経済・産業トレンド

ジェトロ人権方針の策定について

ジェトロは、公的機関としての社会的責任を果たし、人権を尊重した業務運営を推進するため、「ジェトロ人権方針」を策定したことを発表しました。本方針は、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」や日本政府の行動計画など、国際的・国内的な人権尊重への期待の高まりを踏まえ、人権尊重方針検討委員会を設置し、ステークホルダーとの対話を通じて検討を進めてきたものです。今後、この方針に基づき、事業活動における人権尊重に取り組んでいくとしています。現時点で取得できた本文からは、方針の詳細を確認できませんでした。

この発表の要点

企業・自治体への影響

企業は、グローバルサプライチェーンにおける人権尊重の重要性が高まっていることを認識し、自社の人権方針策定やデューデリジェンス体制の強化が求められます。特に、国際的な取引を行う企業や、公的機関との連携が多い企業は、本方針の内容を参考に、自社の取り組みを見直す必要があります。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 総務 法務 広報 人事

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 ジェトロ
発表日 2026-07-23
分類 経済・産業トレンド
地域 東京都

発表された内容

2026年7月23日

ジェトロでは、公的機関としての社会的責任を果たし、人権を尊重した業務運営を推進していくため、「ジェトロ人権方針」を策定しました。

経済活動における人権尊重については、2011年の国連「ビジネスと人権に関する指導原則」をはじめ、日本政府の「『ビジネスと人権』に関する行動計画(NAP)(2020-2025)」や「責任あるサプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン」(2022年)などを通じて、国際的・国内的に期待が高まっています。さらに、2023年のG7貿易大臣声明でも、企業活動およびグローバル・サプライチェーンにおける人権尊重の重要性が確認されています。

こうした潮流を踏まえ、ジェトロはこれまで「ビジネスと人権」に関する調査・研究や情報発信等を行ってきました。そのうえで、自らの活動においても人権尊重を確実に実践し、取引先や支援企業をはじめとする関係者に対しても責任ある行動を促すことが不可欠であることから、「人権尊重方針検討委員会」を設置し、ステークホルダーとの対話を行いながら、組織としての基本姿勢および取り組みの方向性について検討を進めてきました。

また、ジェトロは、「世界とつながる。ともに、一歩先へ」というコンセプトのもと、「つながりの力で実現する豊かで平和な世界」の実現に向け、「人、企業、国とともに、未踏のフィールドにビジネスの礎を創りあげる」ことをVMV(ビジョン・ミッション・バリューズ)に掲げています。この理念に基づき、国内外のネットワークを活用し、貿易・投資の促進、調査・研究などを通じて、日本および世界における健全で持続可能なビジネスの発展に取り組んでいます。

これらの事業活動の推進にあたっては、日本国内外の多様な政府機関、企業等と協働しています。その基盤となるのは、人と人との信頼関係に基づく交流と協力にあります。ジェトロは、こうした信頼関係構築において人権尊重が重要であることを認識するとともに、国際的な人権尊重への期待を真摯に受け止め、ジェトロ人権方針に則り、人権尊重に取り組んでまいります。

ジェトロ人権方針(英語)(144KB)

ジェトロ人権方針(日本語)(120KB)

お知らせ

2025年12月19日

【お知らせ・記者発表】人権尊重方針検討委員会の設置について

人権尊重方針検討委員会の設置について

人権尊重方針検討委員会の設置について

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情報公開

ジェトロ人権方針

ジェトロ公式SNSアカウント

出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/news/announcement/2026/fa90f251563f6882.html

時系列

この事例から確認すべきポイント

本発表は、公的機関であるジェトロが、国際的な「ビジネスと人権」に関する潮流を踏まえ、自らの事業活動における人権尊重を明確化した点で重要です。国連の指導原則や日本政府の行動計画、G7貿易大臣声明など、多岐にわたる国際的・国内的な期待が高まる中、企業はサプライチェーン全体での人権デューデリジェンスの実施が強く求められています。ジェトロが検討委員会を設置し、ステークホルダーとの対話を通じて方針を策定したプロセスは、企業が人権方針を策定する際の参考となり得ます。特に、国際的な取引を行う企業や、公的機関と連携する企業は、本方針の内容を詳細に確認し、自社の人権尊重への取り組みを強化する必要があるでしょう。人権尊重は、もはや企業の社会的責任に留まらず、事業継続性やレピュテーションリスク管理の観点からも不可欠な要素となっています。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-07-23

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