経済・産業トレンド

ジェトロ、ウクライナで日本産品プロモーション 高級小売店と連携

ジェトロは、2026年6月11日から7月9日まで、ウクライナの輸入・小売企業ワインビューロと共同で日本産品のプロモーション「JAPAN WEEKS 2.0」を実施します。キーウの高級小売チェーン「グッドワイン」の店舗とECサイトで、日本酒、茶、化粧品などをPR。ウクライナの人々の生活支援と日本産品の認知拡大を目的とし、前回の成功を踏まえオフライン施策を拡充します。

この発表の要点

企業・自治体への影響

日本企業、特に食品、飲料、化粧品、食器などの製造・販売企業は、ウクライナ市場への参入や既存事業の拡大機会を検討できる。国際事業部門やマーケティング部門は、JETROの支援事業や海外プロモーション戦略の参考にできる。

対応すべきこと

対応優先度:  ウクライナ市場への日本産品プロモーションであり、日本企業のビジネス機会創出や市場開拓に資する情報であるため。

対象部門: 経営者 広報 経理

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 ジェトロ
発表日 2026-06-10
分類 経済・産業トレンド

発表された内容

2026年06月10日

ジェトロは、6月11日(木曜)から7月9日(木曜)まで、JAPAN MALL事業の一環として、ウクライナで輸入・小売りなどを手掛けるワインビューロ(Wine Bureau LLC)と共同で日本産品のプロモーションを実施します。同社はウクライナの首都キーウで富裕層向けの小売りチェーン「グッドワイン」を運営しており、今回のプロモーションでは「グッドワイン」の店舗内とECサイトの両方で、日本酒や茶、化粧品などの商品をPRします。
ウクライナでは2022年のロシアによる全面侵攻が続いている一方、キーウでは市民の生活が維持されており、スーパーには輸入品を含む多様な商品が並んでいます。こうした状況を踏まえ、ジェトロは日本産品を通じてウクライナの人々の生活を支援するとともに、その認知拡大を図るプロモーションを実施します。「JAPAN WEEKS 2.0」と題し、店内の特設ディスプレイ展示、ニュースレター配信、ソーシャルメディア広告、インフルエンサー施策などを展開し、日本産品の魅力発信と認知向上を目指します。
2024年度(2024年4月~2025年3月)は、キーウ事務所の設立を契機として、ウクライナ支援の一環として消費者向けプロモーション「JAPAN WEEKS」を実施し、日本産品の認知向上と市場開拓に取り組みました。本年度は、ワインビューロ(Wine Bureau LLC)が既に調達した日本商品に加え、ジェトロの紹介により新たに調達された商品も活用し、「JAPAN WEEKS 2.0」を展開する予定です。
特にウクライナの首都キーウでは抹茶の人気が高く、前回のプロモーションでは、抹茶を使用したドリンクや菓子のSNS投稿、試食会が大きな反響を呼びました。これを踏まえ、本年度はオフライン施策を拡充し、バーにおける期間限定の抹茶メニュー展開を実施します。店内サイネージを活用するとともに、通常メニューにはない新規ドリンクを1品投入し、来店客に新たな体験を提供します。
戦時下にあっても、日本文化を体験・購入できる機会への関心は高く、本事業は「厳しい日常の中のささやかな安らぎ」として受け入れられることが期待されます。今後も長期化しかねない厳しい情勢を見据えつつ、継続的な取り組みを通じて現地市場の潜在性を引き出し、日本企業のビジネス機会の創出につなげていきます。

「JAPAN WEEKS 2.0」プロモーション概要

期間
2026年6月11日(木曜)~7月9日(木曜)
場所
グッドワイン店舗(キーウ市内3店舗)および自社ECサイト
プロモーション内容(予定)

特設ページの作成およびバナー掲載
自社ソーシャルメディアへの投稿
SNS広告およびインフルエンサー・マーケティング
ニュースレター配信
オフラインイベント
店舗ディスプレイの設置など

プロモーション実施例(2024年度実績)

ECサイトバナー

店舗ディスプレイ

SNS広告事例

SNS広告事例

ワインビューロ(Wine Bureau LLC)について
世界中からワインを仕入れ、直営店およびECサイトにて販売するウクライナの大手輸入ワイン卸売事業者。首都キーウに大型の高級ワインショップとスーパーマーケット「グッドワイン」を3店舗構える。既に日本メーカーの日本酒、ビール、ウィスキー、日本食、包丁やタオル、お茶などを販売中。ウェブサイト

JAPAN MALL事業について
JAPAN MALL事業は、海外ECバイヤーの調達販売を支援し、海外現地でのプロモーションを通じて日本商品の認知度向上および販売促進に貢献することを目的とした事業です。ジェトロは複数カ国・地域の海外ECバイヤーと連携しており、バイヤーのニーズに合う商品を紹介し、日本企業向けに商談機会の創出、商談のサポートを実施しております。海外におけるEC販売プロジェクト(JAPAN MALL事業)

参考資料

プロモーション対象企業(予定)

通番
商品カテゴリ
所在地

1
化粧品
大阪府

2
化粧品
東京都

3
お茶
福岡県

4
日本酒
茨城県

5
日本酒
京都府

6
日本酒
兵庫県

7
お菓子
岡山県

8
食器
愛知県

※2026年6月5日時点※掲載の対象商品は、都合により変更となる場合があります。

ジェトロ デジタルマーケティング部 プラットフォームビジネス課(担当:春田、磯野、黒澤、中丸)Tel:03-3582-4686E-mail:DNB@jetro.go.jp

お知らせ・記者発表

記者発表

2026年

ジェトロ、ウクライナで日本産品プロモーション 高級小売店と連携

ジェトロ公式SNSアカウント

出典: JETRO お知らせ・記者発表
URL: https://www.jetro.go.jp/news/releases/2026/db548347673b137c.html

時系列

主な数値

プロモーション期間 2026年6月11日~7月9日期間
グッドワイン店舗数 3店舗
プロモーション対象企業数 8社
ジェトロ連絡先電話番号 03-3582-4686電話番号

この事例から確認すべきポイント

ジェトロがウクライナの戦時下という困難な状況下で、現地パートナーと連携し日本産品のプロモーションを継続している事例です。特に、キーウの富裕層向け小売チェーン「グッドワイン」の店舗とECサイトの両方を活用し、日本酒、茶、化粧品といった多様な商品を展開している点が注目されます。前回のプロモーションで抹茶が好評だったことを踏まえ、オフラインでの抹茶メニュー展開を拡充するなど、過去のデータに基づいた施策改善が見られます。本事業は「厳しい日常の中のささやかな安らぎ」として日本文化体験を提供し、長期的な視点で現地市場の潜在性を引き出し、日本企業のビジネス機会創出を目指すものです。企業は、海外市場、特に政治的・経済的に不安定な地域への進出を検討する際、現地パートナーとの連携、文化的な側面からのアプローチ、そして継続的な取り組みの重要性を確認できます。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-06-10

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