ジェトロ、米フロリダ州で宇宙産業のビジネス環境視察ミッションを実施
最終確認日: 2026-08-27
この発表の要点
- ジェトロが米国フロリダ州オーランドとケープカナベラルで宇宙産業ビジネス環境視察ミッションを実施し、日本企業など25社・団体から30人が参加した。
- NASA施設やスペース・フロリダ、地元経済開発委員会(EDC)、セントラルフロリダ大学(UCF)等を訪問し、現地エコシステムを視察した。
- 日本側17社・団体とフロリダ側7社・団体による個別面談会が開催され、35件の面談が行われた。
企業・自治体への影響
宇宙産業への新規参入や海外展開を検討する企業の経営企画・事業開発部門に対し、米国フロリダ州の宇宙ビジネスエコシステムや現地パートナー候補との連携可能性に関する具体的な情報を提供する。
対応すべきこと
- ジェトロ等の公式発信や関連の地域・分析レポートを確認し、海外の宇宙産業動向を自社の事業計画へ共有する。
- 公的機関が主催する海外ビジネス環境視察ミッションや個別面談会の募集情報を把握し、今後の参加を検討する。
対象部門: 経営者 総務 広報
対応期限:要確認
基本データ
| 企業・団体 | 日本貿易振興機構(ジェトロ) |
|---|---|
| 業界 | 製造・運輸・物流 |
| 発表日 | 2026-08-26 |
| 分類 | 経済・産業トレンド |
発表された内容
2026年08月26日
ジェトロは8月20~21日、宇宙産業の集積地である米国フロリダ州オーランドとケープカナベラル(2026年7月15日付地域・分析レポート参照)にて、宇宙産業に焦点を当てたビジネス環境視察ミッションを実施した。同分野への新規参入や事業拡大を検討する日本企業など、25社・団体から30人が参加した。
20日には在マイアミ日本総領事館主催レセプションが開催され、フロリダ州側からは同州政府、自治体関係者や航空宇宙関連企業関係者など約20人が参加した。冒頭あいさつには、中野潤也総領事、同州商務省のアレックス・ケリー長官、同州運輸省のジャレッド・パーデュー長官、スペース・フロリダのロバート・ロング会長兼最高経営責任者(CEO)が登壇し、今回のミッションを通じて日米の商業宇宙分野での協力がさらに加速することへの期待が寄せられた(注)。
左から、中野潤也氏、アレックス・ケリー氏、ジャレッド・パーデュー氏(全てジェトロ撮影)
21日午前には、米国航空宇宙局(NASA)のケネディ宇宙センター(KSC)を訪問した。かつてはスペースシャトルの打ち上げに使われ、現在は多用途で活用されている格納庫を見学したほか、スペースシャトルの着陸に使われた滑走路を視察した。また、民間宇宙企業スペースXによるロケット打ち上げを視察後、スペース・フロリダにて、フロリダ州や同州東海岸の宇宙産業集積地域「スペースコースト」での宇宙産業の商業化に関する取り組みについて説明を受けた。
最後に飛んだスペースシャトル「アトランティス号」の着陸停止位置で(ジェトロ撮影)
スペース・フロリダの取り組みについて説明を受ける様子(ジェトロ撮影)
フロリダスペースコースト経済開発委員会(EDC)主催のランチセッションでは、民間宇宙企業ブルー・オリジンや航空宇宙・防衛大手ロッキード・マーティンのディフェンステックを専門とするベンチャー・キャピタルなど同地域に拠点を持つ宇宙関連企業とのネットワーキングが行われた。同EDCのリンダ・ウェザーマン社長兼CEOは、「商業宇宙分野でのビジネスチャンスを捉え、日本企業の視察団がスペースコースト地域を訪問したことは、大変喜ばしい」と述べ、日本企業の進出に期待を寄せた。
(左)ウェザーマン氏によるあいさつ、(右)ランチセッション参加者の集合写真(ともにジェトロ撮影)
午後には、セントラルフロリダ大学(UCF)を訪問し、月や火星のレゴリス(表層土壌)を模擬した材料(シミュラント)を開発・提供する「エクソリス・ラボ」(2026年7月15日付地域・分析レポート参照)を見学した。その後、州外企業の同州進出や州内スタートアップをサポートするUCFリサーチパーク・インキュベーターを訪問し、UCFが支援するスタートアップなどとのネットワーキングを行った。さらに、今後の協業連携に向けて、日本側17社・団体、フロリダ側7社・団体が参加する個別面談会を行い、35件の個別面談を実施した。
(左)UCFのインキュベーション・プログラムの説明を受ける様子、(右)個別面談の様子(ともジェトロ撮影)
参加者からは、「州政府、地元自治体、大学が形成するエコシステムと、その背景にある狙いや考え方を知ることができた」「潜在顧客の開拓や自社発展に向けて連携できる企業が多数あることに気付けた」「これから宇宙産業へ進出を試みる企業として、大手企業とネットワーキングできたことは非常にありがたい」などの感想が寄せられた。
(注)ケリー長官のあいさつでは、日本とフロリダ州の経済連携の事例として、2026年4月にフロリダ州など南部3州で実施された日米造船ミッション(2026年6月15日記事参照)が紹介された。
(木村勇翔)
(米国、日本)
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ジェトロ、米フロリダ州で宇宙産業のビジネス環境視察ミッションを実施
ジェトロ公式SNSアカウント
出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/08/401a4393e58c5d6b.html
時系列
- 2026-08-20 在マイアミ日本総領事館主催レセプションが開催され、フロリダ州政府や自治体、航空宇宙関連企業関係者ら約20人が参加。
- 2026-08-21 NASAケネディ宇宙センターの訪問、スペース・フロリダでの説明聴講、EDC主催ランチセッション、UCF訪問・個別面談会などを実施。
主な数値
| ミッション実施期間 | 8月20~21日日 |
|---|---|
| 参加企業・団体数 | 25社・団体 |
| 参加人数 | 30人 |
| レセプション参加者数(フロリダ州側) | 約20人 |
| 個別面談会 参加企業・団体数(日本側) | 17社・団体 |
| 個別面談会 参加企業・団体数(フロリダ側) | 7社・団体 |
| 実施された個別面談件数 | 35件 |
この事例から確認すべきポイント
本事例は、日本貿易振興機構(ジェトロ)が主導し、米国フロリダ州における宇宙産業の集積地(オーランド・ケープカナベラル)への日本企業の参入や事業拡大を支援したビジネス環境視察ミッションの実施報告である。NASAの施設見学に留まらず、州政府、自治体、大学、民間企業(ブルー・オリジン、ロッキード・マーティン関連VC等)が一体となったエコシステムの視察や、現地企業との35件に及ぶ個別面談が行われており、官民連携による海外展開支援の具体的な枠組みが示されている。広報・実務の観点からは、宇宙分野への新規参入を検討する企業にとって、現地の商機や現地エコシステムを把握するための有効な自治体・公的機関プログラムの活用事例として確認すべき内容である。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-08-26 / 最終確認: 2026-08-27
執筆・確認主体
この記事は、上記の公式出典を一次情報として PRaze編集部(株式会社スキルマーク)が構造化・要約したものです。 要約と分類の生成にはAIを使用しています。
数値・日付・組織名・金額は公式発表の原文から転記しており、 原文に記載のない事項を補って書くことはしていません。 内容の正確性は公式出典をご確認ください。
編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-08-27
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