2026年1~7月の乗用車BEV登録台数、前年同期比88.2%増
この発表の要点
- 2026年1~7月の乗用車BEV新規登録台数は前年同期比88.2%増の12万6,439台を記録。
- 7月の乗用車BEV市場は中国メーカーがシェア91.9%を占め、首位はGEELY(ZEEKR)。
- HEV乗用車市場では日本メーカーがシェア97.4%以上を維持し、トヨタが首位。
企業・自治体への影響
タイにおける自動車市場の電動化動向やメーカー別シェアの変化は、海外展開を行う自動車メーカーやサプライチェーン関連企業にとって重要である。経営企画・海外事業部門において市場分析や戦略策定の基礎資料となる。
対応すべきこと
- 公式出典および添付資料を確認し、タイ市場における最新の車種別・メーカー別登録台数の詳細を把握する
- 自社の関連事業部門や海外拠点へ本統計データを共有する
対象部門: 経営者 総務 広報
対応期限:要確認
基本データ
| 企業・団体 | 日本貿易振興機構(ジェトロ) |
|---|---|
| 業界 | 自動車 |
| 発表日 | 2026-08-18 |
| 分類 | 経済・産業トレンド |
発表された内容
2026年08月18日
添付資料(149 KB)
タイ運輸省陸運局(DLT)のデータを基にジェトロが8月11日時点で集計したところ、2026年7月のバッテリー式電気自動車(BEV)の新規登録台数は前年同月比99.6%増の2万4,171台だった。内訳は、乗用車が約1割増の2万1,159台、二輪車が60.0%増の2,727台となった。ハイブリッド車(HEV)は3.0%増の1万2,038台(乗用車が1万1,878台、二輪車が160台)、プラグインハイブリッド車(PHEV)は53.2%増の1,955台だった(乗用車のみ)。
2026年1~7月の電気自動車(EV)の新規登録台数については、BEVが前年同期比77.8%増の14万4,189台だった。内訳は、乗用車が88.2%増の12万6,439台、二輪車が27.5%増の1万6,883台だった(添付資料表1参照)。HEVは22.0%増の10万2,325台で、内訳は乗用車が22.3%増の10万1,756台、二輪車が16.0%減の569台だった。PHEVは乗用車のみで、3.4%減の1万2,169台だった。
DLTのデータ(添付資料表2参照)から、BEV(乗用車)の7月の新規登録台数をメーカー別にみると、1位がGEELY(ZEEKR)で4,149台(シェア19.6%)、2位がCHERY(OMODA/JAECOO)で4,019台(19.0%)、3位がSAICモーター・CP(MG)で2,629台(12.4%)だった。中国メーカー合計でシェア91.9%を占めた。また、2026年1~7月のBEV(乗用車)のメーカー別新規登録台数では、1位がBYD(DENZA)でシェア19.3%、2位がCHERY(OMODA/JAECOO)で18.5%、3位がSAICモーター・CP(MG)で14.0%、4位がGEELY(ZEEKR)で11.5%となった。中国メーカーの合計シェアは90.3%だった。
HEV(乗用車)の7月のメーカー別新規登録台数(添付資料表3参照)については、1位がトヨタ(LEXUSを含む)で6,381台(シェア53.7%)、2位がホンダで3,671台(30.9%)、3位が三菱自動車で1,086台(9.1%)だった。日本メーカーの合計シェアは97.4%を占めた。また、2026年1~7月のHEV(乗用車)のメーカー別新規登録台数では、1位がトヨタ(LEXUSを含む)でシェア49.6%、2位がホンダで35.9%、3位が三菱自動車で9.0%となった。日本メーカーの合計シェアは97.8%だった。
PHEV(乗用車)の7月のメーカー別新規登録台数(添付資料表4参照)については、1位がBYDで985台(シェア50.4%)、2位がBMWで219台(11.2%)、3位がメルセデスで194台(9.9%)だった。また、2026年1~7月のPHEV(乗用車)のメーカー別新規登録台数では、1位がBYDでシェア46.1%、2位がメルセデスで11.2%、3位がBMWで8.9%となった。
2026年7月末のEV累積登録台数は、前年末比40.6%増の131万5,084台だった。内訳は、BEVが67.6%増の51万5,406台で、うち乗用車が79.7%増の40万6,654台、二輪車が34.8%増の10万1,081台に増加した。HEVは27.8%増の70万6,284台、PHEVは23.4%増の9万3,394台だった。
(原田朝善、チャナットパット・スクマ)
(タイ)
