経済・産業トレンド

名古屋「STATION Ai」で米ウィスコンシン州スタートアップ支援機関が製造業向けプログラム実施

ジェトロと米ウィスコンシン州のアクセラレーターgener8torは、2026年7月27~29日に名古屋のSTATION Aiで製造業スタートアップ向け国内アクセラレーションプログラムを実施しました。本プログラムは、中部地域の製造業スタートアップの米国市場での実証実験(PoC)案件創出と将来的な米国展開を目的とし、3社が参加。国内プログラム後もオンラインメンタリングを継続し、9月中旬には米国シカゴ・デトロイトを訪問予定です。

この発表の要点

企業・自治体への影響

製造業のスタートアップ企業は、本プログラムのような国際的なアクセラレーション支援を通じて、米国市場への参入機会や技術実証の場を得られる可能性があります。特に中部地域の製造業は、新たなビジネスモデルや技術革新を海外展開する上で、ジェトロの支援を活用できるか注目すべきです。大企業も、オープンイノベーションの観点から、このようなプログラムに参加するスタートアップとの連携や投資機会を検討するきっかけとなり得ます。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 広報 経理

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 ジェトロ
業界 製造業
発表日 2026-07-31
分類 経済・産業トレンド
地域 愛知県

発表された内容

2026年07月31日

米国ウィスコンシン州のアクセラレーター(スタートアップ育成支援機関)であるジェネレーター(gener8tor)とジェトロは2026年7月27~29日、名古屋市の国内最大級のオープンイノベーション拠点「ステーション・エーアイ(STATION Ai)」で国内アクセラレーションプログラムを実施した。同プログラムは、ジェトロがスタートアップ(SU)海外展開支援の一環として、名古屋をはじめとする中部地域の製造業SUを対象として実施しているもので、参加SUおよび最高経営責任者(CEO)は次のとおり。

スリーラボ(レーザー切削加工技術)/夏目航平氏

ファクトリーエックス(FACTORY X)(在庫戦略モデル)/神谷喜穂氏

クリスタル(Crystal)(モビリティ向けソフトウエア開発)/蒼佐ファビオ氏

「ステーションAi」で行われたプログラムの様子(ジェトロ撮影)

本プログラムは、参加企業による米国市場での実証実験(PoC、注1)案件を創出し、将来的な米国展開の足掛かりとすることを目的としている。

国内プログラム初日には、参加企業とアクセラレーターのメンター(起業経験者や専門家による助言者)がプログラム期間中の目標を確認した。2日目と3日目には、米国市場への参入戦略や海外投資家からの資金調達などをテーマとした講義が行われた。

国内プログラム終了後は、オンラインでの講義や個別メンタリング(注2)を継続し、9月中旬には米国シカゴおよびデトロイトを5日間訪問する予定だ。現地では製造業展示会「IMTS2026(注3)」を視察するほか、現地企業との商談やPoC創出に向けた意見交換を行う。

(注1)Proof of Conceptの略。新しい技術やサービスが実際に利用可能かどうかを検証する取り組み。
(注2)メンターがスタートアップに対し、事業計画や経営課題などについて継続的に助言すること。
(注3)IMTS:International Manufacturing Technology Showの略で、米国最大級の製造業向け展示会。
(亀多瞭介、田辺晴香)

(米国、日本)

ビジネス短信 c1365172d7b5260b

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名古屋「STATION Ai」で米ウィスコンシン州スタートアップ支援機関が製造業向けプログラム実施

ジェトロ公式SNSアカウント

出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/07/c1365172d7b5260b.html

時系列

主な数値

参加スタートアップ数 3社
国内プログラム期間 3日間
米国訪問期間 5日間

この事例から確認すべきポイント

本発表は、ジェトロが海外スタートアップ支援の一環として、米国のアクセラレーターと連携し、日本の製造業スタートアップの米国市場参入を後押しする具体的な取り組みを示しています。国内での集中的なプログラムと、その後のオンラインメンタリング、さらには米国現地での実証実験や商談機会の創出までを一貫して支援する構造は、スタートアップが海外展開する上での障壁を低減する効果が期待されます。特に、中部地域の製造業という特定分野に焦点を当てている点は、地域経済の活性化と産業競争力強化に資する可能性を秘めています。企業広報の観点からは、このような国際連携によるイノベーション支援は、企業の社会貢献性や先進性をアピールする良い機会となります。また、参加スタートアップにとっては、米国市場でのPoC創出や資金調達、現地企業とのネットワーク構築といった具体的な成果に繋がり得る重要なステップとなります。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-07-31

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