コンテック製無線LAN FLEXLANシリーズにおける複数の脆弱性
この発表の要点
- コンテック製無線LAN FLEXLANシリーズの複数製品に複数の脆弱性が存在
- OSコマンドインジェクションやバッファオーバーフロー等により任意のコマンドやプログラム実行のおそれ
- 開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版にアップデートする必要がある
企業・自治体への影響
社内ネットワーク等でコンテック製無線LAN FLEXLANシリーズを利用している企業・組織において、不正アクセスや任意コード実行、情報漏えい等のセキュリティインシデントが発生するリスクがある。情シス部門やネットワーク管理部門における迅速な機器の棚卸しと対応が必要となる。
対応すべきこと
- 自社内で稼働している無線LAN FLEXLANシリーズの型番とファームウェアバージョンを確認する
- 公式情報および開発者提供の案内をもとに、対象製品のファームウェアを最新版にアップデートする
- 関連部門へ脆弱性情報を共有し、ネットワーク機器の管理体制を確認する
対象部門: 総務 法務 情シス
対応期限:速やかに確認
基本データ
| 企業・団体 | 株式会社コンテック |
|---|---|
| 業界 | IT・ソフトウェア |
| 発表日 | 2026-09-10 |
| 分類 | サイバーセキュリティ |
発表された内容
公開日:2026/09/10 最終更新日:2026/09/10
JVNVU#99009004
コンテック製無線LAN FLEXLANシリーズにおける複数の脆弱性
株式会社コンテックが提供する無線LAN FLEXLANシリーズには、複数の脆弱性が存在します。
CVE-2026-82762、CVE-2026-82763、CVE-2026-82764、CVE-2026-82765
FX5000シリーズ
FXA5000 1.12.00より前のバージョン
FXA5020 1.12.00より前のバージョン
FXA5020-□□ 1.12.00より前のバージョン
FXE5000 1.12.00より前のバージョン
FXE5000-□□ 1.12.00より前のバージョン
FXS5000-□□ 1.12.00より前のバージョン
FXS5021 1.12.00より前のバージョン
FX4000シリーズ
FXE4000 1.14.00より前のバージョン
FXE4000-WP 1.14.00より前のバージョン
FXS4000 1.14.00より前のバージョン
FXS4020 1.14.00より前のバージョン
FX3000シリーズ
FXA3000 1.20より前のバージョン
FXA3000-□□ 1.20より前のバージョン
FXA3020 1.20より前のバージョン
FXA3020-□□ 1.20より前のバージョン
FXA3200 1.20より前のバージョン
FXE3000 1.20より前のバージョン
FXE3000-□□ 1.20より前のバージョン
FXE3000-WP 1.20より前のバージョン
FXS300□-CN 1.20より前のバージョン
CVE-2026-82764、CVE-2026-82766、CVE-2026-82767、CVE-2026-82768
SGA1000 1.02より前のバージョン
CVE-2026-82764、CVE-2026-82769、CVE-2026-82770
RP-WAH-SRシリーズ
RP-WAH-SR1 1.03より前のバージョン
RP-WAH-SR2 1.03より前のバージョン
RP-WAH-SR12 1.02より前のバージョン
RP-WAH-SR22 1.02より前のバージョン
CVE-2026-82764、CVE-2026-82771、CVE-2026-82772
EC1000シリーズ
ECE1000 1.02より前のバージョン
ECE1020 1.02より前のバージョン
ECS1020 1.02より前のバージョン
株式会社コンテックが提供する無線LAN FLEXLANシリーズには、次の複数の脆弱性が存在します。
OSコマンドインジェクション(CWE-78)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:L/UI:N/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 8.7
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 8.8
CVE-2026-82762、CVE-2026-82766
クロスサイトスクリプティング(CWE-79)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:L/UI:A/VC:N/VI:N/VA:N/SC:L/SI:L/SA:N 基本値 4.8
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値 5.4
CVE-2026-82763、CVE-2026-82769、CVE-2026-82771
クロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:A/VC:N/VI:L/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 5.1
CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:L/A:N 基本値 4.3
CVE-2026-82764
パストラバーサル(CWE-23)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:L/UI:N/VC:H/VI:H/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 8.6
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:N 基本値 8.1
CVE-2026-82765、CVE-2026-82768
クロスサイトスクリプティング(CWE-79)
CVSS:4.0/AV:A/AC:L/AT:N/PR:N/UI:A/VC:N/VI:N/VA:N/SC:L/SI:L/SA:N 基本値 4.8
CVSS:3.1/AV:A/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値 5.2
CVE-2026-82767
バッファオーバーフロー(CWE-120)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:L/UI:N/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 8.7
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 8.8
CVE-2026-82770、CVE-2026-82772
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
当該製品にログイン可能な攻撃者によって、任意のOSコマンドを実行される(CVE-2026-82762、CVE-2026-82766)
当該製品の設定画面にアクセスしたユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される(CVE-2026-82763、CVE-2026-82767、CVE-2026-82769、CVE-2026-82771)
当該製品にログインした状態のユーザが、細工されたページにアクセスした場合、意図しない操作をさせられる(CVE-2026-82764)
FTPで当該製品にアクセス可能な攻撃者によって、サーバ上の任意のファイルを閲覧されたり改ざんされたりする(CVE-2026-82765、CVE-2026-82768)
攻撃者によって当該製品のWebサービスに細工されたリクエストを送信された場合、任意のプログラムを実行される(CVE-2026-82770、CVE-2026-82772)
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートしてください。
ベンダ
リンク
株式会社コンテック
当社FLEXLANシリーズ製品における脆弱性について(PDF)
この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者がJPCERT/CCに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
CVE-2026-82762
CVE-2026-82763
CVE-2026-82764
CVE-2026-82765
CVE-2026-82766
CVE-2026-82767
CVE-2026-82768
CVE-2026-82769
CVE-2026-82770
CVE-2026-82771
CVE-2026-82772
JVN iPedia
Copyright (c) 2000-2026 JPCERT/CC and IPA. All rights reserved.
出典: jvn@jvn.jp
URL: https://jvn.jp/vu/JVNVU99009004/
時系列
- 2026-09-10 コンテック製無線LAN FLEXLANシリーズにおける複数の脆弱性に関する情報が公開された
主な数値
| 対象シリーズ数 | 6シリーズ |
|---|
この事例から確認すべきポイント
本件は、株式会社コンテックが提供する無線LAN FLEXLANシリーズに複数の深刻な脆弱性(OSコマンドインジェクションやバッファオーバーフローなど)が発見された事案です。攻撃者による任意のコマンド実行やファイル閲覧・改ざんなどのリスクがあり、影響範囲は複数シリーズの広範囲に及びます。企業や組織において当該製品を利用している場合、ネットワーク機器を起点とした不正アクセスや情報漏えいにつながるおそれがあるため、速やかなファームウェアのアップデートと影響を受ける機器の特定・管理体制の見直しが強く求められます。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-09-10
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