[株式会社スキルマーク] ITエンジニアの平均年収、2025年最新調査でシステムコンサルタントは889万円に
この発表の要点
- 2025年のITエンジニア平均年収は職種により578万円から889万円の範囲。
- システムコンサルタント・設計者の平均年収は889万円で、ITエンジニア職種の中で最高額。
- 過去5年間でシステムコンサルタントの年収は大幅に増加し、職種や地域による年収格差が顕著。
企業・自治体への影響
IT業界の企業は、採用戦略、報酬体系、人材育成計画を見直す上で、本調査結果を参考にできます。特に、システムコンサルタントなどの高年収職種の人材獲得競争が激化する可能性があり、競争力のある待遇やキャリアパスの提示が重要となるでしょう。人事部門や経営層は、自社のIT人材の市場価値を把握し、適切な戦略を策定する必要があると考えられます。
対応すべきこと
- 自社のITエンジニアの職種別・地域別年収と市場データを比較し、現状を把握する。
- 採用戦略や報酬体系、人材育成計画について、本調査結果を参考に再検討する。
- 関係部門(人事、経営企画、事業部門)へ調査結果を共有し、議論を促す。
- 厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」の最新情報を定期的に確認し、IT人材市場の動向を継続的に注視する。
対象部門: 経営者 人事 経理
対応期限:要確認
基本データ
| 企業・団体 | 株式会社スキルマーク |
|---|---|
| 業界 | IT・ソフトウェア |
| 分類 | 企業プレスリリース |
発表された内容
株式会社スキルマークは、厚生労働省が発表した「賃金構造基本統計調査」2025年(令和7年)調査に基づき、ITエンジニアの平均年収を職種別・都道府県別に集計・分析した結果を発表しました。本調査によると、ITエンジニア全体の平均年収は578万円から889万円の範囲となり、職種による年収格差が明らかになりました。特にシステムコンサルタント・設計者の平均年収は889万円に達し、ITエンジニア職種の中で最高額となりました。
【調査概要】
本プレスリリースは、株式会社スキルマークが厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」2025年(令和7年)調査の公表データを基に、IT関連職種の平均年収を職種別・都道府県別に整理・分析したものです。調査結果は、公表された実数値のみを使用しており、株式会社スキルマークによる補完・推定は一切行っていません。年収は「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額」の式で換算されています。
【ITエンジニアの職種別平均年収(2025年)】
今回の調査結果から、ITエンジニアの職種ごとの平均年収は以下の通りです。
システムコンサルタント・設計者: 889万円(全国平均/データ公表26県)
システムエンジニア・プログラマ: 578万円(全国平均/データ公表47県)
インフラ・運用保守エンジニア: 610万円(全国平均/データ公表44県)
ネットワーク・組込みエンジニア: 704万円(全国平均/データ公表47県)
これらの数値は、2025年調査における全国平均値であり、一部の職種ではデータが公表されている県数が限られています。株式会社スキルマークは、これらのデータをITエンジニアのキャリア形成や企業の人材戦略に役立てることを目指しています。
【ITエンジニアの平均年収推移(全国)】
過去5年間のITエンジニアの平均年収推移も明らかになりました。職種によって年収の変動傾向に違いが見られます。
システムコンサルタント:
2020年: 690万円
2021年: 734万円
2022年: 660万円
2023年: 685万円
2024年: 753万円
2025年: 889万円
システムエンジニア・プログラマ:
2020年: 512万円
2021年: 523万円
2022年: 550万円
2023年: 558万円
2024年: 574万円
2025年: 578万円
インフラ・運用保守エンジニア:
2020年: 559万円
2021年: 559万円
2022年: 535万円
2023年: 558万円
2024年: 629万円
2025年: 610万円
ネットワーク・組込みエンジニア:
2020年: 619万円
2021年: 611万円
2022年: 644万円
2023年: 688万円
2024年: 755万円
2025年: 704万円
特にシステムコンサルタントの年収は、2020年の690万円から2025年には889万円へと大幅な増加傾向を示しています。一方、システムエンジニア・プログラマは緩やかな上昇に留まっています。
【都道府県別の平均年収】
ITエンジニアの平均年収は、地域によっても大きな差が見られます。本調査では、北海道の平均年収も公開されています。
北海道:
システムコンサルタント: 674万円
システムエンジニア・プログラマ: 564万円
インフラ・運用保守エンジニア: 574万円
ネットワーク・組込みエンジニア: 646万円
全国の全職種の平均年収が545万円(2025年調査、株式会社スキルマーク算出値)であるのに対し、IT関連職種は578万円から889万円と、全体的に高い水準にあることが確認できます。しかし、職種による差に加え、地域差もさらに大きいことが示唆されています。株式会社スキルマークは、今後も最新のデータに基づき、ITエンジニア市場の動向を注視していきます。
【株式会社スキルマークについて】
株式会社スキルマークは、ITエンジニアのキャリア支援を目的としたサービスを提供しています。本調査結果は、ITエンジニアが自身の市場価値を把握し、より良いキャリアパスを選択するための一助となることを期待しています。また、企業にとっても、採用戦略や人材育成計画の策定に役立つ情報源となるでしょう。
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社スキルマーク
takuro@skillmark.jp
主な数値
| ITエンジニア全体の平均年収範囲(2025年) | 578-889万円 |
|---|---|
| システムコンサルタント・設計者の平均年収(2025年) | 889万円 |
| システムエンジニア・プログラマの平均年収(2025年) | 578万円 |
| インフラ・運用保守エンジニアの平均年収(2025年) | 610万円 |
| ネットワーク・組込みエンジニアの平均年収(2025年) | 704万円 |
| 全国の全職種の平均年収(2025年、スキルマーク算出) | 545万円 |
| システムコンサルタント・設計者のデータ公表県数 | 26県 |
| システムエンジニア・プログラマのデータ公表県数 | 47県 |
| インフラ・運用保守エンジニアのデータ公表県数 | 44県 |
| ネットワーク・組込みエンジニアのデータ公表県数 | 47県 |
この事例から確認すべきポイント
この発表は、ITエンジニア市場における職種別・地域別の年収動向を客観的なデータに基づいて示しており、企業の人材戦略や個人のキャリア形成において重要な示唆を与えます。特に、システムコンサルタント・設計者の年収が他の職種と比較して顕著に高く、かつ過去5年間で大幅な増加傾向にある点は、高度な専門性と市場価値の高まりを反映していると考えられます。一方で、システムエンジニア・プログラマの年収が緩やかな上昇に留まっていることや、職種によってはデータ公表県数が限られている点も考慮する必要があります。企業は、採用計画や報酬体系の見直し、人材育成プログラムの策定において、これらの職種別・地域別の年収データを活用することで、競争力のある人材戦略を構築できるでしょう。また、ITエンジニア個人にとっては、自身の専門性を高める方向性や、キャリアパス選択の参考となる情報源となります。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-07-27
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