サイバーセキュリティ

Weekly Report: 警察庁が「令和8年版 警察白書」を公開

JPCERT/CCは、Microsoft Edge、PaperCut NG/MF、Apache Tomcat、OpenSSL、UniFi製品、GitLab、WatchGuard製品、Next.js、SonicWall NetExtender Linux Client、Veeam製品、Google Chrome、Keycloak、SKYSEA Client ViewおよびSKYMEC IT Manager、WordPress用プラグイン「miniOrange SAML Single Sign On」における複数の脆弱性情報を公開しました。また、警察庁が「令和8年版 警察白書」を公開したことも伝えています。

この発表の要点

企業・自治体への影響

組織内で該当するソフトウェアやプラグイン、ネットワーク機器を利用している場合、不正アクセスや情報漏えい、管理者権限の奪取といった重大なセキュリティインシデントにつながるおそれがあります。情シス部門および法務・総務部門での迅速な確認と対応が必要です。

対応すべきこと

対象部門: 情シス 総務 法務

対応期限:速やかに確認

基本データ

企業・団体 JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)
業界 IT・ソフトウェア
発表日 2026-09-02
分類 サイバーセキュリティ

発表された内容

令和8年版 警察白書」を公開

※紹介するセキュリティ関連情報の選定基準は以下のページをご覧ください。
https://www.jpcert.or.jp/wr/

【1】Microsoft Edgeに複数の脆弱性

情報源

Release notes for Microsoft Edge Security Updates
Release notes for Microsoft Edge Security Updates

概要
Microsoft Edgeには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

Release notes for Microsoft Edge Security Updates
Release notes for Microsoft Edge Security Updates

【2】PaperCut NGおよびPaperCut MFに複数の脆弱性

情報源

URGENT Security Advisory: PaperCut NG/MF Security Bulletin (27 Aug 2026)
Short description of what is in the security bulletin

概要
PaperCut Softwareが提供するPaperCut NGおよびPaperCut MFには、複数の脆弱性があります。PaperCut Softwareは、当該脆弱性を悪用した攻撃を確認しているとのことです。同社は、インターネットからアクセス可能なPaperCut NGおよびPaperCut MFのApplication Serverについて、信頼済みIPアドレスのみにWebアクセスを制限するよう呼びかけており、同対応ができない場合の対策として緊急パッチを提供しています。また、開発者およびセキュリティ企業のHuntressから侵害調査の参考となる情報が公表されています。詳細は、開発者が提供する情報とあわせて関連文書を参照してください。
関連文書

PaperCut Zero-Day: Active Exploitation and Pre-Auth RCE | Huntress
PaperCut NG and PaperCut MF are under active exploitation. Huntress reproduced a pre-auth RCE chain and shares urgent pa...

【3】Apache Tomcatに複数の脆弱性

情報源

JVNVU#96149019: Apache Tomcatにおける複数の脆弱性(2026年8月25日)
Japan Vulnerability Notes

概要
Apache Tomcatには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。

【4】OpenSSLに複数の脆弱性

情報源

JVNVU#96558110: OpenSSLにおける脆弱性に対するアップデート(2026年8月25日)
Japan Vulnerability Notes

概要
OpenSSLには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

https://openssl-library.org/news/secadv/20260825.txt

【5】複数のUniFi製品に脆弱性

情報源

https://community.ui.com/releases/Security-Advisory-Bulletin-067/fc4a3488-7c43-4628-8bab-f715e96dbfc9

概要
Ubiquitiが提供する複数のUniFi製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。

【6】GitLabに複数の脆弱性

情報源

GitLab Patch Release: 19.3.1, 19.2.5, 19.1.7 | GitLab Docs
Learn more about GitLab Patch Release: 19.3.1, 19.2.5, 19.1.7 for GitLab Community Edition (CE) and Enterprise Edition (...

