統計・調査データ

令和8年4月の米穀流通の動向(集荷、販売、民間在庫)

農林水産省は、令和8年4月末時点の米穀流通動向を発表しました。令和7年産米の集荷数量は266.0万玄米トン(対前年同月比+25.6万玄米トン)、民間在庫量は249万玄米トン(対前年同月比+81万玄米トン)となりました。米穀販売事業者の4月の販売数量は前年同月比87.4%と減少しましたが、販売価格は小売事業者向けで102.9%、中食・外食事業者等向けで120.4%と上昇しています。本発表は、米政策見直しの一環として需給・価格情報を提供するものです。

この発表の要点

企業・自治体への影響

米穀の生産者、集荷業者、卸売業者、小売業者、中食・外食事業者など、米穀流通に関わる企業は、本発表の需給・価格動向を把握し、今後の仕入れ、販売、在庫管理、生産計画に影響を与える可能性があります。特に、販売数量の減少と価格の上昇という複合的な状況は、経営戦略の見直しを促す可能性があります。

対応すべきこと

対応優先度:  米穀の需給・価格動向は、米穀関連事業者の経営戦略に直接影響を与える重要な情報であるため。

対象部門: 経営者 総務 経理

対応期限:定期確認

基本データ

企業・団体 農林水産省
業界 農業・食品
発表日 2026-05-29
分類 統計・調査データ

発表された内容

令和8年4月の米穀流通の動向(集荷、販売、民間在庫)

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令和8年5月29日
農林水産省

〇 令和8年4月末の令和7年産米の集荷数量は、対前年同月+25.6万玄米トンの266.0万玄米トン。〇 令和8年4月末の民間在庫量は、対前年同月+81万玄米トンの249万玄米トン。

農林水産省は、(1)「令和7年産米の産地別集荷・販売状況(令和8年4月末)」、(2)「民間在庫の推移(令和8年4月末)」及び(3)「米穀販売事業者における販売数量・販売価格の動向(令和8年4月)」について、米の出荷・販売業者、団体等から報告のあった内容を取りまとめました。

1.概要
(1) 令和7年産米の産地別集荷・販売状況(令和8年4月末)令和8年4月末現在の出荷業者の全国の集荷数量は266.0万玄米トン(対前年同月差+25.6万玄米トン)、契約数量は242.9万玄米トン(対前年同月差+8.1万玄米トン)、販売数量は118.1万玄米トン(対前年同月差▲21.0万玄米トン)となっています。(2) 民間在庫の推移(令和8年4月末)令和8年4月末現在の全国の民間在庫は、出荷・販売段階の計で249万玄米トン(対前年同月差+81万玄米トン)となっており、出荷段階は184万玄米トン(対前年同月差+59万玄米トン)、販売段階は65万玄米トン(対前年同月差+22万玄米トン)となっています。(3) 米穀販売事業者における販売数量・販売価格の動向(令和8年4月)米穀販売事業者が販売している精米の全体数量・価格(売り渡した政府備蓄米を含む)の動向を指数化したものです。令和8年4月の販売数量は前年同月比87.4%(うち小売事業者向けは前年同月比84.7%、中食・外食事業者等向けは前年同月比91.1%)。また、令和8年4月の販売価格は、小売事業者向けは前年同月比102.9%、中食・外食事業者等向けは前年同月比120.4%となっています。
2.公表資料
本資料及び過去の調査結果は、当省ホームページから御覧になれます。https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/aitaikakaku.html<添付資料>

令和7年産米の産地別集荷・販売状況(累計、うるち米、令和8年4月末現在)(速報)(PDF : 149KB)
民間在庫の推移(速報)(PDF : 153KB)
米穀販売事業者における販売数量・販売価格の動向(速報)(PDF : 90KB)

<参考資料>

集荷業者の米の集荷・契約・販売状況の推移(PDF : 183KB)
令和8年4月末民間在庫量のポイント(PDF : 222KB)

(参考)背景
平成30年産からの米政策の見直しにおいては、生産者や集荷業者・団体の主体的な経営判断や販売戦略に基づき、需要に応じた米生産ができるよう環境整備を進めることとしており、その一環として、平成26年3月から米の流通に係るよりきめ細かい需給・価格情報、販売進捗・在庫情報等の提供を行っています。

お問合せ先
農産局農産政策部企画課
担当者:米流通調査班代表:03-3502-8111(内線5050)ダイヤルイン:03-3502-8560

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出典: 農林水産省 プレスリリース
URL: https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kikaku/260529.html

時系列

主な数値

令和7年産米の集荷数量(令和8年4月末) 266.0万玄米トン
令和7年産米の集荷数量(対前年同月差) +25.6万玄米トン
民間在庫量(令和8年4月末) 249万玄米トン
民間在庫量(対前年同月差) +81万玄米トン
契約数量(令和8年4月末) 242.9万玄米トン
契約数量(対前年同月差) +8.1万玄米トン
販売数量(令和8年4月末) 118.1万玄米トン
販売数量(対前年同月差) -21.0万玄米トン
米穀販売事業者における販売数量(令和8年4月、前年同月比) 87.4%
米穀販売事業者における販売数量(小売事業者向け、令和8年4月、前年同月比) 84.7%
米穀販売事業者における販売数量(中食・外食事業者等向け、令和8年4月、前年同月比) 91.1%
米穀販売事業者における販売価格(小売事業者向け、令和8年4月、前年同月比) 102.9%
米穀販売事業者における販売価格(中食・外食事業者等向け、令和8年4月、前年同月比) 120.4%

この事例から確認すべきポイント

本発表は、米政策見直しの一環として、生産者や集荷業者・団体が需要に応じた米生産を行うための環境整備として提供される需給・価格情報です。令和8年4月時点のデータからは、令和7年産米の集荷量および民間在庫量が前年同月を上回る一方で、販売数量は減少していることが示されています。特に、米穀販売事業者における販売数量は全体で前年同月比87.4%と減少傾向にあるものの、販売価格は小売事業者向けで102.9%、中食・外食事業者等向けで120.4%と上昇している点が注目されます。これは、供給過多の状況下でも価格が上昇している可能性を示唆しており、需給バランスと価格形成メカニズムについて、より詳細な分析が求められます。企業はこれらの動向を把握し、今後の仕入れや販売戦略に反映させる必要があります。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-05-29

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