経済・産業トレンド

メキシコとインドが特恵貿易協定の交渉開始を発表

最終確認日: 2026-11-04

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分類 経済・産業トレンド

発表された内容

2026年11月04日

添付資料(205 KB)

メキシコ・インド両政府は10月28日、特恵貿易協定(PTA)の交渉開始をプレスリリースで発表した。両国は交渉の枠組み、範囲、実施形態、ロードマップなどを定めたTerms of Reference(ToR)に署名した。ToRでは、交渉の重要分野として、市場アクセス、原産地規則、税関手続き・貿易円滑化、紛争解決、衛星植物検疫措置(SPS)、貿易の技術的障害(TBT)、貿易救済措置を挙げた。

今回の貿易交渉は、2025年6月のG7首脳会合でメキシコのクラウディア・シェインバウム大統領とインドのナレンドラ・モディ首相で確認された、両国の経済関係強化に向けた合意を受けたもの。インドからは商工省のラジェシュ・アグラワル商務次官、メキシコからは経済省のルイス・ロセンド・グティエレス通商担当次官が出席した。プレスリリースでは、両国経済の補完性を生かし、相互の貿易・投資拡大を目指すとした。協力が期待される分野としては、自動車、化学、電子機器、医薬品、農業・食品、エネルギー、重要鉱物、医療機器、先端製造業などを挙げた。加えて、2027年の第1四半期にメキシコからインドへのビジネスミッションを実施する可能性についても協議を行った。

両国間の貿易額(注)をみると、インドからメキシコへの輸入額は2025年通年で70億500万ドル。最も多い品目(HSコード4桁別)はスマートフォンなど(HSコード:8517)で、自動車部品(8708)、乗用自動車(8703)と続く。反対に、同期間のメキシコからインドへの輸入額は23億9,400万ドル。最も多いのは原油(HSコード:2709)で、データ送受信・変換機器およびその部品など(8517)、銅鉱(2603)と続く(添付資料表参照)。

(注)Global Trade Atlasのデータによる。インドからメキシコへの輸入額はメキシコ国立統計地理情報院(INEGI)のデータ、メキシコからインドへの輸入額はインド商工省のデータを参照している。

(加藤遥平)

(メキシコ、インド)

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公開日: 2026-11-04 / 最終確認: 2026-11-04

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編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-11-04

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