概要
GitLabには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。

【7】複数のWatchGuard製品に脆弱性

情報源

CVE-2026-57909 — WatchGuard Agent path traversal allows unauthenticated remote code execution

概要
複数のWatchGuard製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

WatchGuard Security Advisories

【8】Next.jsに複数の脆弱性

情報源

August 2026 Security Release
The August 2026 security release for Next.js is now available

概要
Next.jsには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。

【9】SonicWall NetExtender Linux Clientに複数の脆弱性

情報源

Security Advisory

概要
SonicWall NetExtender Linux Clientには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。

【10】複数のVeeam製品に脆弱性

情報源

KB4905: Vulnerability Resolved in Veeam ONE 13.1 Patch 0
Vulnerability Resolved in Veeam ONE 13.1 Patch 0

概要
複数のVeeam製品には、脆弱性があります。この問題は、バージョンアップまたはパッチを適用することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

KB4902: Vulnerability Resolved in Veeam Backup & Replication 13.1
Vulnerability Resolved in Veeam Backup & Replication 13.1

【11】Google Chromeに複数の脆弱性

情報源

Stable Channel Update for Desktop
The Chrome team is delighted to announce the promotion of Chrome 152 to the stable channel for Windows, Mac and Linux. T...

概要
Google Chromeには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。

【12】Keycloakに複数の脆弱性

情報源

Keycloak 26.7.2 released
Keycloak - the open source identity and access management solution. Add single-sign-on and authentication to application...

概要
Keycloakには、複数の脆弱性があります。JPCERT/CCでは、当該脆弱性の一部について、概念実証コードが公開されていることを確認しています。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

CVE-2026-18963 - Red Hat Customer Portal
CVE Details App

【13】SKYSEA Client ViewおよびSKYMEC IT Managerに複数の脆弱性

情報源

JVN#33423625: SKYSEA Client ViewおよびSKYMEC IT Managerにおける複数の脆弱性
Japan Vulnerability Notes

概要
Sky株式会社が提供するSKYSEA Client ViewおよびSKYMEC IT Managerには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品にパッチを適用することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

【重要】SKYSEA Client ViewおよびSKYMEC IT Managerにおける複数の脆弱性(CVE-2026-66109、CVE-2026-68062、CVE-2026-68959、CVE-2026-68960、CVE-2026-69665)|SKYSEA Client View
【重要】SKYSEA Client ViewおよびSKYMEC IT Managerにおける複数の脆弱性(CVE-2026-66109、CVE-2026-68062、CVE-2026-68959、CVE-2026-68960、CVE-202...

【14】WordPress用プラグイン「miniOrange SAML Single Sign On」の脆弱性に関する悪用観測状況

情報源

One slug, seven editions: the miniOrange SAML SSO bug that let anyone log in as your WordPress admin - Patchstack
Reported by the DigitalOcean security team, with root cause analysis by DigitalOcean, coverage and vendor follow-up hand...

概要
Patchstackは、WordPress用プラグイン「miniOrange SAML Single Sign On」における認証回避の脆弱性(CVE-2026-61979、CVE-2026-15981)を悪用する試みを確認したと公表しました。同社によると、攻撃者が当該脆弱性を悪用してWordPressの管理者セッションCookieを取得した事例が確認されたほか、関連するエンドポイントに対する複数のIPアドレスからのスキャン活動も観測されています。該当する製品を利用している場合は、修正済みのバージョンへの更新を検討してください。
関連文書

SAML Single Sign On – SSO Login
SAML SSO (Single Sign On) for WordPress Login with Okta, Entra ID/Azure AD, GSuite, Salesforce & All SAML IdPs. Free Unl...

【15】警察庁が「令和8年版 警察白書」を公開

情報源

令和8年版 警察白書

概要
警察庁は、「令和8年版 警察白書」を公開しました。本文書では、「深刻化するサイバー空間の脅威と警察の新たなる展開」を特集し、重大サイバー事案への対処や今後の警察の取り組みなどについて紹介しています。
■JPCERT/CCからのお願い

本レポートに関するお問い合わ

出典: www.jpcert.or.jp
URL: https://www.jpcert.or.jp/wr/2026/wr260902.html#15

時系列

主な数値

WordPress用プラグインの脆弱性 CVE-2026-61979、CVE-2026-15981件

この事例から確認すべきポイント

本発表では、Microsoft Edge、Google Chrome、GitLab、Apache Tomcat、OpenSSLなどの主要なソフトウェアやネットワーク機器(UniFi、WatchGuard、Veeam等)において、多数の脆弱性が報告されています。特にPaperCut NGおよびMFや、WordPress用プラグイン「miniOrange SAML Single Sign On」については、実際に悪用や管理者セッションCookieの取得が確認されており、組織内における迅速な影響調査とパッチ適用が急務です。情報システム部門および脆弱性管理担当者は、各開発元から提供されている修正済みバージョンへの更新や、インターネットからのアクセス制限といった回避策を早急に実施する必要があります。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-09-02

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