世界最大級のゲーム見本市「gamescom 2026」、前年を上回る規模で開催、多くの来場者でにぎわう
この発表の要点
- 「gamescom 2026」が8月26~30日にドイツ・ケルンで開催され、世界131カ国から36万8,000人が来場した。
- 全フロアのブースが開催史上初めて完売し、66カ国から1,743社が出展するなど前年を上回る規模となった。
- インディーエリアが前年比16%拡大し過去最多の420社以上が出展、ジェトロやCESAも日本の中小クリエーター支援ブースを設置した。
企業・自治体への影響
ゲーム関連企業や海外展開を視野に入れるIT・エンターテインメント関連部門にとって、欧州市場の動向や海外イベントの規模感を把握するための重要な情報となる。
対応すべきこと
- 公式出典やジェトロの発表詳細を確認し、欧州市場のトレンドを自社のマーケティング部門や海外事業部門へ共有する。
- 次回の「gamescom 2027」(2027年8月25~29日開催予定)に向けた出展や視察の検討スケジュールを早期に確認・管理する。
- 中小クリエーター向けの支援プログラム(ジェトロやCESAの枠組み等)の活用可能性を法務・事業企画部門で調査する。
対象部門: 経営者 広報
対応期限:要確認
基本データ
| 企業・団体 | 日本貿易振興機構(ジェトロ) |
|---|---|
| 業界 | IT・ソフトウェア |
| 発表日 | 2026-09-14 |
| 分類 | 経済・産業トレンド |
発表された内容
2026年09月14日
世界最大級のゲーム見本市「ゲームズコム(gamescom)2026」が8月26~30日、ドイツ西部のケルンで開催され、世界131カ国から来場した36万8,000人でにぎわった。
2026年は全フロアのブースが開催史上初めて完売し、出展者数も66カ国から1,743社が集まるなど、前年を上回る規模での開催となった。大手ゲーム企業が巨大なブースを構えるエリアにはコナミやセガ、カプコンなど日本企業も出展しており、数多くの来場者が最新ゲームを試遊しようと長蛇の列をなしていた。また、ゲームやアニメに関連するキャラクター商品やコスプレ関連グッズを販売するエリアもあり、若年層の来場者で活況を呈した。
会場の様子(ジェトロ撮影)
とりわけ中小規模のクリエーターのゲームを集めたインディーエリアが、前年比で16%拡大したことが今回のトピックの1つで、過去最多の420社以上が集うエリアとなった。同エリアにはジェトロもブースを設置し、日本の中小規模のクリエーターによる30タイトルのゲームを紹介した。また、隣接するブースにはコンピュータエンターテインメント協会(CESA)が出展し、「トップゲームクリエーターズ・アカデミー(TGCA)」プログラムに参加する8組のクリエーターが出展した。なお、同エリアには日本のほかに韓国やブラジル、インド、トルコなどの各国もブースを構え、成長が見込まれる欧州のゲーム市場にチャンスを見いだそうとする様子がうかがえた。
インディーエリアのジェトロブースの様子(ジェトロ撮影)
また、会期2日目には、フランク・ワルター・シュタインマイヤー大統領がドイツの国家元首としては初めてゲームズコムに来場した。同日に行われたゲームズコム・コングレスでの演説でシュタインマイヤー大統領は、「ゲームはいまやわれわれの文化的生活の一部になっている」と述べ、ゲームは新しく、ダイナミックなメディアとして重要な地位を築いており、そこから生まれる一体感や創造性、エネルギーなどのポジティブな可能性を現実社会に生かすよう呼びかけた。
次回のゲームズコムは2027年8月25~29日に開催予定。
(櫻澤健吾)
(ドイツ、日本)
ビジネス短信 2711ad009c76d59c
関連情報
dummy
もっと見る
ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース
世界最大級のゲーム見本市「gamescom 2026」、前年を上回る規模で開催、多くの来場者でにぎわう
ジェトロ公式SNSアカウント
出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/09/2711ad009c76d59c.html
時系列
- 2026-08-26 ドイツ・ケルンにて「gamescom 2026」が開幕(開催期間は8月26~30日)
- 2026-08-27 会期2日目にフランク・ワルター・シュタインマイヤー大統領がドイツ国家元首として初めて来場
- 2026-09-14 ジェトロがビジネス短信にて開催結果を発表
- 2027-08-25 次回「gamescom 2027」の開催予定日(8月25〜29日)
主な数値
| 来場者数 | 368000人 |
|---|---|
| 来場国の数 | 131カ国 |
| 出展者数 | 1743社 |
| 出展国の数 | 66カ国 |
| インディーエリアの拡大率 | 16% |
| インディーエリアの出展企業数 | 420社以上 |
| ジェトロブースでの紹介タイトル数 | 30タイトル |
| TGCAプログラムの参加クリエーター組数 | 8組 |
この事例から確認すべきポイント
本発表は、世界最大級のゲーム見本市「gamescom 2026」の開催実績と、日本企業および中小クリエーターの海外展開の動向を伝えるものである。全フロアの完売や国家元首の初来場など、欧州市場におけるゲーム産業のプレゼンス向上を示している。広報・マーケティング実務においては、欧州をはじめとする海外市場への進出や、インディーエリアを活用した小規模開発タイトルの海外展開戦略を検討する上で重要なベンチマークデータとなる。次回開催に向けた出展計画や海外パートナーシップ構築の参考情報として活用できる。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-09-14
関連事例
- 中・東欧最大級の産業機械関連展示会「国際エンジニアリングフェア(MSV 2026)」に15社が出展 ―日本企業の高い技術力を“欧州の製造業の集積地”チェコから欧州市場へ発信―
- ペルー、米国主導の「米州の盾」加盟へ
- 東方経済フォーラム、輸送・インフラ分野などで328件の協力文書締結
- 米中間選挙の投票は「トランプ大統領への抗議の意思表示」が45%、共和党候補に逆風、世論調査
- 米国務省、コロンビアと重要鉱物などで協力に合意、議会は供給確保に関し公聴会開催
自社のプレスリリースをPRazeに掲載しませんか?
無料でプレスリリースを掲載する