サムスン電子の第3四半期の営業利益、初めて100兆ウォンを突破
最終確認日: 2026-11-02
基本データ
| 分類 | 経済・産業トレンド |
|---|
発表された内容
2026年11月02日
添付資料(145 KB)
サムスン電子は10月29日、2026年第3四半期(7~9月)の業績(連結ベース)を発表した。第3四半期の売上高は、前年同期比約2.3倍の195兆3,000億ウォン(23兆4,360億円、1ウォン=約0.12円)、営業利益は約8.8倍(95兆3,000億ウォン増)の107兆4,000億ウォンと大幅な増収増益となった(添付資料表1、2参照)。営業利益率は55.0%となった。
同社は当期の業績について、次のとおり総括した。
好調なメモリー事業により、4四半期連続で過去最高の売上高と営業利益を更新し、世界のテクノロジー企業で初めて、四半期の営業利益が100兆ウォンを超えた。
DS(Device Solutions)部門は、HBM(高帯域幅メモリー、High Bandwidth Memory)4の販売拡大と、サーバー向けSSD(Solid State Drive)需要増加への対応で、前期に続き過去最高の業績を更新した。
DX(Device eXperience)部門は、新モデル投入効果で、売上高が前年同期比で増加した一方、部品の原価上昇など、厳しい経営環境は続いた。
ドルやユーロなどの主要通貨の対ウォン相場下落により、部品事業を中心に、全社の営業利益が前期比で10兆ウォン程度押し下げられた。
研究開発(R&D)費用は、14兆4,000億ウォンで、未来技術の競争力確保のための投資を継続した。
同社が発表した当期の部門別業績は次のとおり。
(1)DX(Device eXperience)部門(家電、IT、モバイルなど)
MX(Mobile eXperience:無線通信機器事業)は、「ギャラクシーZフォールド8」など、フラグシップ新モデルの投入により、前期比、前年同期比ともに売上高が増加した。メモリー価格の上昇など、費用負担が増したが、プレミアム製品の販売比率上昇による平均販売単価の上昇で、前期比で業績が改善した。VD(Visual Display)は、世界的なスポーツイベントの終了で需要が低下し、売上高が減少したが、プレミアム製品の販売拡大や費用の効率化を通じ、収益性の低下を抑えた。生活家電は、国内のマーケティング強化、家電サブスクリプションおよびBtoB事業拡大により販売は好調だったが、原材料費および物流費用の上昇で利益は減少した。
(2)DS(Device Solutions)部門(半導体など)
メモリー半導体は、人工知能(AI)の需要拡大を背景に、過去最大の四半期業績を達成した。システムLSI(大規模集積回路)は、新モデルにSoC(System on Chip)とイメージセンサーが採用され、四半期の売上高が増加したほか、新規顧客とパートナシップを構築などによってカスタムSoC事業も具体化した。ファウンドリーは、HBMベースダイ(Base Die、注)の売上高増加と取引先の先端工程の販売拡大に伴い、業績が大幅に改善した。
(3)SDC(サムスンディスプレー)
中小型パネルは、顧客企業の新製品に対するタイムリーな供給で、売上高と営業利益が増加した。大型パネルはハイエンド製品中心の販売拡大と原価削減で、営業損益が改善した。
(4)ハーマン・インターナショナル
車載機器とオーディオ製品の堅調な販売と米国での関税還付に伴い、業績が改善した。
(注)HBMの最下部に位置する半導体で、GPUに回路を通じて直接接続されるもの。
(李海昌)
(韓国)
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公開日: 2026-11-02 / 最終確認: 2026-11-02
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編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-11-02
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