インド半導体政策「2.0」へ、「SEMICON India 2026」開催
最終確認日: 2026-09-30
この発表の要点
- 「SEMICON India 2026」がニューデリーで開催され、600社超が出展、延べ約4万人が来場した。
- 半導体政策は「Semicon 2.0」へ移行し、10万人の人材育成や周辺産業の集積を目指す方針が示された。
- 3日間で56件のMOUが締結され、前工程・後工程に加え設計・製造装置・材料分野への広がりが見られる。
企業・自治体への影響
インドにおける半導体エコシステムの急速な構築が進んでおり、半導体製造装置・材料・設計・サプライチェーン関連の企業・事業部門において、インド市場への参画や事業展開戦略の見直しが必要となる。
対応すべきこと
- 公式出典および関連資料に基づき、インドの半導体政策「Semicon 2.0」の具体的な支援内容や要件を自社の関連部門で確認する。
- インド市場でのサプライヤーパーク開発やMOU締結動向を経営企画部門・海外事業部門で共有する。
対象部門: 経営者 総務 法務 情シス 広報
対応期限:要確認
基本データ
| 企業・団体 | SEMI(国際半導体製造装置材料協会) / インド半導体ミッション(ISM) |
|---|---|
| 業界 | 製造 |
| 発表日 | 2026-09-29 |
| 分類 | 経済・産業トレンド |
発表された内容
2026年09月29日
SEMI(国際半導体製造装置材料協会)とインド半導体ミッション(ISM)が共催する「SEMICON India 2026」が9月17~19日、首都ニューデリーのヤショブーミ国際展示センター(IICC)で開催された。
9月17日に開催された開会式には、マイクロン、インフィニオン、タタ・エレクトロニクス、東京エレクトロン、アプライド・マテリアルズ、ラム・リサーチ、ASMLなど半導体関連のグローバル企業の代表者のほか、ナレンドラ・モディ首相やアシュウィニ・バイシュナウ電子・情報技術相が登壇した。モディ首相は、「今年、私たちは商業生産について議論している。今やインドの工場で半導体チップが生産され、インドそして世界の顧客に届けられている」と述べ、2021年12月に半導体産業の支援策として「Semicon 1.0」を発表してから約4年間で工場の稼働に至った成果を強調した。
また、バイシュナウ電子・情報技術相は「Semicon 1.0」から「Semicon 2.0」(2026年9月16日記事参照)への移行について説明し、「Semicon 2.0では、技術者、クリーンルーム内で働く人材、工場の製造現場を担う人材の育成という大きな課題に取り組む。私たちは10万人の人材育成を目標とし、これらの人材はインドで立ち上がっていく工場で雇用されるだけではなく、世界的な人材のプールになるだろう」と述べ、半導体人材育成を今後の中心的な課題の1つに位置付ける考えを明確にした。
電子・情報技術省(MeitY)の発表によると、2026年の「SEMICON India」には600社超が出展し、3日間で延べ約4万人が来場した。出展者の約半数を海外企業が占め、日系企業の参加も約80社に上った。マイクロンなどによる後工程工場が実際に稼働を開始するなか(2026年3月4日記事、2026年4月3日記事、2026年7月10日記事参照)、インドの半導体産業に対する海外企業の評価の高まりを反映したものとみられる。
また、3日間で56件のMOUが締結され、中にはグジャラート(GJ)州ドレラ特別投資地域(SIR)に前工程工場を建設中のタタ・エレクトロニクスと同SIRに先端材料工場の建設を予定する富士フイルムとのMOUが含まれる。また、タタ・エレクトロニクスとシンガポール政府系不動産会社キャピタランドのインド合弁会社であるアセンダス・ファースト・スペースは、同SIRにおける363エーカー(約147万平方メートル)の半導体サプライヤーパーク開発に関するMOUを締結した。インドの半導体産業は、前工程・後工程工場そのものの建設から、設計、製造装置、材料などの周辺産業の集積を図る段階へと移行しつつある。
開会式でスピーチするモディ首相(ジェトロ撮影)
タタ・エレクトロニクスがGJ州で建設中の前工程工場の模型(ジェトロ撮影)
(吉田雄)
(インド)
ビジネス短信 16f0e70c604ecfb6
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インド半導体政策「2.0」へ、「SEMICON India 2026」開催
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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/09/16f0e70c604ecfb6.html
時系列
- 2026-09-17 SEMICON India 2026の開会式が開催され、モディ首相らが登壇
- 2026-09-17 SEMICON India 2026が首都ニューデリーのヤショブーミ国際展示センター(IICC)で開幕(9月17~19日)
主な数値
| 出展企業数 | 600社超 |
|---|---|
| 来場者数 | 40000人(延べ) |
| 日系企業参加数 | 80社 |
| MOU締結件数 | 56件 |
| 半導体サプライヤーパーク開発用地面積 | 363エーカー(約147万平方メートル) |
| Semicon 2.0 人材育成目標 | 100000人 |
この事例から確認すべきポイント
本発表は、インド政府が掲げる半導体産業支援策「Semicon 1.0」の商業生産開始という成果を示すとともに、次段階である「Semicon 2.0」へ移行し人材育成や周辺産業の集積を本格化させる方針を示している。製造・装置・材料関連企業やグローバル展開を進める製造・サプライチェーン部門の企業にとって、インド市場の重要性と投資環境の変化を把握する上で極めて重要な動向である。現時点で取得できた本文からは、詳細な個別企業ごとの参入インセンティブ等を確認することはできないため、詳細は公式出典や今後の個別発表を確認する必要がある。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-09-29 / 最終確認: 2026-09-30
執筆・確認主体
この記事は、上記の公式出典を一次情報として PRaze編集部(株式会社スキルマーク)が構造化・要約したものです。 要約と分類の生成にはAIを使用しています。
数値・日付・組織名・金額は公式発表の原文から転記しており、 原文に記載のない事項を補って書くことはしていません。 内容の正確性は公式出典をご確認ください。
編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-09-30
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