日本外務省、イスラエルの危険情報を「レベル2」に引き下げ、国際線ネットワークも回復
この発表の要点
- 外務省がイスラエルの大部分の危険情報をレベル3から「レベル2(不要不急の渡航は止めてください)」に引き下げ。
- ベン・グリオン国際空港の国際線ネットワークで欧州・中東・アジア・米国の主要航空会社の運航再開や回復が進行。
- アルキア航空が10月25日に成田便を開設する予定で、日本とイスラエルを結ぶ直行便が2社体制になる見込み。
企業・自治体への影響
イスラエルへの渡航制限緩和と国際線回復により、中東地域への出張や駐在を伴う企業において、渡航ポリシーや安全管理体制の見直しが必要となる。対象は主に経営・総務・法務部門および海外事業担当部門。
対応すべきこと
- 外務省の最新の危険情報および渡航安全情報を確認する
- 中東地域への出張・駐在に関する社内規定とリスク管理体制を見直す
- テルアビブ発着の国際線や直行便(エル・アル航空、アルキア航空等)の運航スケジュールを把握する
対象部門: 経営者 総務 法務
対応期限:要確認
基本データ
| 企業・団体 | 日本外務省 |
|---|---|
| 業界 | 航空・旅行・物流 |
| 発表日 | 2026-09-11 |
| 分類 | 経済・産業トレンド |
発表された内容
2026年09月11日
日本の外務省は9月10日、中東諸国の危険情報を更新した。その中でイスラエルの大部分について、危険情報をレベル3(渡航中止勧告)から「レベル2(不要不急の渡航は止めてください)」へ引き下げた。同情報では「6月8日にイスラエルとイランの間で再度攻撃の応酬が発生したが、同日に米国が仲介し双方は攻撃を停止した」としており、それ以降、イスラエルとイランの間で攻撃が発生していないことを踏まえた措置となる。なお、ガザ地区およびレバノンとの境界地帯は引き続きレベル4(退避勧告)、ヨルダン川西岸地区の大部分はレベル3が維持された。
イスラエルの情勢改善を受け、テルアビブのベン・グリオン国際空港の国際線ネットワークも回復が進んでいる。同空港離発着の欧州路線では、ルフトハンザドイツ航空、スイス・インターナショナル・エアラインズ、オーストリア航空、イタリア・ITAエアウェイズ、エール・フランスなど主要航空会社の多くが運航を再開している。中東路線ではアラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空、フライドバイが運航を継続しているほか、アジア路線では中国・海南航空やエア・インディアも運航している。
米国路線の回復も進んでいる。デルタ航空は9月6日からニューヨーク-テルアビブ便を再開し、ユナイテッド航空も9月8日からニューアーク-テルアビブ便を1日2往復体制で再開した。
日本とテルアビブとの直行便では、イスラエルのエル・アル航空が成田便を週4便体制で運航しているほか、イスラエルのアルキア航空が10月25日に成田便を開設する予定。アルキアは週2便の運航を計画しており、実現すれば日本とイスラエルを結ぶ直行便は2社体制となる見込みだ。
イスラエルの軍事衝突の関連情報は、イスラエルとハマスの衝突の特集、イスラエル・米国とイランの衝突を巡る中東情勢関連情報を参照。
(中溝丘)
(イスラエル、パレスチナ、レバノン、ドイツ、スイス、オーストリア、イタリア、フランス、アラブ首長国連邦、中国、インド、米国、日本)
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日本外務省、イスラエルの危険情報を「レベル2」に引き下げ、国際線ネットワークも回復
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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/09/57a1d7897f65b47a.html
時系列
- 2026-06-08 イスラエルとイランの間で再度攻撃の応酬が発生したが、米国が仲介し双方が攻撃を停止した。
- 2026-09-06 デルタ航空がニューヨーク-テルアビブ便を再開した。
- 2026-09-08 ユナイテッド航空がニューアーク-テルアビブ便を1日2往復体制で再開した。
- 2026-09-10 日本の外務省が中東諸国の危険情報を更新し、イスラエルの大部分を「レベル2」へ引き下げた。
- 2026-10-25 アルキア航空が成田便を開設する予定(週2便計画)。
主な数値
| エル・アル航空の成田便運航頻度 | 4便/週 |
|---|---|
| アルキア航空の成田便開設予定日 | 2026-10-25日 |
| アルキア航空の成田便運航計画頻度 | 2便/週 |
この事例から確認すべきポイント
本発表は、日本外務省によるイスラエルの危険情報引き下げおよびそれに伴う国際線ネットワークの回復動向を伝えるものである。治安状況の改善傾向により、現地への渡航制限が一部緩和され、欧米やアジア等各国の航空会社で運航再開や新規就航・増便の動きが広がっている。企業実務においては、中東地域への出張や駐在員の往来に関する社内規定・安全管理体制の見直しを行う契機となる。現地情勢は流動的であるため、最新の危険情報や航空会社の運航スケジュールを継続的に把握し、柔軟に対応することが求められる。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-09-11
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