行政処分・コンプライアンス 行政指導(文書による指導)

株式会社NTTドコモに対する特定利用者情報の保護に向けた措置(指導)

総務省は2026年11月6日、NTTドコモに対し、特定利用者情報の漏えい事案を理由に、適正管理と再発防止策の実施、および実施状況の報告を求める文書による行政指導を行った。漏えいは、ドコモMAX等のオンライン契約時の申込手続導線見直しで、第三者提供に係る記載が欠落したまま確定されたことによるとされている。対象は34万4,213人分の電話番号と利用者識別子。

最終確認日: 2026-11-06

この発表の要点

企業・自治体への影響

通信業界の電気通信事業者、とくに特定利用者情報を取り扱う事業者に影響があります。申込導線やデータ連携を担うシステム部門、同意取得文言を管理する法務部門、顧客対応を担う広報部門での確認が関係しやすい発表です。

対応すべきこと

対象部門: 法務 情シス 広報 経営者

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 総務省
業界 通信
発表日 2026-11-06
分類 行政処分・コンプライアンス
地域 東京都

発表された内容

令和8年11月6日
株式会社NTTドコモに対する特定利用者情報の保護に向けた措置(指導)

総務省は、本日、株式会社NTTドコモ(代表取締役社長 前田 義晃)に対し、同社における特定利用者情報の漏えい事案に関し、特定利用者情報の適正な管理を図るとともに、再発防止策等の必要な措置を講じ、その実施状況を報告するよう、文書による行政指導を行いました。

1 経緯等

株式会社NTTドコモ(以下「NTTドコモ」といいます。)からの報告により、NTTドコモが提供するドコモMAX等の料金プランに係るオンライン契約時の申込手続導線の見直しが行われた際、重要事項説明等の注意事項において、ドコモMAX等の契約者向けサービスを提供するアマゾンジャパン合同会社(以下「アマゾン」といいます。)に対する利用者情報の第三者提供に係る記載が欠落していたことを作業担当部門が認識しないまま申込手続導線が確定され、該当する契約者から有効な同意を取得することなく、アマゾンへ34万4,213人分の電話番号及び利用者識別子を送付したことにより、電気通信事業法(昭和59年法律第86号。以下「法」といいます。)第27条の5等で適正な取扱いを求めている特定利用者情報を提供し、当該特定利用者情報を漏えいさせていたことが発覚しました。
NTTドコモは、法第27条の5の規定に基づき指定を受けた特定利用者情報を適正に取り扱うべき電気通信事業者として、特定利用者情報の適正管理が求められています。特定利用者情報の適正な取扱いの確保を行うべき立場であるものの、該当する契約者から有効な同意を取得することなく、当該特定利用者情報を漏えいさせていたことは、NTTドコモにおいて当該特定利用者情報が適切に管理されていなかったものと認められ、法に抵触します。

2 措置の内容等

総務省は、本日付けで、NTTドコモに対し、特定利用者情報の適正な取扱いの確保を求めるとともに、再発防止策の徹底に努めるよう厳重に注意する旨の、文書(別紙)による指導を行いました。
総務省は、利用者に関する情報の保護を図るため、引き続き、必要な指導・監督に努めてまいります。

連絡先
総合通信基盤局 電気通信事業部 利用環境課 外部送信係
電話:03−5253−5847

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出典: 総務省
URL: https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban18_01000300.html

時系列

主な数値

漏えい対象人数 344213人分
関係法条 27条(第27条の5を含む)

この事例から確認すべきポイント

本件は、料金プランのオンライン申込手続導線を見直した際、重要事項説明等の注意事項に第三者提供に係る記載が欠落していたことを作業担当部門が認識しないまま手続導線が確定された、という経緯が公式発表で示されています。契約者から有効な同意を取得しないまま利用者情報を外部事業者へ送付した点が、特定利用者情報の適正管理の観点から問題とされています。実務上は、画面改修や申込導線の変更時に、同意取得に関わる注意事項の記載内容を法務・広報・システム部門が相互に確認する体制を確保することが重要です。また、第三者提供の同意取得と、データ連携の実装とが別々に管理されていないかを点検することが求められます。さらに、行政指導では再発防止策の実施と実施状況の報告が求められているため、自社でも変更管理や検証の記録を残す仕組みを整えておくことが望まれます。現時点で取得できた本文からは、添付の別紙に記載された具体的な再発防止策や詳細の内容を確認できませんでした。詳細は公式出典をご確認ください。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-11-06 / 最終確認: 2026-11-06

執筆・確認主体

この記事は、上記の公式出典を一次情報として PRaze編集部(株式会社スキルマーク)が構造化・要約したものです。 要約と分類の生成にはAIを使用しています。

数値・日付・組織名・金額は公式発表の原文から転記しており、 原文に記載のない事項を補って書くことはしていません。 内容の正確性は公式出典をご確認ください。

編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-11-06

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