上半期の農林水産物・食品輸出額は過去最高の8,977億円
最終確認日: 2026-08-08
この発表の要点
- 2026年上半期の農林水産物・食品輸出額が過去最高の8,977億円を記録し、前年同期比10.9%増となった。
- 米国、香港、中国、台湾が主要な輸出先国・地域であり、米国向けが輸出全体を牽引している。
- 緑茶が最大の増加品目となり、ブリやソース混合調味料なども輸出額増加に大きく貢献した。
企業・自治体への影響
農林水産物・食品の生産者、加工業者、輸出関連企業は、国際市場での日本産品の需要拡大という好機を捉えることができます。特に、米国やアジア市場、緑茶やブリなどの特定品目における成長は、事業戦略の見直しや新たな市場開拓の可能性を示唆します。
対応すべきこと
- 農林水産物・食品関連企業は、最新の輸出統計を確認し、自社製品の市場動向を分析する。
- 輸出先国・地域のトレンド(米国、香港、中国、台湾など)や品目別動向(緑茶、ブリ等)を参考に、今後の輸出戦略を検討する。
- 日本食への関心や健康志向の高まりといった市場要因を捉え、製品開発やプロモーションに活かす。
- 農林水産省の公式出典で詳細な輸出実績を確認し、自社の事業計画に反映させる。
対象部門: 経営者 広報 経理
対応期限:要確認
基本データ
| 企業・団体 | 農林水産省 |
|---|---|
| 業界 | 食品・飲料 |
| 発表日 | 2026-08-07 |
| 分類 | 経済・産業トレンド |
発表された内容
2026年08月07日
日本の農林水産省は8月4日、財務省貿易統計に基づく「2026年6月農林水産物・食品の輸出額(確報値)」を発表した。2026年上半期(1~6月累計)の農林水産物・食品の輸出額は、少額貨物を含め前年同期比10.9%増の8,977億円となり、上半期として過去最高を更新した。
上位の輸出先国・地域としては、1位が米国(1,626億円、15.3%増)、2位が香港(1,100億円、3.0%増)、3位が中国(940億円、4.3%増)、4位が台湾(882億円、9.5%増)となった。輸出額増加の要因には、日本食への関心の高まり、インバウンドによる日本食・日本産品の認知度向上、健康志向の高まりなどを背景とした、既存商流における取扱量の拡大や新規商流の獲得などがある。
品目別にみると、輸出重点品目のうち、緑茶が前年同期比220億円増となり最大の増加品目となった。同省は輸出増加の要因として、欧米やASEANで健康志向や日本食への関心が高まる中、ラテやスイーツなどの原料として利用される抹茶を含む粉末状茶の需要拡大が輸出を押し上げたと指摘している。次いで、主に北米や韓国向けに輸出が伸びたブリが178億円増となったほか、ソース混合調味料(51億円増)などの輸出拡大も全体の輸出額増加に寄与した。
国・地域別では、米国向けが引き続き輸出全体を牽引した。また、ベトナムではホタテ貝やサバ、韓国ではビールやブリなどの輸出が拡大した。中国についても、アルコール飲料や丸太、清涼飲料水などの輸出増加がみられた。
なお、6月単月の輸出額は前年同月比6.8%増の1,471億円だった。輸出先の上位は、米国(264億円、前年同月比4.7%増)、香港(226億円、2.7%増)、中国(164億円、9.3%増)、台湾(139億円、8.6%増)だった(注)。
(注)詳細な輸出実績については農林水産省「分野別分類/農林水産物の輸出入」を参照。
(庄田幸生)
(日本、世界)
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上半期の農林水産物・食品輸出額は過去最高の8,977億円
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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/08/e47598ab3d93df2e.html
時系列
- 2026-08-04 農林水産省が財務省貿易統計に基づく「2026年6月農林水産物・食品の輸出額(確報値)」を発表
- 2026-08-07 ジェトロが本ビジネス短信を公開
主な数値
| 2026年上半期(1~6月累計)農林水産物・食品輸出額 | 8977億円 |
|---|---|
| 2026年上半期(1~6月累計)輸出額前年同期比増減率 | 10.9%増 |
| 2026年6月単月輸出額 | 1471億円 |
| 2026年6月単月輸出額前年同月比増減率 | 6.8%増 |
| 上半期輸出先1位(米国)輸出額 | 1626億円 |
| 上半期輸出先2位(香港)輸出額 | 1100億円 |
| 上半期輸出先3位(中国)輸出額 | 940億円 |
| 上半期輸出先4位(台湾)輸出額 | 882億円 |
| 緑茶の輸出増加額 | 220億円増 |
| ブリの輸出増加額 | 178億円増 |
| ソース混合調味料の輸出増加額 | 51億円増 |
この事例から確認すべきポイント
2026年上半期の農林水産物・食品輸出額が過去最高を更新したことは、日本産品の国際市場における競争力と需要の高まりを示す重要な指標です。特に、米国、香港、中国といった主要市場での堅調な伸びに加え、緑茶やブリといった特定品目の大幅な増加は、戦略的な輸出促進策とグローバルな健康志向や日本食ブームが相乗効果を生んでいることを示唆しています。企業は、これらのトレンドを深く分析し、ターゲット市場や品目の選定、マーケティング戦略に反映させることで、さらなる事業拡大の機会を捉えることができます。また、インバウンド需要による認知度向上も輸出に寄与していることから、国内と海外市場を連携させたプロモーションの重要性も再認識されます。詳細な品目別・国別データは、今後の事業戦略を策定する上で不可欠な情報となるでしょう。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-08-07 / 最終確認: 2026-08-08
執筆・確認主体
この記事は、上記の公式出典を一次情報として PRaze編集部(株式会社スキルマーク)が構造化・要約したものです。 要約と分類の生成にはAIを使用しています。
数値・日付・組織名・金額は公式発表の原文から転記しており、 原文に記載のない事項を補って書くことはしていません。 内容の正確性は公式出典をご確認ください。
編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-08-08
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