヒー豆輸入額 1億814万ドル
油糧種子輸入額 1,068万ドル
花き輸入額 202万ドル
植物の葉・枝輸入額 201万ドル

この事例から確認すべきポイント

本発表は、日本とエチオピア間の2025年貿易統計の動向を明らかにしたものである。輸出面では貨物自動車や建設機械などの輸送・インフラ関連が大きく伸びた一方、乗用車や二輪車は減少しており、需要の品目ごとの偏りが確認できる。輸入面ではコーヒー豆が依然として全体の約8.6割を占める構造が続いているが、油糧種子や花きなどは前年を下回った。広報・実務の観点からは、アフリカ市場や特定国との貿易動向を把握する上で、こうした品目別の増減トレンドを定期的に確認し、自社の海外展開や調達戦略の基礎データとして活用することが重要となる。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-07-30

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