コンテック製PC-HELPERシリーズにおける複数の脆弱性
この発表の要点
- コンテック製PC-HELPERシリーズの複数製品に複数の脆弱性が存在
- OSコマンドインジェクションやクロスサイトスクリプティング等の脆弱性が確認されている
- 開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版にアップデートする必要がある
企業・自治体への影響
対象製品を導入している企業や組織において、不正アクセスや任意のコード実行等によるセキュリティリスクが生じる可能性がある。情報システム部門や設備管理部門での確認が必要となる。
対応すべきこと
- 公式情報にて自社で稼働しているPC-HELPERシリーズの型番およびバージョンが対象に該当するか確認する
- 開発者が提供するファームウェアのアップデート情報を確認し、適用作業を実施する
- 脆弱性に関する詳細情報を情シス部門や関係部署へ共有する
対象部門: 情シス 総務
対応期限:速やかに確認
基本データ
| 企業・団体 | 株式会社コンテック |
|---|---|
| 業界 | IT・ソフトウェア |
| 発表日 | 2026-09-10 |
| 分類 | サイバーセキュリティ |
発表された内容
公開日:2026/09/10 最終更新日:2026/09/10
JVNVU#90314828
コンテック製PC-HELPERシリーズにおける複数の脆弱性
株式会社コンテックが提供するPC-HELPERシリーズには、複数の脆弱性が存在します。
CVE-2026-82790、CVE-2026-82764
PC-HELPER ワイヤレスI/O DIO-0404RY-LWF 1.01.00より前のバージョン
PC-HELPER ワイヤレスI/O DIO-0404RY-LWF-US 1.01.00より前のバージョン
CVE-2026-82791、CVE-2026-82792、CVE-2026-82793
CAN 2.0B通信 無線LAN/USBコンバータユニット
CAN-2-WF 2.20より前のバージョン
CAN-2-USB 2.20より前のバージョン
株式会社コンテックが提供するPC-HELPERシリーズには、次の複数の脆弱性が存在します。
クロスサイトスクリプティング(CWE-79)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:L/UI:A/VC:N/VI:N/VA:N/SC:L/SI:L/SA:N 基本値 4.8
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値 5.4
CVE-2026-82790
クロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:A/VC:N/VI:L/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 5.1
CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:L/A:N 基本値 4.3
CVE-2026-82764
OSコマンドインジェクション(CWE-78)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:L/UI:N/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 8.7
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 8.8
CVE-2026-82791
クロスサイトスクリプティング(CWE-79)
CVSS:4.0/AV:A/AC:L/AT:N/PR:N/UI:A/VC:N/VI:N/VA:N/SC:L/SI:L/SA:N 基本値 4.8
CVSS:3.1/AV:A/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値 5.2
CVE-2026-82792
アップロードするファイルの検証が不十分(CWE-434)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:H/UI:N/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 8.6
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 7.2
CVE-2026-82793
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
当該製品の設定画面にアクセスしたユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される(CVE-2026-82790、CVE-2026-82792)
当該製品にログインした状態のユーザが、細工されたページにアクセスした場合、意図しない操作をさせられる(CVE-2026-82764)
当該製品にログイン可能な攻撃者によって、任意のOSコマンドを実行される(CVE-2026-82791)
攻撃者によって細工したファームウェアをアップロードされた場合、任意のコードを実行される(CVE-2026-82793)
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートしてください。
ベンダ
リンク
株式会社コンテック
当社PC-HELPERシリーズ製品における脆弱性について(PDF)
この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者がJPCERT/CCに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
CVE-2026-82790
CVE-2026-82764
CVE-2026-82791
CVE-2026-82792
CVE-2026-82793
JVN iPedia
2026/09/10
[想定される影響]の誤記を修正しました
Copyright (c) 2000-2026 JPCERT/CC and IPA. All rights reserved.
出典: jvn@jvn.jp
URL: https://jvn.jp/vu/JVNVU90314828/
時系列
- 2026-09-10 コンテック製PC-HELPERシリーズにおける複数の脆弱性情報が公開され、[想定される影響]の誤記が修正された。
この事例から確認すべきポイント
株式会社コンテックが提供するPC-HELPERシリーズにおいて、複数の脆弱性(CVE-2026-82790、CVE-2026-82764、CVE-2026-82791、CVE-2026-82792、CVE-2026-82793)が確認された。影響にはクロスサイトスクリプティングやOSコマンドインジェクション等が含まれ、最悪の場合は任意のコード実行やシステム制御に影響を及ぼす可能性がある。実務においては、該当製品の利用状況を早急に棚卸しし、開発者が提供するファームウェアのアップデートを実施することが求められる。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-09-10
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