サイバーセキュリティ

三菱電機製MELSEC iQ-FシリーズのFX5-EIPおよびFX5-ENET/IPにおける脆弱性

三菱電機製MELSEC iQ-FシリーズのFX5-EIP(Ver.1.000およびそれ以前)およびFX5-ENET/IP(全バージョン)において、サービス運用妨害(DoS)状態が発生する可能性のある脆弱性(CVE-2026-8805、CVE-2026-8806)が公開されました。短時間の大量TCPコネクションや通信パケット送信により発生し、FX5-EIPはアップデートやワークアラウンド、FX5-ENET/IPはワークアラウンドの実施が推奨されています。

最終確認日: 2026-06-19

この発表の要点

企業・自治体への影響

製造業やプラント運用等において、対象製品(FX5-EIP、FX5-ENET/IP)を利用している場合、不正な通信や高負荷によって制御システムの通信機能が停止し、現場の稼働に深刻な影響を与えるおそれがある。情シス部門や生産技術・保全部門での確認が必要となる。

対応すべきこと

対象部門: 総務 法務 情シス

対応期限:速やかに確認

基本データ

企業・団体 JPCERT/CC
業界 製造
発表日 2026-06-19
分類 サイバーセキュリティ

発表された内容

公開日:2026/06/19 最終更新日:2026/06/19

JVNVU#97140216
三菱電機製MELSEC iQ-FシリーズのFX5-EIPおよびFX5-ENET/IPにおける脆弱性

三菱電機製MELSEC iQ-FシリーズのFX5-EIPおよびFX5-ENET/IPには、サービス運用妨害(DoS)状態が発生する可能性のある脆弱性が存在します。

CVE-2026-8805

MELSEC iQ-Fシリーズ FX5-EIP形EtherNet/IPユニット FX5-EIP Ver.1.000およびそれ以前

CVE-2026-8806

MELSEC iQ-Fシリーズ FX5-ENET/IP形Ethernetユニット FX5-ENET/IP 全バージョン

三菱電機製MELSEC iQ-FシリーズのFX5-EIPおよびFX5-ENET/IPには、サービス運用妨害(DoS)状態が発生する可能性のある脆弱性が存在します。

MELSEC iQ-FシリーズのEtherNet/IPユニットFX5-EIPにおける整数オーバーフローまたはラップアラウンドの脆弱性(CWE-190、CVE-2026-8805)
MELSEC iQ-FシリーズのFX5-ENET/IP形EthernetユニットFX5-ENET/IPにおけるサービス運用妨害状態に至る可能性のある脆弱性(CWE-440、CVE-2026-8806)

当該製品に対して短時間に大量のTCPコネクションを確立することで、内部のコネクション管理処理に不整合および不正なメモリアクセスが発生し、当該製品がサービス運用妨害(DoS)状態となる – (CVE-2026-8805)
当該製品に対して短時間に大量の通信パケットを継続的に送信することで、処理負荷の増大、異常検知の内部処理不能、通信機能の停止が発生し、当該製品がサービス運用妨害(DoS)状態となる -(CVE-2026-8806)

CVE-2026-8805向け対策:
アップデートする
対策済バージョンにアップデートしてください。

ワークアラウンドを実施する
本脆弱性の影響を最小限に抑えるために、開発者は軽減策・回避策の適用を推奨しています。

CVE-2026-8806向け対策:
ワークアラウンドを実施する
開発者によると、本脆弱性への対策版のリリース予定はないとのことです。
開発者は軽減策・回避策の適用を推奨しています。

詳細については開発者が提供する情報を確認してください。

ベンダ

リンク

三菱電機株式会社

MELSEC iQ-FシリーズのEtherNet/IPユニットにおけるサービス拒否(DoS)の脆弱性

MELSEC iQ-FシリーズのFX5-ENET/IP形Ethernetユニットにおけるサービス拒否(DoS)の脆弱性

ICS Advisory | ICSA-26-169-05Mitsubishi Electric MELSEC iQ-F Series

ICS Advisory | ICSA-26-169-06Mitsubishi Electric Co.’s MELSEC iQ-F Series FX5-ENET/IP Ethernet Module

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者がJPCERT/CCに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。

JPCERT 緊急報告

JPCERT REPORT

CERT Advisory

CPNI Advisory

TRnotes

CVE

JVN iPedia

Copyright (c) 2000-2026 JPCERT/CC and IPA. All rights reserved.

出典: jvn@jvn.jp
URL: https://jvn.jp/vu/JVNVU97140216/

時系列

この事例から確認すべきポイント

本事例は、制御システム(OT)で広く使用される三菱電機製プログラマブルコントローラ(PLC)の関連ユニットに、サービス運用妨害(DoS)を引き起こす脆弱性が存在するというものです。制御システムにおける通信停止や高負荷状態は、プラントや製造ラインの停止といった重大な影響を及ぼすおそれがあります。特にFX5-ENET/IPに関しては対策版のリリース予定がないとされており、ワークアラウンド(軽減策・回避策)の適用が必須となります。企業の実務担当者においては、自社設備における該当型番の有無を確認し、ネットワーク分離やアクセス制限などの適切な回避策を早急に講じることが求められます。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-06-19 / 最終確認: 2026-06-19

執筆・確認主体

この記事は、上記の公式出典を一次情報として PRaze編集部(株式会社スキルマーク)が構造化・要約したものです。 要約と分類の生成にはAIを使用しています。

数値・日付・組織名・金額は公式発表の原文から転記しており、 原文に記載のない事項を補って書くことはしていません。 内容の正確性は公式出典をご確認ください。

編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-06-19

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