経済・産業トレンド

自動車部品製造ダイヤメット、インド北部ハリヤナ州で工場の開所式を開催

粉末冶金法で自動車部品を製造するダイヤメットは、2026年6月1日、インド北部ハリヤナ州サンシティ工業団地内に新工場を開設しました。11億円を投じたこの工場は、同社にとってインド初の製造拠点であり、海外ではマレーシア、中国に続くものです。粉末冶金技術を用いた焼結機械部品を製造し、同年10月までの量産開始を目指します。

この発表の要点

企業・自治体への影響

自動車部品製造業や関連サプライチェーン企業は、インド市場における新たな生産拠点の動向として注目すべきです。特に、インド市場への進出を検討している企業や、現地での部品調達を模索している完成車メーカー、自動車部品メーカーにとっては、新たなビジネス機会や競合環境の変化に繋がる可能性があります。

対応すべきこと

対応優先度:  企業の海外事業展開に関する発表であり、直接的な法令遵守や緊急対応を要するものではないが、業界動向として中程度の関心があるため。

対象部門: 経営者 広報 経理

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 ダイヤメット
業界 自動車部品製造
発表日 2026-06-15
分類 経済・産業トレンド
地域 新潟県

発表された内容

2026年06月15日

粉末冶金(やきん)法で自動車部品などを製造するダイヤメット(本社:新潟県新潟市)は6月1日、インド北部ハリヤナ州のサンシティ工業団地内で工場の開所式を開催した。同工場は同社が11億円を投じて設置したもので、海外ではマレーシア、中国に続く。インドでは初の製造拠点となる。

今回立ち上げた工場では、粉末冶金技術を利用した焼結機械部品を製造し、完成車メーカーや自動車部品メーカーに販売する予定だ。原材料は、インド国内で調達する。

現地法人ダイヤメット・シンタード・メタル・インディアの矢野勝彦マネージング・ディレクターによると、インドでの速やかな操業開始を可能とするため、レンタル工場を探し、同工業団地に入居したという。同氏は開所式で「2026年10月までに製品の量産開始を目指し、高品質でありながらインド市場に適した競争力のある製品を顧客に提供していきたい。また、将来的な工場のラインの拡張も検討したい」と述べ、今後のインド展開への高い期待を示した。

開所式の様子(ジェトロ撮影)

(佐藤利昭)

(インド)

ビジネス短信 7d2e687b58a0f430

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ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース

自動車部品製造ダイヤメット、インド北部ハリヤナ州で工場の開所式を開催

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出典: JETRO ビジネス短信
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/06/7d2e687b58a0f430.html

時系列

主な数値

投資額 11億円
海外製造拠点数 3拠点

この事例から確認すべきポイント

ダイヤメットのインド工場開設は、同社のグローバル戦略における重要な一歩であり、特に成長著しいインド自動車市場への本格参入を意味します。粉末冶金技術を用いた焼結機械部品の現地生産は、サプライチェーンの現地化とコスト競争力の強化に貢献すると考えられます。原材料のインド国内調達方針は、地政学リスクの分散や現地経済への貢献にも繋がり、持続可能な事業展開を目指す姿勢が伺えます。また、レンタル工場での速やかな操業開始は、市場機会を迅速に捉えるための戦略的な判断であり、今後のライン拡張検討は、長期的な成長を見据えた柔軟な事業計画を示唆しています。この事例は、海外市場への進出を検討する企業にとって、現地パートナーシップ、サプライチェーンの構築、そして市場特性に合わせた柔軟な戦略立案の重要性を示唆しています。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-06-15

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