GROWIにおける複数の脆弱性
この発表の要点
- GROWI v8.0.0およびそれ以前のバージョンに複数の脆弱性が存在
- 他のユーザーのブックマーク情報の取得・改ざん・削除のおそれあり
- 修正バージョンであるv8.0.1へアップデートが必要
企業・自治体への影響
GROWIを利用している企業や組織において、情シス部門や開発部門が管理する環境で情報漏えいやデータ改ざんのリスクが生じる可能性があります。
対応すべきこと
- 自社環境におけるGROWIの利用有無とバージョンを確認する
- 該当する場合は速やかにv8.0.1へアップデートを実施する
- 関係部門へ脆弱性情報と対応策を共有する
対象部門: 情シス 総務
対応期限:速やかに確認
基本データ
| 企業・団体 | 株式会社GROWI |
|---|---|
| 業界 | IT・ソフトウェア |
| 発表日 | 2026-08-28 |
| 分類 | サイバーセキュリティ |
発表された内容
公開日:2026/08/28 最終更新日:2026/08/28
JVN#42348352
GROWIにおける複数の脆弱性
株式会社GROWIが提供するGROWIには、複数の脆弱性が存在します。
GROWI v8.0.0およびそれ以前のバージョン
株式会社GROWIが提供するGROWIには、次の複数の脆弱性が存在します。
ブックマークフォルダ関連APIにおけるユーザ識別情報の操作による権限チェック回避(CWE-639)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:L/UI:N/VC:L/VI:L/VA:L/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 5.3
CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:L/I:L/A:L 基本値 6.3
CVE-2026-53620
ブックマーク一覧取得APIにおける認可処理の不備(CWE-863)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:N/VC:L/VI:N/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 6.9
CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N 基本値 5.3
CVE-2026-68951
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
当該製品にログイン可能な攻撃者によって、他のユーザのブックマーク情報が取得、改ざん、削除される(CVE-2026-53620)
当該製品にアクセス可能な攻撃者によって、他のユーザのブックマーク情報が取得される(CVE-2026-68951)
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
本脆弱性は次のバージョンで修正されています。
GROWI v8.0.1
ベンダ
ステータス
ステータス最終更新日
ベンダの告知ページ
株式会社GROWI
該当製品あり
2026/08/28
株式会社GROWI の告知ページ
CVE-2026-53620
この脆弱性情報は、次の方がJPCERT/CCに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者: 河本 将士 氏
また、この脆弱性情報は、同時期に次の方が情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社日本総合研究所 大竹 文絃 氏
CVE-2026-68951
この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者がJPCERT/CCに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
CVE-2026-53620
CVE-2026-68951
JVN iPedia
JVNDB-2026-000089
Copyright (c) 2000-2026 JPCERT/CC and IPA. All rights reserved.
出典: jvn@jvn.jp
URL: https://jvn.jp/jp/JVN42348352/
時系列
- 2026-08-28 GROWIにおける複数の脆弱性に関する情報が公開された。
主な数値
| 対象バージョン | v8.0.0およびそれ以前バージョン |
|---|---|
| 修正バージョン | v8.0.1バージョン |
この事例から確認すべきポイント
本事例は、ナレッジ管理ツール「GROWI」において認証・認可に関する複数の脆弱性(CVE-2026-53620、CVE-2026-68951)が発見され、修正版がリリースされたというものです。システムにログイン可能な攻撃者や外部からのアクセスにより、他のユーザーのブックマーク情報の取得・改ざん・削除といった不正操作が行われるリスクがあります。実務においては、自社環境で当該製品を利用しているかを早急に棚卸しし、案内されている修正バージョン「v8.0.1」へのアップデートを速やかに実施することが求められます。脆弱性管理体制の強化と迅速なパッチ適用の徹底が不可欠です。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-08-28
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