経済・産業トレンド

トルコ、2035年までに2,000億ドル規模のエネルギー投資機会を見込む、投資・財務局報告書

トルコ大統領府投資・財務局は2026年9月3日、「トルコ・エネルギーレポート2026」を発表した。2035年までに再生可能エネルギーや送配電網、原子力などのエネルギー分野で約2,000億ドルの投資機会が見込まれ、そのうち約800億ドルを送配電インフラ向けが占めるとしている。風力、太陽光、EV充電インフラ、洋上風力発電向けプロジェクトなどの成長分野における投資機会も取り上げられている。

この発表の要点

企業・自治体への影響

エネルギー分野やインフラ関連事業を展開する企業にとって、トルコ市場における中長期の投資動向や成長分野を把握するための参考情報となる。経営企画部門や海外事業展開部門において、市場調査や事業戦略の策定に活用される。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 総務 法務 広報

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 トルコ大統領府投資・財務局
業界 エネルギー・インフラ
発表日 2026-09-10
分類 経済・産業トレンド

発表された内容

2026年09月10日

トルコ大統領府投資・財務局は9月3日、「トルコ・エネルギーレポート2026」を発表した。同局のアフメト・ブラク・ダールオール総裁は同レポートについて「トルコのエネルギー市場、制度、主要分野の動向を包括的に分析したもので、投資家にとって有益な参考資料となる」としている。

同レポートによると、トルコにおける再生可能エネルギー、送配電網、原子力などのエネルギー分野について、2035年までに約2,000億ドル規模の投資機会が見込まれると試算している。このうち約800億ドルを送配電インフラ向けが占める。

また、風力、太陽光、蓄電池、水力、地熱、バイオマス、グリーン水素の7つの主要分野の現状、成長機会、投資リスクおよび課題を包括的に分析している。このほか、電気自動車(EV)充電インフラ、大規模な再生可能エネルギー開発を促進するための再生可能エネルギー資源地域(YEKA、注1)制度での洋上風力発電向けプロジェクト(DÜRES-2026、注2)など、新たな成長分野における投資機会についても幅広く取り上げている。

(注1)「YEKA」は「再生可能エネルギー資源地域(Yenilenebilir Enerji Kaynak Alanları)」の略。
(注2)「DÜRES」は洋上風力発電(Deniz Üstü Rüzgâr Enerjisi Santrali)の略。DÜRES-2026はトルコ政府が進める初の洋上風力発電向けYEKA入札プロジェクト。

(佐野充明)

(トルコ)

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トルコ、2035年までに2,000億ドル規模のエネルギー投資機会を見込む、投資・財務局報告書

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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/09/7605c4ac368b8c93.html

時系列

主な数値

エネルギー分野全体の投資機会見込み額 2000億ドル
送配電インフラ向けの投資機会見込み額 800億ドル

この事例から確認すべきポイント

本発表は、トルコ政府が公表したエネルギー分野の市場動向や投資機会に関する報告書に基づくものである。2035年までに総額2,000億ドル規模の投資が見込まれており、再生可能エネルギーや送配電インフラ、原子力、洋上風力発電などの具体的な成長分野が示されている。現時点で取得できた本文からは、詳細な個別プロジェクトの応募要領や補助金・支援スキームの個別金額を確認することはできない。詳細は公式出典であるジェトロのビジネス短信や現地レポート等を確認することが求められる。エネルギー関連の海外展開やインフラ投資を検討する企業にとって、中長期の市場動向を把握するための重要な参考資料となる。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-09-10

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