サイバーセキュリティ

Weekly Report: JPCERT/CCが2026年4月から6月分の「JPCERT/CC 四半期レポート」を公開

JPCERT/CCは2026年7月23日に週次レポートを公開し、WordPress、Google Chrome、VMware、Splunk、Cisco、Drupal、Zoom、SonicWall、Fortinet、SAP、Firefox、Adobe、Microsoftなど、複数の製品・サービスにおけるセキュリティ脆弱性情報を報告しました。特にWordPressとSonicWall SMA1000シリーズの脆弱性については、悪用が確認されており、修正済みバージョンへの速やかな更新が推奨されています。また、2026年4月から6月分の「JPCERT/CC 四半期レポート」の公開も合わせて発表されました。

この発表の要点

企業・自治体への影響

本レポートに記載されたWordPress、Google Chrome、VMware、Splunk、Cisco、Drupal、Zoom、SonicWall、Fortinet、SAP、Firefox、Adobe、Microsoftなどの製品・サービスを利用している企業・自治体は、セキュリティリスクに直面する可能性があります。特にIT・情報システム部門は、自社環境への影響を評価し、迅速な対応計画を策定する必要があります。経営層は、これらのリスクが事業継続に与える影響を理解し、必要なリソースを確保することが重要です。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 情シス 広報

対応期限:速やかに確認

基本データ

企業・団体 JPCERT/CC
業界 IT・ソフトウェア
発表日 2026-07-23
分類 サイバーセキュリティ

発表された内容

JPCERT-WR-2026-0723
JPCERT/CC
2026-07-23

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■07/12(日)〜07/18(土) のセキュリティ関連情報
目 次

【1】WordPressにリモートコード実行につながる脆弱性

【2】Google Chromeに複数の脆弱性

【3】VMware Avi Load Balancerに複数の脆弱性

【4】複数のSplunk製品に脆弱性

【5】複数のCisco製品に脆弱性

【6】Drupal coreに複数の脆弱性

【7】複数のZoom製品に脆弱性

【8】SonicWallのSMA1000シリーズに複数の脆弱性

【9】複数のFortinet製品に脆弱性

【10】複数のSAP製品に脆弱性

【11】Firefoxに複数の脆弱性

【12】複数のAdobe製品に脆弱性

【13】JPCERT/CCが2026年4月から6月分の「JPCERT/CC 四半期レポート」を公開

【14】複数のマイクロソフト製品に脆弱性

【15】JPCERT/CCが「APT-C-60による2026年の攻撃」を公開

※紹介するセキュリティ関連情報の選定基準は以下のページをご覧ください。
https://www.jpcert.or.jp/wr/

【1】WordPressにリモートコード実行につながる脆弱性

情報源

WordPress 7.0.2リリース
以下は WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 7.0.2 Release」を訳した…

概要
WordPressには、認証なしでリモートコード実行につながる脆弱性(通称:wp2shell)があります。複数のセキュリティ企業が本脆弱性の悪用を確認しているとのことです。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。複数のセキュリティ企業から侵害調査の参考となる情報が公表されています。開発者が提供する情報とあわせて関連文書もご確認ください。
関連文書

wp2shell: incident response guide (CVE-2026-63030 + CVE-2026-60137)
A critical pre-auth RCE hit WordPress core (wp2shell). A blog on how to check if you're exposed, hunt for compromise, an...

【2】Google Chromeに複数の脆弱性

情報源

Stable Channel Update for Desktop
The Stable channel has been updated to 150.0.7871.128/.129 for Windows and Mac and 150.0.7871.128 for Linux, which will ...

概要
Google Chromeには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

Stable Channel Update for Desktop
The Stable channel has been updated to 150.0.7871.124/.125 for Windows and Mac and 150.0.7871.124 for Linux, which will ...

【3】VMware Avi Load Balancerに複数の脆弱性

情報源

Support Content Notification - Support Portal - Broadcom support portal

概要
VMware Avi Load Balancerには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。

【4】複数のSplunk製品に脆弱性

情報源

SPL Command Safeguards Bypass through Cross-Site Request Forgery (CSRF) in Deployment Server in Splunk Enterprise
In Splunk Enterprise versions below 10.4.1, 10.2.5, 10.0.8, and 9.4.13, and Splunk Cloud Platform versions below 10.5.26...

