コンテック製CONPROSYSシリーズにおける複数の脆弱性
この発表の要点
- 株式会社コンテック製CONPROSYSシリーズの複数製品に複数の脆弱性が存在することが判明
- OSコマンドインジェクションや認証の欠如、クロスサイトスクリプティングなど多様な脆弱性が含まれる
- 各製品で指定されたバージョン未満のものが影響を受ける
企業・自治体への影響
製造業やITインフラ等でCONPROSYSシリーズを利用している企業において、遠隔からの任意のコード実行や不正アクセス、情報漏えいなどの深刻なセキュリティリスクが生じる可能性がある。
対応すべきこと
- 公式出典や株式会社コンテックからの情報を確認し、自社で導入しているCONPROSYSシリーズの型番およびバージョンを棚卸しする
- 該当する製品がある場合は、速やかにアップデートや対策パッチの適用を実施する
- 情報システム部門および関連部署へ本脆弱性の内容を共有する
対象部門: 総務 法務 情シス
対応期限:速やかに確認
基本データ
| 企業・団体 | 株式会社コンテック |
|---|---|
| 業界 | IT・ソフトウェア |
| 発表日 | 2026-09-10 |
| 分類 | サイバーセキュリティ |
発表された内容
公開日:2026/09/10 最終更新日:2026/09/10
JVNVU#96551518
コンテック製CONPROSYSシリーズにおける複数の脆弱性
株式会社コンテックが提供するCONPROSYSシリーズには、複数の脆弱性が存在します。
CVE-2026-82773、CVE-2026-82774、CVE-2026-82775、CVE-2020-7746
CONPROSYS M2M Gatewayシリーズ
M2M Gatewayコンパクトタイプ CPS-MG341* 4.1.0より前のバージョン
M2M Gatewayスタックタイプ CPS-MGS341* 4.1.0より前のバージョン
CONPROSYS M2Mコントローラ
M2Mコントローラコンパクトタイプ CPS-MC341 4.1.0より前のバージョン
M2Mコントローラスタックタイプ CPS-MCS341* 4.1.0より前のバージョン
CVE-2026-82776、CVE-2026-82777、CVE-2026-82778、CVE-2020-7746
CONPROSYS PACシリーズ
コンパクトタイプ CPS-PC341□□-*-9201 3.0.0より前のバージョン
スタックタイプ CPS-PCS341□□-DS1-1201 3.0.0より前のバージョン
CVE-2026-82779、CVE-2026-82780、CVE-2020-7746
CONPROSYS TMシリーズ
CPS-TM341G5MB-ADSC1-931 2.19より前のバージョン
CPS-TM341MB-ADSC1-931 2.19より前のバージョン
CPS-TM341GMB-ADSC1-931 2.19より前のバージョン
CVE-2026-82781、CVE-2026-82782、CVE-2026-82764、CVE-2026-82783
CONPROSYS Nanoシリーズ
リモートI/Oカプラユニット(サーバタイプ) CPSN-MCB271-* 1.82より前のバージョン
リモートI/Oカプラユニット(EtherNet/IPアダプタ) CPSN-EOB471EI-□1 1.02より前のバージョン
プログラマブルリモートI/Oカプラユニット(ソフトPLCタイプ) CPSN-PCB271-S1-041 1.61より前のバージョン
CVE-2026-82784、CVE-2026-82785、CVE-2026-82786
CONPROSYS Nanoシリーズ
リモートI/Oカプラユニット(サーバタイプ) CPSN-MCB271-* 1.82より前のバージョン
CVE-2026-82787、CVE-2026-82788、CVE-2020-7746
CONPROSYS IO-Linkマスター
CPSL-08P1EN 2.3.10より前のバージョン
CVE-2026-82789
CONPROSYS HMI SYSTEM(CHS) 3.8.0より前のバージョン
株式会社コンテックが提供するCONPROSYSシリーズには、次の複数の脆弱性が存在します。
クロスサイトスクリプティング(CWE-79)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:A/VC:N/VI:N/VA:N/SC:L/SI:L/SA:N 基本値 5.1
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値 6.1
CVE-2026-82773、CVE-2026-82776、CVE-2026-82788
OSコマンドインジェクション(CWE-78)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:L/UI:N/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 8.7
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 8.8
CVE-2026-82774、CVE-2026-82777、CVE-2026-82779
ディレクトリリスティングによる情報漏えい(CWE-548)
CVSS:4.0/CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:L/UI:N/VC:L/VI:N/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 5.3
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N 基本値 4.3
CVE-2026-82775、CVE-2026-82778
脆弱なサードパーティ製コンポーネントの使用(CWE-1395)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:L/UI:N/VC:N/VI:N/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 7.1
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H 基本値 7.5
本問題はchart.jsの脆弱性(CVE-2020-7746)に起因しています。
