経済・産業トレンド

ジェトロ、北京・上海・成都の53店舗で日本産酒類販促PRイベント「Sake Overflow 2026」を実施

ジェトロと在上海日本総領事館は、2026年6月3日から7月12日まで、中国の上海、北京、成都の3都市で日本産酒類の販促PRイベント「Sake Overflow 2026」を共催しました。今回は過去最多となる計53店舗の飲食店が参加し、一般消費者の認知度向上と消費促進を図りました。WeChatミニプログラムやKOLによるライブ配信、SNSを活用した多角的なプロモーションを展開し、7月30日には成果発表会兼表彰式も開催。ジェトロは今後も同様の体験型販促活動を拡大する方針です。

この発表の要点

企業・自治体への影響

本イベントは、中国市場における日本産酒類の認知度向上と消費促進に貢献するものであり、日本の食品・飲料メーカーや輸出関連企業にとって、海外市場開拓の参考となる事例です。特に、オンラインツールやKOLを活用したプロモーション戦略は、国際マーケティング部門や広報部門にとって示唆に富むでしょう。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 広報

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 ジェトロ
業界 貿易・プロモーション
発表日 2026-08-12
分類 経済・産業トレンド

発表された内容

2026年08月12日

ジェトロと在上海日本総領事館は共催で、日本産酒類の販促PRイベント「Sake Overflow(和酒満溢)2026」(以下、本イベント)を6月3日から7月12日まで、上海市、北京市、成都市の3都市で開催した。「Japan Sake Month」の一環であり、一般消費者の日本産酒類の認知度向上と消費促進を目的としている。そのほか、BtoB商談会「和酒峰会」(2026年6月15日記事参照)が6月3~4日に別途開催された。
本イベントは、各都市内の飲食店・バーと連携し、各店舗を訪れた一般消費者に手頃な価格で日本産酒類を提供する。3回目の開催となる今回、3都市で計53店舗の飲食店が参加し、参加店舗数も過去最多となった。
参加店舗では、日本酒の飲み比べセットや焼酎ベースのカクテルなどを提供した。店舗ごとに異なるコンセプトで、多様な銘柄や飲用スタイルの日本産酒類が楽しめる内容となっている。特に上海市では、焼酎ベースのカクテルを提供するバーの割合を増やし、日本産蒸留酒の新たな飲用シーンを提案した。
今回、初の試みとして、WeChatミニプログラムを通じて参加者の利便性と回遊性の向上を図った。店舗情報の検索、スタンプラリー、電子チケットの購入、ミニゲームを通じた商品や連携店の紹介などのサービスを提供した。
イベント期間中は、店舗での販促活動に加え、有力ECサイトでのオンライン販売やKOL(キーオピニオンリーダー)によるライブ配信も実施した。
さらに、オンラインプロモーションとして、小紅書(RED)やWeChatなどのSNSを中心に情報発信を行った。関連コンテンツの総露出数は150万回を超え、エンゲージメント数は6万回を超えたほか、KOLによるライブ配信を計9回実施した。
本イベントでは、連携店の主体的な参画を促すことを目的に表彰制度を設けており、7月30日に総領事公邸で成果発表会兼表彰式を開催した。上海市の売り上げ上位5店舗、北京市・成都市の売り上げ上位各2店舗、消費者投票による各都市の人気店舗各1店舗を表彰した。さらに、消費者の関心喚起策の一環として、10店舗以上を巡った先着10人の消費者に「チャレンジャー賞」を授与したほか、情報拡散を促すため、積極的に発信した「優秀体験官」2人も表彰した。
ジェトロは、今後も日本産酒類の認知向上と市場開拓のため、飲食店・EC・SNSを組み合わせた体験型コンテンツによる販促活動を拡大していく予定だ。

(左)清酒3点飲み比べセット、(右)焼酎をベースにしたカクテル(ともにジェトロ撮影)

(左)イベント体験の様子をSNSに投稿、(右)インフルエンサーがREDでライブ販売を行う様子(ともにジェトロ撮影)

在上海日本総領事公邸での表彰式(ジェトロ撮影)

(江碧清)

(中国)

ビジネス短信 063212fd1a23ba86

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ジェトロ、北京・上海・成都の53店舗で日本産酒類販促PRイベント「Sake Overflow 2026」を実施

ジェトロ公式SNSアカウント

出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/08/063212fd1a23ba86.html

時系列

主な数値

イベント開催都市数 3都市
参加店舗数 53店舗
関連コンテンツ総露出数 150万回超
エンゲージメント数 6万回超
KOLライブ配信回数 9回
チャレンジャー賞受賞者数 10人
優秀体験官表彰者数 2人

この事例から確認すべきポイント

本発表は、ジェトロが中国市場における日本産酒類の認知度向上と消費促進を目的とした販促活動の成果を報告するものである。オンラインとオフラインを組み合わせた多角的なプロモーション戦略が特徴であり、特にWeChatミニプログラムを活用した利便性向上や、KOLによるライブ配信、SNSでの情報発信が現代の市場開拓において重要であることを示唆している。参加店舗数の増加や、焼酎ベースのカクテル提案など、現地の嗜好に合わせた柔軟なアプローチも成功要因として挙げられる。成果発表会と表彰制度の導入は、連携店舗の主体的な参画を促し、イベント全体の活性化に貢献したと考えられる。今後も同様の体験型コンテンツによる販促活動を拡大する方針は、継続的な市場開拓への意欲を示す。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-08-12

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