経済・産業トレンド

「アニメエキスポ」で日本食文化と日本産食材の魅力発信

日本貿易振興機構(ジェトロ)および日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)は、米国ロサンゼルスで開催された北米最大級の日本ポップカルチャーイベント「アニメエキスポ2026」に出展しました。日本食エリア「AX クロッシング」において、「餅」をテーマにしたブースを設け、試食や餅つき体験、日系企業12社提供の食品詰め合わせ配布などを通じて日本産食材と食文化の魅力を発信しました。

この発表の要点

企業・自治体への影響

海外展開を手がける食品メーカーや関連事業者に対し、ポップカルチャーイベントを活用したインバウンド・越境マーケティングの動向を示すものです。食品・流通部門において海外需要開拓の参考情報となります。

対応すべきこと

対象部門: 総務 広報

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 日本貿易振興機構(ジェトロ)
業界 食品・農業
発表日 2026-08-18
分類 経済・産業トレンド

発表された内容

2026年08月18日

北米最大級の日本ポップカルチャーイベント「アニメエキスポ2026(Anime Expo、AX)」が7月2~5日、米国ロサンゼルス市のロサンゼルス・コンベンションセンターで開催された(2026年7月10日記事参照)。ジェトロおよびJFOODO(日本食品海外プロモーションセンター)は、会場内の日本食エリア「AX クロッシング(Crossing)」にブースを出展し、日本産食材と日本食文化の魅力を発信した。
ジェトロ・JFOODOのブースでは、2026年のテーマに「餅」を掲げ、日本産もち米で作った餅と日本産食材を組み合わせた新たな食べ方を提案した。「餅と味噌(みそ)」「餅とマヨネーズ」「餅と抹茶」などのメニューを提供し、アニメファンを中心とする海外来場者に日本食の多様な魅力を訴求した。

ジェトロ主催ブース(ジェトロ撮影)

また、イベント期間中には計7回の餅つきイベントを実施。来場者は実際にきね・臼を使った餅つきを体験したほか、つきたての餅の試食も楽しんだ。体験型コンテンツを通じて、日本の伝統的な食文化への理解促進を図った。

餅つきの様子(ジェトロ撮影)

実際にブースで餅を試食した来場者からは、「餅といえば餅アイスなどのスイーツとしてのイメージしかなかったが、みそやマヨネーズと組み合わせた食事向けの食べ方があることを初めて知った」との声が聞かれ、日本食の新たな楽しみ方への関心の高さがうかがえた。

さまざまなトッピングアレンジをした餅(ジェトロ撮影)

さらに、アンケートに協力した来場者には、日系企業12社から提供を受けた日本産食品を詰め合わせた特製ギフトバッグを配布した。自宅でも日本産食材を楽しんでもらうことで、商品の認知度拡大と継続的な消費喚起を図った。また、試食した来場者からはトッピング商品の購入先に関する質問も寄せられ、現地の販売店舗を案内するなど、認知度拡大に加えて、実際の購買・消費行動を後押しする機会にもなった。このほか、ブースでは食をテーマにした日本の番組を配信する日本食専門チャンネル「チャンネルオイシイ(Channel Oishii)」の紹介も行った。
商品提供や、ブース内でのデモンストレーションに参加した日系食品メーカーは、日本のアニメやポップカルチャーに高い関心を持つ海外消費者を、日本産食品の需要拡大を支える重要な消費者層として評価した。また、今回の出展を通じて、それらの海外消費者における日本食文化および日本産食材への関心や理解がさらに深化し、日本産食品の需要の一層の拡大につながることへの期待を示した。
(小泉杏奈)

(米国)

ビジネス短信 9b17d83279cc5242

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「アニメエキスポ」で日本食文化と日本産食材の魅力発信

ジェトロ公式SNSアカウント

出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/08/9b17d83279cc5242.html

時系列

主な数値

イベント開催期間 2026年7月2日から2026年7月5日日間
餅つきイベント実施回数 7回
ギフトバッグ提供企業数 12社

この事例から確認すべきポイント

本発表は、海外の大規模ポップカルチャーイベントを活用した日本食文化および日本産食材のプロモーション事例です。アニメ等のコンテンツファン層をターゲットに据え、単なる展示にとどまらず、きね・臼を使った餅つき体験や味噌・マヨネーズ・抹茶との組み合わせなど、現地消費者の嗜好に合わせた新しい食べ方の提案を行っています。食品関連企業や輸出関連事業者は、現地の文化やイベントと連携した体験型マーケティングや、現地販売店舗への案内を組み合わせた購買誘導の手法が、海外での需要拡大や認知向上に寄与する実務上の参考データとなります。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-08-18

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