経済・産業トレンド

ジェトロ、チェコの日本食普及親善大使とバイヤーを三重県に招聘、商談会を実施

日本貿易振興機構(ジェトロ)は、2026年9月7日から12日にかけ「三重県産酒類・食品輸出拡大支援事業 海外バイヤー招聘商談会 in三重」を開催した。チェコの日本食普及親善大使であるマレック・ホラ氏と食品輸入卸売業者Tako Foodsを招聘し、県内酒蔵や食品関連事業者23社が参加する商談会や施設見学、ペアリングイベント等を実施した。

最終確認日: 2026-10-03

この発表の要点

企業・自治体への影響

食品・酒類製造業者や自治体の海外展開・輸出支援担当部門において、海外の有力バイヤーやインフルエンサーを招聘した地域ぐるみのプロモーション手法の参考事例となる。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 総務 広報

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 日本貿易振興機構(ジェトロ)
業界 小売・EC・観光・宿泊・外食・食品・飲料
発表日 2026-10-02
分類 経済・産業トレンド
地域 三重県

発表された内容

2026年10月02日

ジェトロは9月7~12日、「三重県産酒類・食品輸出拡大支援事業 海外バイヤー招聘商談会 in三重」を開催した。チェコの日本食レストランのオーナーシェフであり、農林水産省任命の「日本食普及親善大使」を務めるマレック・ホラ氏およびチェコの食品輸入卸売業者のTako Foods(注1)を招聘(しょうへい)し、三重県産酒類・食品の輸出拡大を目的とした商談会や食品関連事業者各所を訪問した。商談会には県内の酒蔵や食品関連事業者23社が参加し、日本酒、調味料、日本茶などを中心に商談が行われた。

商談会では、参加事業者が自社商品のサンプルを持参し、招聘者に試飲、試食を提供しながら、商品の特徴やこだわりについて説明した。今回の事業では、商談に先立ち、県内酒蔵の酒と料理との相性を体験することを目的としたペアリングイベントを実施した。招聘者は各酒蔵の酒を料理とともに味わい、それぞれの特徴や魅力への理解を深めた上で商談に臨むこととなり、より実践的な商談となった。

また、招聘者は県内の酒蔵や調味料関連企業を訪問し、原材料や製造工程について説明を受け、生産現場を見学した。さらに、伊賀焼や萬古焼の製造所も訪問した。伝統的なものづくりの現場を見学した上で、三重県産の焼き物を用いて提供された料理を味わい、食だけでなく器を含めて三重県文化の魅力を体感した。

9月12日には津市内で「三重の酒を楽しむ会」(注2)が開催された。招聘者は会場で県内酒蔵との交流を深めながら日本酒を試飲し、酒造りの特徴や銘柄ごとの個性について理解を深めた。会場では商談会に不参加の酒蔵との交流の機会を設け、県内事業者の海外輸出ビジネスへの関心喚起を図った。

「三重の酒を楽しむ会」に参加するTako Foodsバイヤー(左)とマレック・ホラ氏(右)(ジェトロ撮影)

「三重の酒を楽しむ会」における清水慎一郎三重県酒造組合会長(清水清三郎商店代表取締役)のあいさつ(ジェトロ撮影)

チェコは1人当たりのビール消費量が世界有数のビール大国として知られる一方、日本酒への認知度も向上している。プラハを中心に高級レストランや日本食店で日本酒を取り扱う事例も増えており、今後の成長が期待される市場である。

今回の商談会および県内視察を通じて、三重県内の酒蔵・食品事業者とチェコのバイヤーとの関係が構築できた。ジェトロは今後も海外バイヤーの招聘や商談機会の提供を通じて、県内事業者の海外展開を支援していく。

(注1)日本食などアジア食品の輸入卸売企業。チェコ、ブルガリア、ハンガリー、ルーマニアなど中・東欧に販路を有する(2026年9月時点)。主な取引先は小売店、レストラン、大手スーパーマーケット、すし専門店、EC事業者で、水産物、和牛、日本酒、米、調味料、ラーメンなど幅広い日本食品を取り扱う。
(注2)三重県酒造組合主催、名古屋国税局後援で、三重県内の魅力的な酒蔵が一堂に会する。完全入れ替え制の2部制となっており、定員は各部300人に限定。複数の地酒を楽しみながら酒蔵との交流が可能なイベント。

(泉高晟)

(日本、チェコ)

ビジネス短信 0c45e3339b0721ce

関連情報

dummy

もっと見る

ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース

ジェトロ、チェコの日本食普及親善大使とバイヤーを三重県に招聘、商談会を実施

ジェトロ公式SNSアカウント

出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/10/0c45e3339b0721ce.html

時系列

主な数値

商談会参加企業数 23社
招聘事業の開催期間 9月7~12日日間

この事例から確認すべきポイント

本事例は、公的機関を活用した海外バイヤーとの直接的な商談・現地視察の成功モデルである。単なる商談会にとどまらず、ペアリング体験や伝統工芸(伊賀焼・萬古焼)の視察、一般公開イベント「三重の酒を楽しむ会」への参加を組み合わせることで、地域文化を含めた総合的な魅力発信を行っている点が特徴である。食品・酒類関連事業者の海外展開において、現地のインフルエンサーや有力卸売業者とのネットワーク構築が実践されている点を確認できる。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-10-02 / 最終確認: 2026-10-03

執筆・確認主体

この記事は、上記の公式出典を一次情報として PRaze編集部(株式会社スキルマーク)が構造化・要約したものです。 要約と分類の生成にはAIを使用しています。

数値・日付・組織名・金額は公式発表の原文から転記しており、 原文に記載のない事項を補って書くことはしていません。 内容の正確性は公式出典をご確認ください。

編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-10-03

関連事例

自社のプレスリリースをPRazeに掲載しませんか?

無料でプレスリリースを掲載する