経済・産業トレンド

BIG DAISHOWAがドイツ南西部に欧州統括拠点を開設

BIG DAISHOWAは、2026年7月1日にドイツ南西部ズルツ・アム・ネッカー市に新設した欧州統括拠点の開所式を実施しました。この新拠点は、6,000平方メートルの敷地内に欧州統括機能、物流センター、ショールームを備え、同社の欧州ビジネスの要となります。これまでスイス現地法人から管轄していた欧州ビジネスを強化し、顧客へのサービス提供、営業、物流を一括して行うことで、欧州市場へのコミットメントを示します。

この発表の要点

企業・自治体への影響

製造業、特に工作機械や工具関連企業は、グローバルな事業展開における拠点戦略の重要性を再認識する必要があります。本事例は、市場への地理的近接性、既存拠点との連携、地域産業とのシナジーを考慮した海外進出が、競争力強化に繋がる可能性を示唆しています。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 広報 経理

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 BIG DAISHOWA
業界 製造業
発表日 2026-07-13
分類 経済・産業トレンド
地域 大阪府

発表された内容

2026年07月13日

BIG DAISHOWA(本社:大阪府東大阪市)は7月1日、ドイツ南西部バーデン・ビュルテンベルク州のズルツ・アム・ネッカー市に新設した欧州統括拠点の開所式を行った(プレスリリース)。同社は、金属を削る工作機械と刃物をつなぐ工具保持具(ツーリング)で日本国内シェア50%以上を占める。これまでスイス現地法人から欧州ビジネスを管轄していたが、ドイツの新拠点は6,000平方メートルの敷地内に欧州統括機能や物流センター、ショールームなどを備え、今後の欧州ビジネスの要となる。ズルツ・アム・ネッカー市はドイツ中部からスイスまで伸びる高速道路沿いに位置し、スイス拠点とのアクセスが良いこと、また機械製造業が盛んなバーデン・ビュルテンベルク州にドイツの顧客が多いことが、今回の進出先の決め手となった。

開所式には、欧州統括拠点が立地する工業団地「InPark A81」を共同運営するズルツ・アム・ネッカー市とフェーリンゲン市の市長をはじめとする自治体の関係者やBIG DAISHOWAの取引先企業など、約40人が参加。同社の仲谷開人取締役社長は、「欧州統括拠点の新設は当社の欧州市場へのコミットメントを示すもの。顧客からこれまで以上の信頼を得るべく、より充実したサービス提供、営業、物流を一括して行っていく。この地域とともに成長し、欧州産業の発展に貢献していきたい」と述べた。地元の自治体からは、技術力の高いBIG DAISHOWAの進出がビジネス拠点としての魅力を高め、地場企業への好影響を与えることを期待する声が聞かれた。

同社欧州統括拠点の新社屋(ジェトロ撮影)

(鷲澤純)

(ドイツ、日本)

ビジネス短信 50dae1c3c913120a

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BIG DAISHOWAがドイツ南西部に欧州統括拠点を開設

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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/07/50dae1c3c913120a.html

時系列

主な数値

日本国内シェア 50パーセント以上
新拠点敷地面積 6000平方メートル
開所式参加人数 40人

この事例から確認すべきポイント

BIG DAISHOWAの欧州統括拠点新設は、グローバル市場における事業拡大と競争力強化を目指す企業の戦略的な動きを示しています。これまでスイス現地法人で管轄していた欧州ビジネスをドイツの新拠点に集約することで、サービス提供、営業、物流の一括管理を実現し、顧客へのコミットメントを強化する狙いがあります。特に、機械製造業が盛んなバーデン・ビュルテンベルク州への進出は、主要顧客へのアクセス向上と地域産業との連携強化を図る上で重要です。企業は、海外進出に際して、市場の地理的条件、既存拠点との連携、顧客基盤、そして地域社会との共存・貢献といった多角的な視点から立地を検討する必要があることを本事例は示唆しています。また、現地自治体や取引先を招いた開所式は、地域との良好な関係構築とステークホルダーへの情報発信の重要性を強調しています。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-07-13

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