概要
複数のSplunk製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

Splunk Vulnerability Disclosure

【5】複数のCisco製品に脆弱性

情報源

Cisco Identity Services Engine Path Traversal Vulnerability
A vulnerability in Cisco Identity Services Engine (ISE) and Cisco ISE Passive Identity Connector (ISE-PIC) could allow a...

概要
複数のCisco製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新、またはホットパッチを適用することで解決します。ただし、Cisco Identity Services EngineおよびCisco ISE Passive Identity Connectorは、2026年9月に正式パッチが提供される予定です。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

Cisco RoomOS Security Hardening Release: July 2026
As part of Cisco's ongoing commitment to proactive security and product quality, the Cisco RoomOS engineering team has c...

【6】Drupal coreに複数の脆弱性

情報源

Client Challenge

概要
Drupal coreには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

Client Challenge
Client Challenge

【7】複数のZoom製品に脆弱性

情報源

ZSB-26014
ZSB-26014

概要
複数のZoom製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

Zoom セキュリティ速報
最新の Zoom セキュリティ速報をご確認のうえ、Zoom アプリを最新バージョンに更新して、最新版の修正やセキュリティ改善をご利用ください。

【8】SonicWallのSMA1000シリーズに複数の脆弱性

情報源

Security Advisory

概要
SonicWallが提供するSMA1000シリーズには、複数の脆弱性があります。SonicWallによると、今回修正された脆弱性を悪用する攻撃を確認しているとのことです。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。SonicWallや他のセキュリティ企業から、侵害調査の参考となる情報が公表されています。開発者が提供する情報とあわせて関連文書もご確認ください。
関連文書

Rapid7
On July 14, 2026, SonicWall published a security advisory addressing two vulnerabilities affecting SMA1000 Series remote...
Proxying to Compromise: SonicWall Secure Mobile Access 0-day Exploitation
In early July 2026, Volexity was engaged to perform an incident response investigation where it discovered a threat acto...

【9】複数のFortinet製品に脆弱性

情報源

PSIRT | FortiGuard Labs
None

概要
複数のFortinet製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

PSIRT Advisories | FortiGuard Labs

【10】複数のSAP製品に脆弱性

情報源

SAP Security Patch Day - July 2026
SAP security Patch Day Bulletin

概要
複数のSAP製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。

【11】Firefoxに複数の脆弱性

情報源

Security Vulnerabilities fixed in Firefox 152.0.6

概要
Firefoxには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を開発者が提供する修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

Security Vulnerabilities fixed in Firefox for iOS 152.4

【12】複数のAdobe製品に脆弱性

情報源

https://helpx.adobe.com/security/products/coldfusion/apsb2

出典: www.jpcert.or.jp
URL: https://www.jpcert.or.jp/wr/2026/wr260723.html#13

時系列

主な数値

JPCERT/CC週次レポートの対象期間 2026-07-12から2026-07-18期間
JPCERT/CC四半期レポートの対象期間 2026-04から2026-06期間
週次レポートで報告された製品・サービスの脆弱性情報の件数 12件

この事例から確認すべきポイント

この週次レポートは、WordPress、Google Chrome、VMware、Splunk、Cisco、Drupal、Zoom、SonicWall、Fortinet、SAP、Firefox、Adobe、Microsoftといった広範な製品・サービスに影響を及ぼすセキュリティ脆弱性が継続的に発生している現状を浮き彫りにしています。特に、WordPressのリモートコード実行につながる脆弱性やSonicWall SMA1000シリーズの脆弱性のように、既に悪用が確認されているケースがある点は、企業にとって極めて高いリスクを示唆しています。組織は、JPCERT/CCのような信頼できる情報源からのアラートを継続的に監視し、自社で利用しているシステムやアプリケーションが影響を受けるかどうかを迅速に特定する必要があります。また、脆弱性が公表された際には、開発元が提供する修正パッチやアップデートを速やかに適用する体制を確立することが不可欠です。Cisco製品のようにパッチ提供時期が異なる場合もあるため、個別のベンダー情報を確認し、計画的な対応が求められます。定期的なセキュリティ監査とインシデント対応計画の見直しも、このような脅威への備えとして重要です。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-07-23

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