ビジネス短信 4761dc217ea1965b
関連情報
dummy
もっと見る
ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース
2026年1~7月の乗用車BEV登録台数、前年同期比88.2%増
ジェトロ公式SNSアカウント
出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/08/4761dc217ea1965b.html
時系列
- 2026-08-11 ジェトロがタイ運輸省陸運局(DLT)のデータを基に電動車登録台数を集計
- 2026-08-18 ジェトロが「2026年1~7月の乗用車BEV登録台数、前年同期比88.2%増」を発表
主な数値
| 2026年7月BEV新規登録台数(全体) | 24,171台 |
|---|---|
| 2026年7月BEV乗用車新規登録台数 | 21,159台 |
| 2026年7月BEV二輪車新規登録台数 | 2,727台 |
| 2026年7月HEV新規登録台数(全体) | 12,038台 |
| 2026年7月HEV乗用車新規登録台数 | 11,878台 |
| 2026年7月HEV二輪車新規登録台数 | 160台 |
| 2026年7月PHEV新規登録台数 | 1,955台 |
| 2026年1~7月BEV新規登録台数(全体) | 144,189台 |
| 2026年1~7月BEV乗用車新規登録台数 | 126,439台 |
| 2026年1~7月BEV二輪車新規登録台数 | 16,883台 |
| 2026年1~7月HEV新規登録台数(全体) | 102,325台 |
| 2026年1~7月HEV乗用車新規登録台数 | 101,756台 |
| 2026年1~7月HEV二輪車新規登録台数 | 569台 |
| 2026年1~7月PHEV乗用車新規登録台数 | 12,169台 |
| 2026年7月BEV乗用車メーカー別1位(GEELY/ZEEKR)台数 | 4,149台 |
| 2026年7月BEV乗用車メーカー別2位(CHERY/OMODA/JAECOO)台数 | 4,019台 |
| 2026年7月BEV乗用車メーカー別3位(SAICモーター・CP/MG)台数 | 2,629台 |
| 2026年7月HEV乗用車メーカー別1位(トヨタ/LEXUS含む)台数 | 6,381台 |
| 2026年7月HEV乗用車メーカー別2位(ホンダ)台数 | 3,671台 |
| 2026年7月HEV乗用車メーカー別3位(三菱自動車)台数 | 1,086台 |
| 2026年7月PHEV乗用車メーカー別1位(BYD)台数 | 985台 |
| 2026年7月PHEV乗用車メーカー別2位(BMW)台数 | 219台 |
| 2026年7月PHEV乗用車メーカー別3位(メルセデス)台数 | 194台 |
| 2026年7月末EV累積登録台数(全体) | 1,315,084台 |
| 2026年7月末BEV累積登録台数 | 515,406台 |
| 2026年7月末BEV乗用車累積登録台数 | 406,654台 |
| 2026年7月末BEV二輪車累積登録台数 | 101,081台 |
| 2026年7月末HEV累積登録台数 | 706,284台 |
| 2026年7月末PHEV累積登録台数 | 93,394台 |
この事例から確認すべきポイント
本発表は、タイ国内における電動車(BEV・HEV・PHEV)の登録統計およびメーカー別シェアをまとめたものである。乗用車BEV市場では中国メーカーが約9割のシェアを握り急成長を続ける一方、HEV市場では日本メーカーが97%以上のシェアを維持するなど、パワートレインごとに勢力が大きく異なる点が実務上の重要な分析視点となる。自動車関連企業の海外事業戦略や競合分析の基礎データとして確認すべき内容である。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-08-18
関連事例
- 英国で2026年5回目の熱波に高温警報発令、イングランドの7割で干ばつ発生
- 中国本土企業の香港上場、2026年1~7月のIPO調達額が2025年通年超え
- 7月の米消費者物価指数は2カ月連続で伸び鈍化、ガソリン価格などが下落
- 7月の米小売売上高は前月比0.6%減、予想に反して9カ月ぶりの減少
- ニューヨーク・香港を追加 ジェトロのコンテンツ海外展開支援拠点が世界9都市に
自社のプレスリリースをPRazeに掲載しませんか?
無料でプレスリリースを掲載する