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令和8年度 第3回化学物質管理に係る専門家検討会 議事録

厚生労働省労働基準局安全衛生部化学物質対策課は、令和8年7月16日に「令和8年度 第3回化学物質管理に係る専門家検討会」を開催した。本会合では、濃度基準値の検討等を議題として、エチレンやイソブタン、ヘプタクロルなど30物質についての濃度基準値設定等の提案や調査結果が議論された。現時点で取得できた本文からは、詳細な全30物質の個別検討結果を確認することはできない。

この発表の要点

企業・自治体への影響

化学物質を取り扱う製造業等の企業において、今後の濃度基準値の設定や見直しに伴う作業環境管理、保護具の選定、経皮ばく露防止対策への対応が必要となる可能性がある。

対応すべきこと

対象部門: 総務 法務 情シス 人事

対応期限:定期確認

基本データ

企業・団体 厚生労働省
業界 製造
発表日 2026-07-16
分類 統計・調査データ
地域 東京都

発表された内容

令和8年度化学物質管理に係る専門家検討会
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令和8年度 第3回化学物質管理に係る専門家検討会 議事録

令和8年度 第3回化学物質管理に係る専門家検討会 議事録

労働基準局安全衛生部化学物質対策課

日時

令和8年7月16日(木)14:00~15:10

場所

LMJ東京研修センター 4XL会議室

議事内容

午後2時00分 開会

○堀部化学物質評価室長 それでは、定刻でございますので、令和8年度第3回化学物質管理に係る専門家検討会を開催いたします。
本日は、お忙しい中、また大変お暑い中、お集まりいただきまして、大変ありがとうございます。本日、城内先生に座長をお渡しするまでの間、司会を務めます、化学物質対策課化学物質評価室長の堀部でございます。よろしくお願いいたします。
本日の議題でございますけれども、濃度基準値の検討とその他ということで御用意しております。本日でございますが、開催要綱別紙の構成員全ての皆様にお集まりいただくようお声がけをしておりまして、出席者として14名の方にお集まりをいただいております。うち髙田先生、平林先生、川本先生、オンラインで御参加ということになっておりますので、こちらの会場には11名の先生方にお集まりいただいているということになります。武林先生と保利先生、山室先生は、今日御欠席というふうに伺っております。
まず、議事に入ります前に、事務局に人事異動がございましたので、1回、2回に御紹介させていただいている分は除きまして、評価室の関係、御紹介をさせていただきたいと思います。長らくお世話になりました小永光の代わりに松下が着任しておりますので、松下から一言御挨拶申し上げます。
○松下有害性調査機関査察官 4月に着任いたしました松下と申します。これからどうぞよろしくお願いいたします。
○堀部化学物質評価室長 それから、事務方でございますけれども、後ろに座っておりますが、係長の中嶋でございます。
○中嶋係長 どうぞよろしくお願いいたします。
○堀部化学物質評価室長 それから、係員の増田でございます。よろしくお願いいたします。
○増田係員 よろしくお願いいたします。
○堀部化学物質評価室長 続いて、こちらもロジ的な話で恐縮でございますが、会議の留意事項について改めて御説明をいたします。
先ほど申し上げましたように、本日は会場とオンラインの併用ということで開催させていただいておりますので、会場参加の先生方におかれましては、御発言の際、必ずマイクをお使いいただきますようお願いいたします。お二人に1本ずつマイクがありますので、譲り合っての御使用をお願いできればと思っております。それから、オンラインの参加の先生方でございますが、周りの音を拾ってしまうおそれがございますので、御発言される場合を除きまして、マイクをミュートまたはオフに設定していただきますようによろしくお願いを申し上げます。また、御発言の際でございますが、あらかじめチャットで御発言の旨を入力いただくか、あるいは、お名前を名乗っていただきまして座長の指名を受けていただいてから御発言をいただきますよう、御協力よろしくお願いいたします。
また、議事録でございますが、今回も議事録を作成いたします。先生方に確認いただいた後、後日公表いたしますので、御承知おきお願いいたします。
本日の会議でございますが公開でございます。一般の傍聴者の皆様におきましてはウェブでの音声配信のみということで対応させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、城内先生に以降の議事進行をお願いいたします。先生、よろしくお願いします。
○城内座長 城内です。よろしくお願いいたします。今日、お暑い中、坂を上って御参加いただき、誠にありがとうございます。皆さんもう落ち着かれましたでしょうかね。
それでは、まず、事務局から資料の確認をお願いいたします。
○堀部化学物質評価室長 本日の資料でございますが、会場参加の皆様におかれましてはお手元のタブレットに格納させていただいております。資料全体読み上げますと、まず議事次第と配付資料の一覧、資料ナンバー1-1、1-2、資料2、3、4、5、6まで、それから参考資料としまして参考の1から4までを御用意しております。会場の先生方、もし何かトラブル等ございましたら、途中でも結構ですので、事務局までお知らせいただければと思います。また、オンラインで御参加いただいている先生方にも資料を事前にメールで送付をさせていただいておりますが、何かございましたら途中でも結構でございますので、事務局まで御連絡いただければと思います。さらに、本日の資料でございますが、あらかじめ弊省のホームページに掲載をしておりますので、傍聴の皆様におかれてはそちらを御覧いただければと思います。
資料の確認は以上でございます。
○城内座長 ありがとうございます。

