「郵便事業の安定的・持続的な運営を確保するための方策及び郵便局が地域を支援する役割を果たすためのサービス提供の在り方」 の情報通信審議会への諮問
この発表の要点
- 総務省が情報通信審議会へ郵便事業の持続的運営と郵便局の地域支援の在り方について諮問
- 令和8年成立の郵政民営化法等改正法や日本郵政の中期経営計画を踏まえた検討
- 令和9年夏頃をめどに答申を希望
企業・自治体への影響
物流・総務・経営企画部門において、将来的な郵便サービスの水準見直しや料金制度、郵便局の地域支援サービスの変化が自社の郵送コストや受発信業務、地域インフラ活用に影響を与える可能性があります。
対応すべきこと
- 総務省の公式サイト等で情報通信審議会の今後の審議状況を確認する
- 郵便サービスの水準見直しや料金・制度変更が自社の郵送・物流業務に与える影響を想定する
- 関係部門へ郵政制度改革に関する最新動向を共有する
対象部門: 経営者 総務 広報
対応期限:施行日まで
基本データ
| 企業・団体 | 総務省 |
|---|---|
| 業界 | 運輸・郵便 |
| 発表日 | 2026-08-20 |
| 分類 | 制度・法令改正 |
| 地域 | 東京都 |
発表された内容
令和8年8月20日
「郵便事業の安定的・持続的な運営を確保するための方策及び郵便局が地域を支援する役割を果たすためのサービス提供の在り方」 の情報通信審議会への諮問
総務省は、本日、情報通信審議会(会長:遠藤 信博 日本電気株式会社特別顧問)に対し、「郵便事業の安定的・持続的な運営を確保するための方策及び郵便局が地域を支援する役割を果たすためのサービス提供の在り方」について、諮問しました。
1 諮問概要・理由
「郵便事業を取り巻く経営環境等の変化を踏まえた郵便料金に係る制度の在り方 答申」(令和7年7月31日情報通信審議会)や令和8年6月に成立した郵政民営化法等の一部を改正する法律(令和8年法律第50号)では、郵便事業を取り巻く社会経済情勢の変化等を勘案し、郵便事業の安定的・持続的な運営を確保するための方策について検討することが求められています。また、同法では、日本郵便株式会社の本来業務として「基盤的サービス提供業務」が追加されるなど、郵便局がこれまで以上に地域を支援する役割を果たしていくことが求められています。
日本郵政グループにおいても、令和8年5月に公表した中期経営計画に掲げる事業構造の見直しの中で、郵便サービスの持続的提供のためのサービス水準の見直しを要望するとともに、地域のニーズに応じた地域のインフラ維持機能や顧客ニーズやライフステージに応じて顧客の暮らしを支えるサービスを提供することで、地域の生活を支える生活サポート拠点としての機能を発揮することとしています。
こうした状況を踏まえ、「郵便事業の安定的・持続的な運営を確保するための方策及び郵便局が地域を支援する役割を果たすためのサービス提供の在り方」について、情報通信審議会に諮問するものです。
2 答申を希望する事項
(1)郵便事業の安定的・持続的な運営を確保するための方策
・利用者ニーズを踏まえた郵便サービスの在り方
・今後の郵便ネットワークの維持に向けた課題及びその対応
(2)郵便局が地域を支援する役割を果たすためのサービス提供の在り方
・郵便局を活用して行うことが期待される地域生活を支えるサービス内容
・当該サービスの提供・推進の在り方
(3)その他必要と考えられる事項
3 答申を希望する時期
令和9年夏頃目途
連絡先
(郵便事業の安定的・持続的な運営を確保するための方策について)
情報流通行政局郵政行政部郵便課
担当 :笹川課長補佐、湯浅主査
電話 :03-5253-5975
(郵便局が地域を支援する役割を果たすためのサービス提供の在り方について)
情報流通行政局郵政行政部郵便局活用課
担当 :小川課長補佐、倉町官
電話 :03-5253-5964
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出典: 総務省
URL: https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu14_02000171.html
時系列
- 2025-07-31 情報通信審議会が「郵便事業を取り巻く経営環境等の変化を踏まえた郵便料金に係る制度の在り方 答申」を公表
- 2026-05 日本郵政グループが中期経営計画を公表し、郵便サービスの持続的提供のためのサービス水準の見直し等を要望
- 2026-06 郵政民営化法等の一部を改正する法律(令和8年法律第50号)が成立
- 2026-08-20 総務省が情報通信審議会へ諮問を実施
主な数値
| 答申を希望する時期 | 令和9年夏頃頃 |
|---|---|
| 郵便事業側担当連絡先電話番号 | 03-5253-5975番 |
| 郵便局活用側担当連絡先電話番号 | 03-5253-5964番 |
この事例から確認すべきポイント
本諮問は、社会構造の変化や郵政民営化法等の改正に伴い、郵便事業の持続可能性確保と郵便局の地域インフラとしての役割再定義に向けた法制度・サービス見直しの検討プロセスを開始するものです。通信・物流業界や地域自治体、また郵便サービスを利用するすべての企業にとって、将来的な郵便料金、配送水準、郵便局窓口を通じた地域生活支援サービスの拡充など、事業環境に直結する中長期的な方向性を占う重要動向となります。今後の審議会の議論や令和9年夏頃の答申に向けた動向を注視し、サービス水準の変化が自社の物流や総務業務等に与える影響をあらかじめ想定しておくことが求められます。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-08-20
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