加工食品におけるカーボンフットプリント(CFP)算定のロールモデル創出に向けたモデル事業の参加企業が決定
この発表の要点
- 農林水産省は、令和8年度「加工食品CFP算定に係るモデル事業」の参加企業として株式会社サンラヴィアンを決定した。
- 本モデル事業は、加工食品におけるカーボンフットプリント(CFP)算定のロールモデルを創出し、食品業界の脱炭素化を推進することを目的としている。
- 事業は「みどりの食料システム戦略」に基づき、サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量把握と削減の可視化を目指す。
企業・自治体への影響
食品製造業や関連サプライチェーンに属する企業は、将来的にカーボンフットプリント(CFP)算定への対応が求められる可能性が高まります。特に中小企業は、本モデル事業の成果や「算定ガイド」を参照し、自社のGHG排出量可視化と削減に向けた準備を進める必要があります。
対応すべきこと
- 農林水産省が公表している「加工食品共通CFP算定ガイド」の内容を確認する。
- 本モデル事業の進捗や成果について、農林水産省の発表を継続的に注視する。
- 自社のサプライチェーンにおける温室効果ガス排出量の現状把握に着手する。
- 環境・サステナビリティ担当部門や経営層と連携し、CFP算定導入の可能性を検討する。
対象部門: 経営者 広報 経理 総務
対応期限:要確認
基本データ
| 企業・団体 | 農林水産省 |
|---|---|
| 業界 | 食品 |
| 発表日 | 2026-08-14 |
| 分類 | 行政処分・コンプライアンス |
発表された内容
令和8年8月14日
農林水産省
〇令和8年度「加工食品CFP(※注)算定に係るモデル事業」への参加企業を決定。
令和8年度「加工食品CFP算定に係るモデル事業」への参加企業について、厳正な審査の結果、参加企業1社を決定しました。注:製品・サービスのライフサイクルを通じた温室効果ガス排出量。
1. モデル事業への参加企業の決定について
令和8年6月22日(月曜日)から同年7月31日(金曜日)まで募集を行った「加工食品CFP算定に係るモデル事業」について、社内体制、目的、対象製品及び取組内容についての発信協力等を総合的に審査し、次の1社を参加企業として決定しました。
株式会社サンラヴィアン
2. 「加工食品CFP算定に係るモデル事業」の事業概要について
令和3年5月に策定された「みどりの食料システム戦略」では、フードサプライチェーン全体を通じた脱炭素化の推進を掲げています。 その実現に向けては、サプライチェーン全体の温室効果ガス(以下「GHG」という。)排出量をより正確に把握するとともに、排出削減の成果のモニタリングや、食品事業者によるGHG排出量削減の取組の可視化等に活用できるCFP算定を推進することが重要です。農林水産省では、算定の考え方を示した「加工食品共通CFP算定ガイド」(以下「算定ガイド」という。)を令和7年4月に公表しました。さらに、算定ガイド等を参照した食品事業者によるCFP算定を支援するため「令和7年度モデル事業」を実施し、その結果を踏まえ、令和8年3月に「算定ガイド」を実践的な観点で改定しました。 本事業は、食品業界におけるCFP算定支援を行うことで、中小企業を含む幅広い事業者にとって先進的なロールモデルを創出することを目的としています。
3. 実施内容について
本モデル事業は、算定ガイド等を参照しながら、自社製品のCFPを算定する食品事業者を募集するものです。事業の詳細については、次のプレスリリースをご参照ください。令和8年度加工食品カーボンフットプリント(CFP)算定のロールモデルとなる食品事業者を募集します:農林水産省
お問合せ先
大臣官房みどりの食料システム戦略グループ
担当者:地球温暖化対策調整・推進班代表:03-3502-8111(内線3289)ダイヤルイン:03-6744-2473
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。
出典: www.maff.go.jp
URL: https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/260814.html
時系列
- 2021-05-01 「みどりの食料システム戦略」が策定された。
- 2025-04-01 「加工食品共通CFP算定ガイド」が公表された。
- 2025-04-01 令和7年度モデル事業が実施された。
- 2026-03-01 「算定ガイド」が実践的な観点で改定された。
- 2026-06-22 「加工食品CFP算定に係るモデル事業」の募集が開始された。
- 2026-07-31 「加工食品CFP算定に係るモデル事業」の募集が終了した。
- 2026-08-14 令和8年度「加工食品CFP算定に係るモデル事業」への参加企業が決定・発表された。
主な数値
| 参加企業数 | 1社 |
|---|---|
| モデル事業募集期間 | 2026-06-22から2026-07-31期間 |
この事例から確認すべきポイント
本発表は、農林水産省が推進する加工食品分野におけるカーボンフットプリント(CFP)算定のモデル事業において、参加企業が決定したことを示すものです。この取り組みは、「みどりの食料システム戦略」に基づくフードサプライチェーン全体の脱炭素化を具体的に推進するものであり、CFP算定の標準化と普及を目指しています。特に、中小企業を含む幅広い事業者がCFP算定に取り組むための先進的なロールモデルを創出することが目的とされており、食品業界全体のGHG排出量削減に向けた基盤構築の重要性が強調されています。企業は、CFP算定ガイドの活用や、先行事例から学び、自社のサプライチェーンにおけるGHG排出量可視化と削減に向けた具体的な行動計画を策定することが求められます。また、消費者や取引先からの環境配慮への要求が高まる中、CFP算定は企業の競争力強化にも繋がる可能性があります。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-08-14
関連事例
- 株式会社PLANTにおける水産加工品の不適正表示に対する措置について
- 輸入食品に対する検査命令の実施 (コートジボワール産ごまの種子)
- 「令和8年熊本地震に関する農林水産省緊急自然災害対策本部」(第11回)の開催について
- 「令和8年熊本地震に関する農林水産省緊急自然災害対策本部」(第10回)の開催について
- 令和8年熊本地震による災害の影響を受けた農業者等に対する金融上の支援措置について
自社のプレスリリースをPRazeに掲載しませんか?
無料でプレスリリースを掲載する