経済・産業トレンド

「令和8年度病害虫発生予報第5号(水稲特集)」の発表について

農林水産省は令和8年7月23日、「令和8年度病害虫発生予報第5号(水稲特集)」を発表しました。本予報では、斑点米カメムシ類が東北、北関東、北陸、近畿、四国の一部地域で、トビイロウンカが中国及び四国の一部地域で、紋枯病が北東北の一部地域で多発すると予想されています。地域によっては、いもち病などの病害虫も増加する見込みです。同省は、都道府県の発生予察情報を参考に適期の防除実施を呼びかけるとともに、気候変動や薬剤抵抗性発達を背景に、予防・予察に重点を置いた総合防除の実践の重要性を強調しています。

この発表の要点

企業・自治体への影響

農業関連企業や自治体、特に水稲生産者や農業資材メーカーは、予報地域の病害虫発生状況を注視し、適切な防除対策を講じる必要があります。食品加工業や流通業も、将来的な米の供給量や品質への影響を考慮に入れるべきです。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 広報 経理

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 農林水産省
業界 農業
発表日 2026-07-23
分類 経済・産業トレンド
地域 東京都

発表された内容

令和8年度病害虫発生予報第5号(水稲特集)」の発表について

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令和8年7月23日
農林水産省

〇斑点米カメムシ類の発生が、東北、北関東、北陸、近畿及び四国の一部の地域で多くなると予想。

農林水産省は、「令和8年度病害虫発生予報第5号(水稲特集)」を発表いたします。

1.主要な病害虫の発生予察情報(発生予察)
今後の主要な病害虫の発生予察情報(発生予報)については次のとおりです。斑点米カメムシ類の発生が、東北、北関東、北陸、近畿及び四国の一部の地域で多くなると予想されています。トビイロウンカの発生が、中国及び四国の一部の地域で多くなると予想されています。紋枯病の発生が、北東北の一部の地域で多くなると予想されています。この他、いもち病等、地域によっては多くなると予想されている病害虫があるので、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に適期の防除を実施してください。参照URL:令和8年度病害虫発生予報第5号(水稲特集)

2.国の発生予察情報について
国は都道府県の協力の下、植物防疫法(昭和25年法律第151号)に基づき、病害虫の防除を適時で経済的なものにするため、気象、農作物の生育状況、病害虫の発生調査の結果等を分析し、病害虫の発生予察及び防除対策に係る情報(発生予察情報)を提供しています。本予報は、都道府県が提供する発生予察情報を取りまとめた情報になりますので、地域における情報の詳細は、都道府県病害虫防除所のホームページ等を参照してください。参照URL:国の病害虫発生予察情報及び都道府県病害虫防除所
3.総合防除の実践
温暖化等の気候変動や薬剤抵抗性の発達等を背景に、病害虫・雑草への対応が年々難しくなっています。このため、消費者に支持される食料の安定的な供給が確保されるよう、「予防・予察」に重点を置いた総合防除によって、病害虫・雑草が発生及び増加しづらい生産環境を整え、持続的かつ効果的な防除を適時適切に実施し、病害虫・雑草のまん延防止及び農作物への損害の発生を軽減することが重要です。参照URL:総合防除実践ガイドライン参照URL:総合防除実践マニュアル

お問合せ先
消費・安全局植物防疫課
担当者:国内防除2班代表:03-3502-8111(内線4562)ダイヤルイン:03-3502-3382

出典: www.maff.go.jp
URL: https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/260723.html

時系列

この事例から確認すべきポイント

本発表は、気候変動や薬剤抵抗性の発達といった背景から、農業生産における病害虫対策の難易度が増している現状を浮き彫りにしています。農林水産省が都道府県の協力のもと、植物防疫法に基づき提供する発生予察情報は、農家や関連企業が適時かつ経済的な防除対策を講じる上で不可欠な情報源です。特に「予防・予察」に重点を置いた総合防除の実践が強調されており、これは持続可能な農業生産への転換を促す重要なメッセージと言えます。農業関連企業は、この予報を受けて自社の生産計画や資材供給戦略を見直す必要があり、また、新たな防除技術や環境負荷の低い資材の開発・導入を加速させる契機ともなり得ます。地域ごとの詳細情報は都道府県の防除所が提供するため、関係者は地域に特化した情報を積極的に収集し、具体的な対策に落とし込むことが求められます。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-07-23

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