行政処分・コンプライアンス 行政処分・規制強化

輸入食品に対する検査命令の実施 (トーゴ産ごまの種子)

厚生労働省は、トーゴ産ごまの種子から総アフラトキシンを検出したことを受け、食品衛生法第26条第3項に基づく検査命令を実施し、各検疫所長へ通知しました。名古屋検疫所での違反事例や過去の輸入実績等を公表し、輸入届出ごとの全ロットに対する検査を義務づけています。現時点で取得できた本文からは、詳細を確認できない事項もあるため、詳細は公式出典をご確認ください。

この発表の要点

企業・自治体への影響

食品輸入業や流通業などの関連企業において、トーゴ産ごまの種子を取り扱う部門では全ロット検査への対応や安全性の確認が必要となります。法務・品質管理部門等での厳格なスクリーニングが求められます。

対応すべきこと

対象部門: 総務 法務 経理

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 厚生労働省
業界 食品
発表日 2026-08-28
分類 行政処分・コンプライアンス

発表された内容

令和8年8月28日(金)

照会先
健康・生活衛生局
食品監視安全課輸入食品安全対策室

室長 福島 和子
室長補佐 新井 剛史
(代表電話)03(5253)1111
(内線2474)
(直通電話)03(3595)2337

報道関係者 各位

輸入食品に対する検査命令の実施

(トーゴ産ごまの種子)

本日、以下のとおり輸入者に対して、食品衛生法第26条第3項に基づく検査命令(輸入届出ごとの全ロットに対する検査の義務づけ)を実施することとし、各検疫所長あて通知しましたので、お知らせします。

対象食品等
検査の項目
経緯

トーゴ産ごまの種子
総アフラトキシン
検疫所におけるモニタリング検査の結果、トーゴ産ごまの種子からアフラトキシンを検出したことから、検査命令を実施するもの。

アフラトキシンについて
発がん性を有するカビ毒(アスペルギルス属の真菌により産生される)の一種。

違反の内容

品名:ごまの種子
輸入者:三井物産株式会社
輸出者:EC AGRO TRADE FZCO
届出数量及び重量:3,710 BG、185,019.00 kg
検査結果:総アフラトキシン 22 μg/kg 、15 μg/kg検出 (基準:付着してはならない)
届出先:名古屋検疫所
日本への到着年月日:令和8年7月2日
違反確定日:令和8年8月24日
貨物の措置状況:全量保管中

参考:トーゴ産ごまの種子の輸入実績(令和7年4月1日から令和8年8月23日まで:速報値)

年度
届出件数
届出重量(トン)
検査件数*
違反件数

令和7年
78
15,500
14
0

令和8年
52
14,547
17
1

*総アフラトキシンに係る検査

PDFファイルを見るためには、Adobe Readerというソフトが必要です。Adobe Readerは無料で配布されていますので、こちらからダウンロードしてください。

出典: 厚生労働省
URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_75788.html

時系列

主な数値

届出数量及び重量 3,710 BG、185,019.00kg
検査結果(総アフラトキシン) 22、15μg/kg
令和7年度届出件数 78件
令和7年度届出重量 15,500トン
令和7年度検査件数 14件
令和7年度違反件数 0件
令和8年度届出件数 52件
令和8年度届出重量 14,547トン
令和8年度検査件数 17件
令和8年度違反件数 1件

この事例から確認すべきポイント

厚生労働省による本発表は、食品衛生法第26条第3項に基づく検査命令の実施を通知するものです。モニタリング検査の結果、トーゴ産ごまの種子から発がん性を持つカビ毒である総アフラトキシンが検出されたことが直接の端緒となっています。食品関連事業者や輸入事業者は、当該産品における全ロット検査の義務づけという規制強化への対応が求められます。実務においては、対象地域から輸入を行っている場合のサプライチェーン確認や、検疫手続き・安全性検証の徹底を再点検することが重要となります。現時点で取得できた本文からは詳細を確認できない部分もあるため、必要に応じて公式出典を確認してください。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-08-28

関連事例

自社のプレスリリースをPRazeに掲載しませんか?

無料でプレスリリースを掲載する