職場へ伝える健康情報を最小限に、「メノブリッジ」に仕事相談メモを搭載


日本向けiPhoneアプリ「メノブリッジ」には、受診メモとは別に、職場で一時的な相談を始めるための仕事相談メモがあります。本稿は開発・運営者本人による製品・設計紹介です。筆者は女性、患者当事者、医療者、法律専門家として発信していません。

■ 「すべて説明する」か「何も言わない」かの二択にしない 更年期を含む体調変化が仕事へ影響するとき、詳しい健康情報まで伝えたくない一方で、何も共有しなければ困りごとが伝わりにくい場合があります。女性の自立を一人で我慢することと同一視せず、必要な支援へつながりながら、開示範囲を本人が決められることを設計の中心に置きました。

■ 受診用と仕事用を分離 受診メモでは、本人が記録した変化、生活への影響、医療者へ確認したいことを整理できます。一方、仕事相談メモの初期状態には、病名、症状、薬、月経、医療機関名を含めません。影響のある業務、一時的に相談したい内容、想定期間、見直し日を本人が選び、共有前に全文を確認します。

■ 企業向け健康管理サービスではない 企業アカウント、管理者ダッシュボード、自動共有は設けていません。体調記録と自由入力は本人の端末内に保存し、書き出しは本人が明示的に操作したときだけ行います。アカウント、広告、Appをまたぐ追跡、画面収録型SDKもありません。

■ 製品の境界 本アプリは診断、治療、予防、リスク予測、薬の選択、法的判断を行いません。勤務先の制度や個別の権利を判断せず、職場での調整が認められることも保証しません。必要な医療、労務、法律相談の代替ではなく、本人が会話を始めるための準備ツールです。

しずく(メノブリッジ開発ノート)

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