経済・産業トレンド

ベンルック~ロンタイン高速道路が全線開通

ベトナム南部で2026年10月1日、タイニン省ベンルックとドンナイ市ロンタインを結ぶ全長約58キロの高速道路が全線開通した。2025年1月から一部区間が先行供用されており、今回残る約28キロの区間が供用を開始した。全線でETCを導入し、通行料金は車種や走行距離に応じて設定される。メコンデルタからロンタイン国際空港やカイメップ・チーバイ港へのアクセス向上が見込まれている。

最終確認日: 2026-10-10

この発表の要点

企業・自治体への影響

ベトナム南部での物流・運輸事業(輸送、倉庫、配送)に関係します。メコンデルタ地域と、ロンタイン国際空港およびカイメップ・チーバイ港との輸送ルート見直しを検討する物流部門や、ベトナム事業の現地拠点・営業部門に影響が及ぶ可能性があります。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 経理

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 日本貿易振興機構(ジェトロ)
業界 運輸・物流
発表日 2026-10-09
分類 経済・産業トレンド

発表された内容

2026年10月09日

添付資料(309 KB)

ベトナム南部で10月1日、タイニン省ベンルックとドンナイ市ロンタインを結ぶベンルック~ロンタイン高速道路が全線開通した(政府電子新聞10月1日、添付資料図参照)。同高速道路は全長約58キロ、4車線で、設計速度は時速100キロ。タイニン省ベンルックを起点とし、ホーチミン市~チュンルオン高速道路およびホーチミン市内の環状3号線と接続する。起点はホーチミン市中心部から約36キロ離れている。終点はドンナイ市の国道51号線との接続点で、建設中のロンタイン国際空港から約16キロの地点に位置する。総投資額は当初見込まれていた31兆3,200億ドンから29兆5,870億ドン(約1,805億円、1ドン=約0.0061円)に見直された。同高速道路は2014年に着工したが、2019年から2023年にかけて手続きや資金面の課題から工事が長期間停滞し、完成は当初計画より大幅に遅れた。

2025年1月からは、タイニン省ミーイエンからホーチミン市グエンバンタオ間、およびドンナイ省フオックアンから国道51号線間の計約30キロが先行して供用されていた。今回、フオックカイン橋を含む残る約28キロの区間が供用開始されたことで、全線開通となった。現時点では、大部分の区間で最高速度は時速90キロ、最低速度は時速60キロに制限されている。ビンカイン橋およびフオックカイン橋では最高速度が時速80キロとなる。全区間で電子料金徴収システム(ETC)を導入しており、通行料金は車種や走行距離に応じて、11万1,700ドンから44万6,774ドンまでとなる。

メコンデルタと南部物流拠点の接続強化へ
同高速道路の開通により、メコンデルタ地域から、建設が進むロンタイン国際空港および南部の主要な貿易港の1つであるカイメップ・チーバイ港へのアクセスが向上する。これまで同方面への車での移動は、ホーチミン市内を経由して約2時間を要したが、約40~45分に短縮される見込みだ。物流の利便性向上とともに、ホーチミン市内の交通渋滞緩和が期待される。

(ティエン・グエン)

(ベトナム)

ビジネス短信 ccb1343e4aaeefa0

関連情報

dummy

もっと見る

ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース

ベンルック~ロンタイン高速道路が全線開通

ジェトロ公式SNSアカウント

出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/10/ccb1343e4aaeefa0.html

時系列

主な数値

全長 58キロメートル(約)
車線数 4車線
設計速度 100キロ/時
全線開通日 2026-10-01日
起点からホーチミン市中心部までの距離 36キロメートル(約)
終点からロンタイン国際空港までの距離 16キロメートル(約)
当初見込みの総投資額 313200億ドン
見直し後の総投資額 295870億ドン
見直し後の総投資額(円換算) 1805億円(約)
換算レート 0.0061円/ドン(約)
着工年 2014年
先行供用区間の延長 30キロメートル(約)
今回供用開始区間の延長 28キロメートル(約)
大部分区間の最高速度 90キロ/時
大部分区間の最低速度 60キロ/時
橋区間の最高速度 80キロ/時
通行料金の下限 111700ドン
通行料金の上限 446774ドン
従来の所要時間 2時間(約)
短縮後の見込み所要時間 40~45分(約)

この事例から確認すべきポイント

本件は、ベトナム南部の高速道路が全線開通したことを伝える発表です。着工は2014年で、2019年から2023年にかけて手続きや資金面の課題から工事が長期間停滞したと記載されています。総投資額は当初見込みから見直されており、制度面や資金計画の変動が大規模インフラの工期と費用に影響しうる点は、海外事業を検討する企業にとって参考になります。一方、添付資料には図や詳細情報が含まれているとされますが、現時点で取得できた本文からは、停滞の具体的な経緯や資金調達の詳細、事業主体の情報は確認できませんでした。詳細は公式出典をご確認ください。実務上は、メコンデルタ方面と南部港湾・空港間の輸送時間短縮が見込まれることから、物流計画や配送ルートの見直し検討材料になります。ただし記載は見込みであり、速度制限や通行料金も変更されうるため、最新情報の確認が必要です。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-10-09 / 最終確認: 2026-10-10

執筆・確認主体

この記事は、上記の公式出典を一次情報として PRaze編集部(株式会社スキルマーク)が構造化・要約したものです。 要約と分類の生成にはAIを使用しています。

数値・日付・組織名・金額は公式発表の原文から転記しており、 原文に記載のない事項を補って書くことはしていません。 内容の正確性は公式出典をご確認ください。

編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-10-10

関連事例

自社のプレスリリースをPRazeに掲載しませんか?

無料でプレスリリースを掲載する