行政処分・コンプライアンス

令和7年度地方財政審議会(2月17日)議事要旨

総務省は、令和8年2月17日に開催された令和7年度地方財政審議会の議事要旨を公開しました。本審議会では、令和8年版「地方財政の状況」(地方財政白書)について審議が行われ、了承されました。主な議題として、地方債利子の定義、地方財政計画の規模が初めて100兆円を超えた旨の記載、地方税増加理由の表現、地方税制の動向に関する記載の修正提案などが挙げられ、説明者からは指摘を踏まえた修正検討の意向が示されました。

この発表の要点

企業・自治体への影響

本議事要旨は、地方財政の現状と今後の動向を示す「地方財政白書」の作成過程に関するものであり、地方自治体にとっては、財政状況の分析や計画策定の参考となる情報が含まれます。企業にとっては直接的な影響は限定的ですが、地方経済の動向を把握する上で、地方税収や地方債の状況は間接的に事業環境に影響を与える可能性があるため、経理部門や経営企画部門が関連情報を注視することが望ましいです。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 経理 広報

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 総務省
分類 行政処分・コンプライアンス

発表された内容

令和7年度 >
令和7年度地方財政審議会(2月17日)議事要旨

令和7年度地方財政審議会(2月17日)議事要旨

日時

令和8年2月17日(火)10時40分〜11時40分

場所

地方財政審議会室

出席者

(委 員) 小西 砂千夫(会長) 古谷 ひろみ 内田 明憲 西野 範彦 星野 菜穗子

(説明者) 自治財政局財務調査課 課長 藤原 俊之

議題

令和8年版「地方財政の状況」(地方財政白書)について
今回の議題は、地方財政法第30条の2第1項の規定に基づき、審議するものである。

要旨

標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。

(主な内容)

○「地方債現在高及び地方債利子の推移」のところに書いてある「地方債利子」とは支払利子なのか。地方債残高に対応する利子なのか。
→その年度に支払った利子である。

○第2部「2 令和8年度の地方財政」のところで、地方財政計画の規模が初めて100兆円を超えたという旨は書いた方がよいと思う。
→ご指摘を踏まえて、修正したい。

○第1部「3 地方財源の状況」の地方税の増加理由のところで、「企業収益の増等を背景として住民税、事業税のいずれも法人分の増加等によりそれぞれ1.3%増、9.9%増」と書いてあるが、「法人住民税が15.3%、法人事業税が10.2%増えている」と書いた方が分かりやすい。
→ご指摘を踏まえて、修正したい。

○「地方税制の動向」のところ、現在の記載では政府の税制改正大綱をそのまま引用しているなど、分かりにくい記載をしているので、修正してほしい。
→自治税務局と相談の上、対応を検討したい。

資料

資料1
資料2

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出典: 総務省
URL: https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/singi/chizai/02zaisei02_04001397_00945.html

時系列

主な数値

地方財政計画の規模 100兆円
法人住民税の増加率(指摘内容) 15.3%
法人事業税の増加率(指摘内容) 10.2%
住民税(法人分)の増加率(原文記載) 1.3%
事業税(法人分)の増加率(原文記載) 9.9%

この事例から確認すべきポイント

本議事要旨は、地方財政の現状と課題をまとめた「地方財政白書」の作成過程における審議内容を示すものです。委員からの具体的な指摘は、白書の内容の正確性、分かりやすさ、そして読者への伝わりやすさを重視している点が特徴的です。特に、地方債利子の定義や地方財政計画の規模に関する記述、地方税増加の背景説明など、専門的な内容を一般の読者にも理解しやすくするための工夫が求められていることが伺えます。行政機関が公表する資料において、数値の解釈や表現の適切性が、その情報の信頼性や政策理解に大きく影響するため、広報実務においても、専門用語の平易化や、データが示す意味の明確化が重要となります。また、指摘を受けて修正を検討する姿勢は、透明性の確保と説明責任の履行において評価されるべき点です。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-07-28

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