7月の消費者物価は前年同月比2.8%上昇、石油類の上昇鈍化で3カ月ぶりに2%台
最終確認日: 2026-08-11
この発表の要点
- 韓国の7月消費者物価指数は前年同月比2.8%上昇し、3カ月ぶりに2%台に鈍化した。
- 農畜水産物と石油類の上昇幅縮小が物価鈍化の主要因。
- 韓国政府は石油類価格安定策、食料品割引支援・供給拡大、9月の秋夕向け「民生安定対策」を準備中。
企業・自治体への影響
韓国市場で事業を展開する企業、特に食品・飲料、エネルギー、観光・宿泊、小売業界は、物価動向と政府の安定化策が事業環境に与える影響を注視する必要があります。原材料調達、価格設定、消費者需要に直接的な影響が生じる可能性があります。
対応すべきこと
- 韓国の消費者物価指数および関連する政府の物価安定策の動向を継続的にモニタリングする。
- 自社の事業が関連する品目(食品、エネルギー、サービス等)の価格変動要因と政府支援策を詳細に分析する。
- 9月の秋夕に向けた「民生安定対策」の内容を注視し、自社の事業戦略への影響を評価する。
- 関連部門(経営企画、経理、調達、営業など)へ本発表の内容を共有し、情報連携を強化する。
対象部門: 経営者 経理 広報
対応期限:要確認
基本データ
| 企業・団体 | 韓国財政経済部 |
|---|---|
| 発表日 | 2026-08-10 |
| 分類 | 経済・産業トレンド |
発表された内容
2026年08月10日
添付資料(88 KB)
韓国財政経済部は8月4日、7月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で2.8%上昇し、食料品やエネルギー類を除いたコアコアCPIは2.6%上昇したと発表した(添付資料表1参照)。農畜水産物および石油類の上昇幅が縮小したことで、4月以来3カ月ぶりに2%台となった。
品目別の物価上昇率をみると(添付資料表2参照)、農畜水産物は、政府の割引支援などにより、農産・畜産・水産ともに前月に比べ下落したものの、前年同月比では農産物の下落で0.9%にとどまった。石油類は、第7次最高価格制度(2026年3月16日関連記事参照)の引き下げ(注)による影響で、前月比5.5%下落し、前年同月比では前月より上昇幅が鈍化して15.5%となった。加工食品は、業界の価格引き上げなどで、上昇幅が小幅拡大し1.0%となった。個人サービスは、夏休みのピーク入りなどで、宿泊・旅行を中心に拡大し、3.5%となった。
同部は今後の対応について、「石油の最高価格制度の運営など、石油類の価格安定とともに、農畜水産物の割引支援の継続や、輸入・供給拡大などを通じ、食料品の価格安定への取り組みを強化する」「9月の秋夕(チュソク、日本の旧盆のようなもの)向けの『民生安定対策』も滞りなく準備する」とした。
(注)1リットル当たり、150ウォン(約16.5円、1ウォン=約0.11円)引き下げ。
(李海昌)
(韓国)
ビジネス短信 2688643837e31bfd
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7月の消費者物価は前年同月比2.8%上昇、石油類の上昇鈍化で3カ月ぶりに2%台
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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/08/2688643837e31bfd.html
時系列
- 2026-03-16 第7次最高価格制度に関連する記事参照日
- 2026-04 消費者物価指数が2%台であった時期
- 2026-08-04 韓国財政経済部が7月の消費者物価指数を発表
- 2026-08-10 本発表の掲載日
- 2026-09 秋夕(チュソク)の時期、「民生安定対策」を準備
主な数値
| 7月の消費者物価指数上昇率 | 2.8% |
|---|---|
| 7月のコアコアCPI上昇率 | 2.6% |
| 農畜水産物の前年同月比上昇率 | 0.9% |
| 石油類の前月比下落率 | 5.5% |
| 石油類の前年同月比上昇率 | 15.5% |
| 加工食品の上昇率 | 1.0% |
| 個人サービスの上昇率 | 3.5% |
| 石油類価格引き下げ額 | 150ウォン/リットル |
| 石油類価格引き下げ額(円換算) | 16.5円/リットル |
この事例から確認すべきポイント
本発表は、韓国の消費者物価指数が3カ月ぶりに2%台に鈍化したことを示しており、特に農畜水産物と石油類の上昇幅縮小が寄与しています。政府の割引支援や最高価格制度の運用が物価安定に一定の効果をもたらしていることが伺えます。一方で、加工食品や個人サービスは上昇を続けており、特に夏休み需要による宿泊・旅行費の上昇が目立ちます。企業は、韓国市場における原材料費やエネルギーコストの動向、政府の物価安定策が事業活動に与える影響を注視する必要があります。特に食品関連企業は、政府の割引支援や輸入・供給拡大策が競争環境や調達コストに与える影響を分析し、価格戦略やサプライチェーンの見直しを検討することが重要です。また、9月の秋夕に向けた「民生安定対策」の内容も、消費動向に影響を与える可能性があるため、その詳細を注視し、自社の事業戦略に反映させる準備が求められます。現時点で取得できた本文からは、詳細を確認できませんでした。詳細は公式出典をご確認ください。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-08-10 / 最終確認: 2026-08-11
執筆・確認主体
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数値・日付・組織名・金額は公式発表の原文から転記しており、 原文に記載のない事項を補って書くことはしていません。 内容の正確性は公式出典をご確認ください。
編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-08-11
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