経済・産業トレンド

米ミシガン州の連邦上院選、民主党予備選は穏健派と進歩派で接戦か、世論調査

2026年7月16日、JETROは米ミシガン州の連邦上院選民主党予備選に関する世論調査結果を発表しました。ヘイリー・スティーブンス氏がアブドゥル・エルサイード氏を支持率で上回るものの、確実に投票する有権者に絞ると事実上の接戦と分析されています。また、サウスカロライナ州での連邦上院議員共和党候補の特別選挙や、コロラド州知事選共和党予備選の結果についても報じられています。

この発表の要点

企業・自治体への影響

企業は、米国主要州の選挙結果が将来の政策や規制、経済環境に与える影響を注視する必要があります。特に、連邦議会選挙の動向は、貿易政策や産業政策に影響を及ぼす可能性があり、国際ビジネスを展開する企業にとって重要です。自治体は、米国における政治情勢の変化が、国際交流や経済連携に与える影響を把握しておくべきです。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 広報 総務

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 日本貿易振興機構(JETRO)
発表日 2026-07-16
分類 経済・産業トレンド

発表された内容

2026年07月16日

米国のメディア、デトロイト・ニュースとWDIV-TV(チャンネル4)が7月14日、ミシガン州の連邦上院選挙に関する世論調査結果(注1)を発表した。連邦上院選の民主党予備選挙を想定した問いでは、ヘイリー・スティーブンス氏(連邦下院議員)の支持率が48%とアブドゥル・エルサイード氏(41%、元ウェイン郡保健局長)を7ポイント上回った。しかし、回答者を「確実に」投票すると決めている有権者に絞ると、スティーブンス氏とエルサイード氏の支持率は34.1%、33.7%となり、事実上の接戦状態と分析する(注2)。

穏健派のスティーブンス氏に対して、著名な進歩派であるバーニー・サンダース連邦上院議員(バーモント州)が支持するエルサイード氏は、対照的な候補とみられている。

2016年と2024年の大統領選挙でトランプ氏がミシガン州で勝利した際に、多くの進歩派や左派寄りの支持者が投票に行かなかったことが指摘されており、エルサイード氏が若年層の有権者を動かすことへの期待がみられるという(「コートハウス・ニュース・サービス」7月14日)。

サウスカロライナ州では上院選の共和党候補選出の特別選挙
サウスカロライナ(SC)州で連邦上院議員選挙の共和党候補に決定していた現職のリンゼー・グラハム氏が7月に急死したことを受け、8月11日に共和党候補をあらためて決定する特別選挙が行われることになった。

同州知事選の共和党予備選で敗れたラルフ・ノーマン連邦下院議員、ナンシー・メース連邦下院議員および決選投票でアラン・ウィルソン州司法長官に敗れたパメラ・エベット副知事(2026年6月24日記事参照)らが立候補の可能性があるという。

ヘンリー・マクマスター同州知事(共和党)は、グラハム氏の残りの任期を務める後任として、同氏の妹のダーリン・グラハム氏(元SC州視覚障害者委員会会長)を指名した。

6月30日に実施されたコロラド州知事選挙の共和党予備選は、集計に数日を要したが、ビクター・マークス氏(宗教的リーダー、元海兵隊員)が2,000票余りの僅差(NBCニュース、99%開票時)でバーバラ・カークマイヤー州上院議員に勝利した。本選で民主党のフィル・ワイザー州司法長官と対戦する。

州知事選の動向は2026年4月22日付地域・分析レポート、上院選の動向は2026年7月3日付地域・分析レポート参照。

(注1)実施時期は2026年7月8~11日。対象者は、ミシガン州の投票予定者500人。
(注2)共和党からは、元連邦下院議員のマイク・ロジャース氏が立候補している。

(松岡智恵子)

(米国)

ビジネス短信 4d76e624aa342344

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米ミシガン州の連邦上院選、民主党予備選は穏健派と進歩派で接戦か、世論調査

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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/07/4d76e624aa342344.html

時系列

主な数値

ミシガン州民主党予備選支持率(スティーブンス氏) 48%
ミシガン州民主党予備選支持率(エルサイード氏) 41%
ミシガン州民主党予備選支持率(確実に投票する有権者・スティーブンス氏) 34.1%
ミシガン州民主党予備選支持率(確実に投票する有権者・エルサイード氏) 33.7%
ミシガン州世論調査対象者数 500人
コロラド州知事選共和党予備選勝利票差 2000票余り

この事例から確認すべきポイント

本発表は、米国における主要な連邦・州レベルの選挙動向を伝えるものであり、企業はこれらの政治情勢が将来のビジネス環境に与える影響を継続的に監視する必要があります。特に、連邦上院議員選挙の結果は、貿易政策、産業規制、財政政策など、広範な分野に影響を及ぼす可能性があります。ミシガン州のような製造業が盛んな州での選挙結果は、自動車産業や関連サプライチェーンに間接的な影響を与える可能性も考えられます。また、サウスカロライナ州やコロラド州の選挙も、それぞれの州におけるビジネス環境や地域経済政策に影響を及ぼす可能性があるため、進出企業や関連企業は動向を注視し、リスクと機会を評価することが求められます。政治的安定性や政策の一貫性は、企業の投資判断や事業計画に不可欠な要素であり、このような情報を通じて、将来の事業戦略を策定する上での基礎情報として活用すべきです。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-07-16

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