アップロードするファイルの検証が不十分(CWE-434)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:L/UI:N/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 8.7
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 8.8
CVE-2026-82780
クロスサイトスクリプティング(CWE-79)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:A/VC:N/VI:N/VA:N/SC:L/SI:L/SA:N 基本値 5.1
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値 5.4
CVE-2026-82781
境界外書き込み(CWE-787)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:L/UI:N/VC:N/VI:N/VA:L/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 5.3
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:L 基本値 4.3
CVE-2026-82782
クロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:A/VC:N/VI:L/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 5.1
CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:L/A:N 基本値 4.3
CVE-2026-82764
パスワードの平文保存(CWE-256)
CVSS:4.0/AV:P/AC:H/AT:N/PR:N/UI:N/VC:H/VI:N/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 4.1
CVSS:3.1/AV:P/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N 基本値 4.2
CVE-2026-82783
重要な機能に対する認証の欠如(CWE-306)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:N/VC:L/VI:L/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 6.9
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:L/A:N 基本値 6.5
CVE-2026-82784
スタックベースのバッファオーバーフロー(CWE-121)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:L/UI:N/VC:N/VI:N/VA:L/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 5.3
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:L 基本値 4.3
CVE-2026-82785
認証情報の不十分な保護(CWE-522)
CVSS:4.0/AV:N/AC:H/AT:N/PR:N/UI:N/VC:H/VI:N/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N 基本値: 8.2
CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:L/UI:N/S:C/C:H/I:N/A:N 基本値: 6.3
CVE-2026-82786
重要な機能に対する認証の欠如(CWE-306)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:L/UI:N/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値: 8.7
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 9.8
CVE-2026-82787
Evalインジェクション(CWE-95)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:L/UI:N/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値: 8.7
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 8.8
CVE-2026-82789
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
当該製品の設定画面にアクセスしたユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される(CVE-2026-82773、CVE-2026-82776、CVE-2026-82781、CVE-2026-82788)
当該製品にログイン可能な攻撃者によって、任意のOSコマンドを実行される(CVE-2026-82774、CVE-2026-82777
出典: jvn@jvn.jp
URL: https://jvn.jp/vu/JVNVU96551518/
時系列
- 2026-09-10 JVNVU#96551518としてコンテック製CONPROSYSシリーズにおける複数の脆弱性が公開された
この事例から確認すべきポイント
本件は、株式会社コンテックが提供するCONPROSYSシリーズにおける複数の脆弱性に関する注意喚起です。OSコマンドインジェクションや認証の欠如など、製品の制御権奪取や情報漏えいにつながる重大な脆弱性が含まれており、対象製品を利用中の企業においては不正アクセスやシステムの停止リスクが生じます。実務においては、まず自社環境における該当製品の有無およびバージョンを速やかに棚卸しし、公式情報の案内に沿ったファームウェアのアップデートや設定見直し等の対策を講じる必要があります。また、サプライチェーン全体での脆弱性管理の徹底が求められます。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-09-10
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