経済・産業トレンド

世界トップアクセラと連携する「GSAP」、全5コース採択企業がついに決定

ジェトロは、内閣府と連携し、日本のスタートアップの海外展開を支援する「グローバル・スタートアップ・アクセラレーションプログラム(GSAP)」2026年度の全5コースが始動し、第一弾として計62社のスタートアップを採択したと発表しました。本プログラムは、世界有数のアクセラレーターと連携し、米国進出を加速させるための知見やネットワーク、現地顧客との接点を提供します。2026年度からは新たに「AI-CTOコース」も開設され、実践的な支援を通じてグローバル展開を後押しします。

この発表の要点

企業・自治体への影響

本発表は、海外展開を目指す日本のスタートアップ企業、特に米国市場への進出を検討している企業にとって、具体的な支援機会を提供するものです。また、スタートアップエコシステムに関わる投資家や支援機関、地方自治体にとっても、日本のスタートアップのグローバル競争力強化に向けた政府機関の取り組みとして注目されます。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 広報

対応期限:公募締切まで

基本データ

企業・団体 ジェトロ
発表日 2026-07-08
分類 経済・産業トレンド

発表された内容

2026年07月08日

世界トップアクセラレーターと連携し、米国進出を加速するアクセラレーションプログラム「GSAP」2026年度全5コースが始動 ―第一弾として、採択スタートアップ62社を発表。
ジェトロは、内閣府と連携し、日本のスタートアップの海外展開を支援する「グローバル・スタートアップ・アクセラレーションプログラム(GSAP: Global Startup Acceleration Program)」を2026年4月30日より開始しました。
2026年度は、全国13拠点に拡大したスタートアップ・エコシステム拠点都市を含む全国各地から計62社のスタートアップを採択。世界有数のアクセラレーターと連携し、海外市場での事業成長に必要な知見やネットワーク、現地顧客・パートナーとの接点を提供することで、グローバル展開を支援します。
プログラムでは、Enterprise B2B、AI、Sustainability、Manufacturing Techといった重点分野に加え、2026年度から新たに「AI-CTOコース」を開設。技術開発やプロダクト高度化を含む実践的な支援を通じて、海外市場で競争力を持つ事業の創出と成長を後押しします。
GSAPは、2021年に始動して以来、これまでに累計500社以上の日系スタートアップを支援してきました。過去参加企業の中には、北米やアジアでの資金調達、販路開拓、現地法人設立、大手企業との事業提携などを実現した事例もあり、グローバル展開を目指す企業の基盤づくりに活用されています。

Global Startup Accelaration Program 2026

連携するアクセラレーターと各コース概要(2026年度)

Enterprise B2Bコース(連携:Alchemist)

アーリーステージのエンタープライズ部門スタートアップ支援・投資に特化した米国のアクセラレーター。プログラム参加企業の総資金調達額は14億ドル以上。本コースでは「米国市場理解」「PoC・事業検証」「事業・顧客」の3フェーズを展開。※今回は「米国市場理解」のフェーズ参加者を採択。

AIコース(連携:StartX)

スタンフォード大学発のアクセラレーター。ユニコーン企業を18社輩出、コミュニティに集う起業家の数は1,600名を超えており、シリコンバレーの中でも非常に高い評価を受けている。米国の既存プログラムへの応募は300件以上、採択率は10%以下であり、本プログラムは、日本のスタートアップ向けに特別に用意されたプログラム。

AI-CTOコース(連携:ERA)

ERAは、400社以上の投資実績と1,000人超のメンターネットワークを強みに、創業初期からユニコーン企業を輩出してきた実績を有するNew York発のトップアクセラレーター。本プログラムは、「この設計でUS市場に通用するのか」という確信を得ることを目的とする。モデル選定(Proprietary × Open Source)や、RAG/Fine-tuning/Agent設計のトレードオフ、推論コスト・レイテンシ・信頼性の最適化を通じて、USエンタープライズ市場に対応可能なAIシステム構築を支援。

Sustainabilityコース(連携:Third Derivative)

約800名の社内専門家と200名以上の外部メンターを抱えるThird Derivativeが連携して行うプログラム。CO2削減や気候レジリエンス分野への投資を行うJapan Energy Fund Venturesも協力パートナーとして参加。

ManufacturingTech&HardTechコース(連携:Centrepolis Accelerator)

米国中部・ミシガン州に拠点を置く、製造業・ハードテック分野に特化したアクセラレーター。大手製造業や投資家との強固なネットワークを活かし、スタートアップのPoC・実証・事業化支援を行える点を強みとする。

「GSAP」プログラム概要

項目
詳細

形式
ハイブリッド(オンライン+オフライン)、米国現地渡航

期間
3か月~6か月

参加対象
日本国内に所在するスタートアップ企業

内容
講義セッション (戦略、マーケティング、資金調達等)、ワークショップ 、1on1メンタリング 、ネットワーキング 、投資家・海外企業向けデモデイ 等

採択企業リスト

GSAP参加企業一覧2026(640KB)

関連情報

グローバル・スタートアップ・アクセラレーションプログラム (GSAP)(ジェトロのサービス)

ジェトロ・イノベーション部 スタートアップ課(担当:森、鈴木)Tel:03-3582-5770E-mail:su-support@jetro.go.jp

お知らせ・記者発表

お知らせ

2026年

世界トップアクセラと連携する「GSAP」、全5コース採択企業がついに決定

ジェトロ公式SNSアカウント

出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/news/announcement/2026/71c9ef279e8bdfbb.html

時系列

主な数値

2026年度採択スタートアップ数 62社
2026年度GSAPコース数 5コース
GSAP開始年 2021年
GSAP累計支援スタートアップ数 500社以上
Alchemist連携プログラム参加企業の総資金調達額 14億ドル以上
StartX輩出ユニコーン企業数 18社
StartXコミュニティ起業家数 1600名超
StartX米国既存プログラム採択率 10%以下
ERA投資実績 400社以上
ERAメンターネットワーク数 1000人超
Third Derivative社内専門家数 約800名
Third Derivative外部メンター数 200名以上

この事例から確認すべきポイント

本発表は、ジェトロが内閣府と連携して実施する「グローバル・スタートアップ・アクセラレーションプログラム(GSAP)」の2026年度採択企業決定を伝えるものです。日本のスタートアップの海外展開支援を目的とし、世界トップクラスのアクセラレーターと連携することで、米国市場への進出を具体的に後押しする点が特徴です。特に、AI分野の強化として「AI-CTOコース」を新設したことは、技術トレンドへの対応と、より専門的な支援ニーズに応える姿勢を示しています。過去のプログラム参加企業が資金調達や販路開拓、現地法人設立などの成果を上げている実績は、プログラムの有効性を示す重要な要素です。企業広報の観点からは、具体的な支援内容、連携パートナーの質、そして過去の実績を明確に伝えることで、プログラムの信頼性と魅力を高めています。また、採択企業リストを別途提供することで、関心を持つステークホルダーへの情報提供を詳細に行う配慮が見られます。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-07-08

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