(1)濃度基準値の検討について

○城内座長 それでは、本日の議事に入ります。
議事1「濃度基準値の検討について」です。本日は30物質について検討する予定としております。まず、事務局から資料の説明をお願いいたします。
○松下有害性調査機関査察官 ありがとうございます。
議事1「濃度基準値の検討について」、資料を松下から説明させていただきます。なお、御検討に必要な一次文献はタブレットに格納されておりますので、必要に応じて確認をいただければと思います。
資料1-1、こちらにつきましては、令和7年度以前の積み残しとなっていた物質のリストですが、本日はこのリストから御検討いただく物質はございません。
また、資料1-2は、本年度の濃度基準値設定対象検討リストですが、こちらのリストのうち、本日は濃度基準値の欄に丸のマークのついている30物質の濃度基準値について御検討をいただく予定としております。
続けて、個別の物質について資料の2で御説明をさせていただきます。資料2を御覧ください。
資料2、まず、エチレンでございます。
こちら初期調査となっておりまして、8時間濃度基準値としまして200ppmを提案いたします。
根拠論文は記載の2文献となっておりまして、提案の理由としてはコメント欄の記載のとおりでございますが、まとめとして、動物の知見から、有害影響が認められない3,000ppmをNOAELと判断し、不確実係数等を考慮した200ppmを8時間濃度基準値として提案することとしております。
次に、2-メチルプロパン(イソブタン)でございます。
こちらは初期調査となっておりまして、8時間濃度基準値として500ppmを提案いたします。
根拠論文は記載の1文献となっておりまして、提案の理由としてはコメント欄の記載のとおりでございますが、まとめとして、ヒトの反復ばく露の知見から、有害影響が認められないばく露量が500ppmであることに基づき、8時間濃度基準値を500ppmとして提案することとしております。
次に、クロロトリフルオロメタンでございます。
こちらは初期調査となっておりまして、短時間濃度基準値として1,000ppmを提案いたします。
根拠論文は記載の1文献となっておりまして、提案の理由としてはコメント欄の記載のとおりでございますが、まとめとして、長期ばく露による影響の知見に乏しく、また急性の毒性影響も認められないことから1,000ppmを短時間濃度基準値として提案することとしております。
次に、ヘプタクロルでございます。
こちらは詳細調査となっておりまして、8時間濃度基準値として0.03mg/㎥を提案いたします。
根拠論文は記載の5文献となっておりまして、提案の理由としてはコメント欄の記載のとおりでございますが、まとめとして、動物実験の結果から、肝臓で認められた所見を臨界影響としたNOAELを1ppmと判断し、不確実係数等を考慮に入れた0.03mg/㎥を8時間濃度基準値として提案することとしております。
こちら、その他のコメントも併せて御確認をいただければと思います。経皮吸収があることから、経皮ばく露防止対策に留意する必要がある旨を記載させていただいております。
次に、ヘプタクロルエポキシドでございます。
根拠論文等は、先ほどのヘプタクロルと同様のものとなっております。
こちら詳細調査となっておりまして、8時間濃度基準値として0.03mg/㎥を提案いたします。
根拠論文は記載の5文献となっておりまして、提案の理由としてはコメント欄の記載のとおりでございますが、まとめとして、動物実験の結果から、肝臓で認められた所見を臨界影響としたNOAELを1ppmと判断し、不確実係数等を考慮に入れた0.03mg/㎥を8時間濃度基準値として提案することとしております。
その他のコメントの欄も併せて御確認いただければと思います。こちらも経皮吸収があることから、経皮ばく露防止対策に留意する必要がある旨を記載しております。
次に、クロロアセチル=クロリドでございます。
こちらは初期調査となっておりまして、8時間濃度基準値として0.01ppmを提案いたします。
根拠論文は記載の2文献となっておりまして、提案の理由としてはコメント欄の記載のとおりでございますが、まとめとして、動物の知見から、嗅上皮の炎症を臨界影響としたLOAELを0.5ppmと判断し、不確実係数等を考慮した8時間濃度基準値0.01ppmとして提案するとしております。
その他のコメントの欄も併せて御確認をいただければと思います。経皮吸収があることから、経皮ばく露防止対策に留意する必要がある旨を記載しております。

出典: 厚生労働省
URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_76185.html

時系列

主な数値

出席者数(会場) 11名
出席者数(オンライン) 4名
欠席者数 3名
濃度基準値検討対象物質数 30物質
エチレン 8時間濃度基準値(提案) 200ppm
2-メチルプロパン(イソブタン) 8時間濃度基準値(提案) 500ppm
クロロトリフルオロメタン 短時間濃度基準値(提案) 1000ppm
ヘプタクロル 8時間濃度基準値(提案) 0.03mg/㎥
ヘプタクロルエポキシド 8時間濃度基準値(提案) 0.03mg/㎥
クロロアセチル=クロリド 8時間濃度基準値(提案) 0.01ppm

この事例から確認すべきポイント

厚生労働省による化学物質管理に係る専門家検討会の議事録であり、化学物質のばく露限界値(濃度基準値)の策定プロセスが示されている。製造業や化学品を取り扱う企業においては、今後の法改正や新たな濃度基準値の設定動向を注視することが求められる。特に経皮吸収のある物質については、吸入だけでなく経皮ばく露防止対策への留意が言及されており、現場における保護具の選定や作業環境管理の見直しが必要となる場合がある。詳細は公式出典及び関連資料を確認し、自社の取り扱い物質と照らし合わせた準備を行うことが実務上重要となる。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-09-11

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