ジェトロ、ジャパンフェスト・アトランタに初出展、日本製品の購買意識を調査
最終確認日: 2026-10-02
この発表の要点
- ジェトロが「ジャパンフェスト・アトランタ2026」に初出展し、JAPAN STORE出品の9社10商品を紹介した。
- ブース来場者238人から回答を得た購買意識調査で、「日本製であること」が重視される一方で「価格」「購入場所の不明さ」が阻害要因となった。
- ジェトロは調査結果を出品企業に共有し、海外向けの商品開発やプロモーション施策に活用する予定である。
企業・自治体への影響
海外展開やEC販売を行う製造業・小売業等の企業において、米国市場における消費者ニーズや購買阻害要因を把握するための参考データとなる。営業部門やマーケティング部門におけるプロモーション施策の検討に活用できる。
対応すべきこと
- 公式出典を確認し、海外市場向け商品開発やプロモーション施策の参考にすべく調査結果を関係部門へ共有する。
- 自社の海外向けEC展開や現地販路において、「入手しやすさ」や「購入場所の明示」に関する課題対策を検討する。
対象部門: 総務 広報
対応期限:要確認
基本データ
| 企業・団体 | 日本貿易振興機構(ジェトロ) |
|---|---|
| 業界 | 小売・EC |
| 発表日 | 2026-10-01 |
| 分類 | 経済・産業トレンド |
発表された内容
2026年10月01日
ジェトロは9月19~20日、米ジョージア州アトランタで開催された「ジャパンフェスト・アトランタ2026」に、ポップアップストアを初出展した。ブースでは、アマゾンと連携して実施する「JAPAN STORE」(注1)に出品する9社から10種類の商品を紹介した。
ジョージア日本商工会とジョージア日米協会が主催する同イベントは、日米の文化交流を目的に1981年より毎年開催されている(注2)。南東部最大級の日本関連イベントとして知られ、2026年も延べ2万人超が来場した。主催者によると、例年、来場者の約8割を米国人が占める。
(左)開場を待つ来場者、(右)開会式での鏡開き(ともにジェトロ撮影)
ホンダやTOYO TIREをはじめ、州内に立地する日本企業など34社・団体がスポンサーとなり、日本関連製品の物販業者や日本食レストランなど約150社・団体が出展した。会場では、盆栽などの体験型展示に加え、4つのステージで和太鼓や三味線の演奏、落語公演など、日本文化に関連するパフォーマンスが計50回行われた。
ステージの様子(ジェトロ撮影)
ジェトロのブースでは、商品サンプルと紹介ポスターを展示したほか、アトリビューションタグ(注3)の2次元バーコードを設置し、商品体験をオンラインでの購入につなげる取り組みを行った。加えて、せっけんの泡立て体験や、風呂敷を折り結んでバッグなどを作るワークショップを実施し、計97人が参加した。
(左)JAPAN STOREブースの様子、(右)ワークショップの様子(ともにジェトロ撮影)
日本製品の購買意識に関するブース来場者へのアンケートとヒアリングでは、238人から回答を得た(注4)。商品購入時に最も重視する要素は「日本製であること」(23%)で、「耐久性」(20%)が続いた。購入を阻害する要因は、「価格が高い」と「購入場所が不明」がそれぞれ22%、「送料が高すぎる」が19%だった。日本製品の購入を増やすために必要な要素としては、「入手しやすさ」が28%で最多となった。
日本製品を購入・認知する主なチャネルは、「日系やアジア系小売店」が21%と最も多く、「アマゾン」は15%だった。オンライン販売に加え、実店舗での販売機会を確保する重要性も示された(注5)。ジェトロは、調査結果を出品企業に共有し、海外市場向けの商品開発やプロモーション施策の検討に活用できる情報として整理する予定だ。
(注1)日本の事業者による米国や英国への出品販売を支援するプログラム。
(注2)1981~1985年は「ジャパン・ウィーク」の名称で在アトランタ総領事館が主催。1986年から現在のかたちとなった。
(注3)該当する商品ページへのアクセス元を追跡できる特定のURL。SNSなどのマーケティングチャネルから消費者をアマゾン内に誘導することで、アマゾン外でのプロモーション効果を測定できる。
(注4)アンケートとヒアリングの有効回答数は、それぞれ207件と113件。一部の回答者は、アンケートとヒアリングの双方に回答した。
(注5)アトランタで開催されたアニメ関連イベント「アニメ・ウィークエンド・アトランタ」で実施したアンケートでも、同様の傾向が示された(2026年2月25日付地域・分析レポート参照)。
(三上玲奈、檀野浩規)
(米国、日本)
ビジネス短信 265f1bca517fadb2
関連情報
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ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース
ジェトロ、ジャパンフェスト・アトランタに初出展、日本製品の購買意識を調査
ジェトロ公式SNSアカウント
出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/10/265f1bca517fadb2.html
時系列
- 2026-09-19 米ジョージア州アトランタで「ジャパンフェスト・アトランタ2026」が開催され、ジェトロがポップアップストアを初出展(20日まで)
- 2026-10-01 ジェトロがビジネス短信にて調査結果を発表
主な数値
| 出品企業数 | 9社 |
|---|---|
| 出品商品種類数 | 10種類 |
| イベント開催年の開始時期 | 1981年 |
| 来場者数 | 20,000人超 |
| 来場者における米国人の割合 | 80% |
| スポンサー企業・団体数 | 34社・団体 |
| 出展企業・団体数 | 150社・団体 |
| 日本文化パフォーマンスの回数 | 50回 |
| ワークショップ参加者数 | 97人 |
| アンケート・ヒアリング回答数 | 238人 |
| アンケート有効回答数 | 207件 |
| ヒアリング有効回答数 | 113件 |
| 商品購入時に最も重視する要素「日本製であること」の割合 | 23% |
| 商品購入時に重視する要素「耐久性」の割合 | 20% |
| 購入を阻害する要因「価格が高い」の割合 | 22% |
| 購入を阻害する要因「購入場所が不明」の割合 | 22% |
| 購入を阻害する要因「送料が高すぎる」の割合 | 19% |
| 日本製品の購入を増やすために必要な要素「入手しやすさ」の割合 | 28% |
| 日本製品を購入・認知する主なチャネル「日系やアジア系小売店」の割合 | 21% |
| 日本製品を購入・認知する主なチャネル「アマゾン」の割合 | 15% |
この事例から確認すべきポイント
本発表は、米国のイベントにおける日本製品の出展実績と、現地消費者に対する購買意識調査の結果をまとめたものである。海外市場への進出を検討する企業にとって、現地の消費者が購入時に重視するポイントや阻害要因を定量的データから把握できる有益な情報源となる。特に「価格」や「送料」のハードルに加え、「購入場所の不明さ」や「入手しやすさ」が課題として挙げられている点は、海外向けECや現地での販路開拓における実務的なプロモーション戦略の策定において参考にする価値が高い。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-10-01 / 最終確認: 2026-10-02
執筆・確認主体
この記事は、上記の公式出典を一次情報として PRaze編集部(株式会社スキルマーク)が構造化・要約したものです。 要約と分類の生成にはAIを使用しています。
数値・日付・組織名・金額は公式発表の原文から転記しており、 原文に記載のない事項を補って書くことはしていません。 内容の正確性は公式出典をご確認ください。
編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-10-02
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