韓国、第3四半期GDP成長率は前期比1.0%、輸出と設備投資が牽引
最終確認日: 2026-10-29
基本データ
| 分類 | 経済・産業トレンド |
|---|
発表された内容
2026年10月29日
添付資料(150 KB)
韓国銀行(中央銀行)は10月27日、2026年第3四半期(7~9月)の実質GDP成長率(速報値)が前期比1.0%だったと発表した。同行は、輸出と投資の好調が継続したことで、第1、第2四半期に続き予想(注)を上回る成長を見せたと評価した。
2026年第3四半期の支出項目別実質GDP(前期比)は次のとおり(添付資料表1、表2参照)。
民間消費:財(乗用車、家電製品など)とサービス(金融、飲食など)がいずれも減少し0.2%減。
政府消費:物件費と健康保険給付費の支出がともに増加し1.9%増。
建設投資:土木が伸びて0.7%増。
設備投資:機械類(半導体製造装置など)を中心に4.1%増。
輸出入:輸出は、半導体、機械・電気装置などを中心に2.3%増。輸入は、原油、半導体製造装置などが増加し2.4%増。
業種別では、農林漁業が栽培業と漁業を中心に前期比5.9%増、製造業がコンピュータ、電子・光学機器、機械・装置を中心に2.0%増だった。電気・ガス・水道事業は電気事業を中心に3.7%増、建設業は土木建設が伸びて2.0%増となった。サービス業は、ビジネスサービス、情報通信、運輸などを中心に0.2%増だった。
GDP成長率への寄与度をみると、内需が0.9ポイント、純輸出が0.1ポイントだった。民間消費は減少したものの、政府消費や半導体産業を中心とした設備投資などが内需を下支えした。輸出は半導体などを中心に増加した一方、輸入も原油や半導体製造装置などを中心に増加したため、純輸出の寄与度は0.1ポイントとなった。
記者会見を行った同行のイ・ドンウォン経済統計第2局長は、第3四半期までの累計成長率が前年同期比3.6%だったため、第4四半期の成長率が前期比0.0%でも、年間成長率は3.6%になるとした。なお、8月に発表した経済展望の予測では、年間成長率を3.3%としていた(2026年8月31日記事参照)。
なお、第3四半期は低調だった民間消費については、(1)乗用車販売の回復消費の改善、(2)半導体企業における現金配当や成果給の支給、(3)行政機関の移転に伴う支出などによって、2026年第4四半期から2027年第1四半期にかけて改善を見込んでいるとした。
(注)8月に公開した経済展望では、2026年第3四半期の実質GDP成長率の予測は前期比0.3%となっていた。
(向野文乃)
(韓国)
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公開日: 2026-10-29 / 最終確認: 2026-10-29
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編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-10-29
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