足利市がベトナム・ザーライ省と関係強化、クイニョン大学で学生と企業つなぐマッチングイベント開催
最終確認日: 2026-09-30
基本データ
| 分類 | 経済・産業トレンド |
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発表された内容
2026年09月30日
足利市とジェトロは9月9日、ベトナム中部ザーライ省クイニョンナム区のクイニョン大学で「足利市企業紹介・就職機会セミナー~学生と日本企業をつなぐマッチングイベント~」を開催した。セミナーでは足利市に拠点を持つ日本企業4社が発表を行い、クイニョン大学の学生48人が参加した。
足利市は2024年11月、当時のビンディン省クイニョン市と相互協力に関する覚書を締結し、省・市再編後(注)の2025年10月には、ザーライ省との間で協力内容を拡充した覚書を締結した。本イベントは、同覚書に基づく人材交流事業の一環として行われた。また、クイニョン大学と足利大学も2024年11月に協定を結んでいる。
セミナー冒頭では、クイニョン大学のハ・タイン・ハイ副学長があいさつし、企業によるインターンシップの提供や採用機会の拡大を通じた産学連携への期待を示した。
続いて、ジェトロ・ハノイ事務所の河野尭広所員が、ベトナム人高度人材の日本およびベトナムでの活躍事例やジェトロの取り組みを紹介したほか、足利市産業観光部産業ものづくり課の杉江正行主査が、地域の産業や生活環境などの魅力を説明した。その後、参加企業4社が事業内容や求める人材像、各社で勤務する先輩社員からのメッセージを紹介した。
参加した企業からは、「想定以上に日本語を話せる人材が多く、驚いた」「ハノイの学生は優秀だが、足利市の中小企業にとって採用のハードルが高いと感じた。クイニョン大学の学生は、優秀かつ市内の中小企業にとっても採用の可能性がある」といった声が聞かれた。
ベトナムの地方部では、学生が海外企業と直接交流する機会は依然として限られている。また、日本企業にとっても、地方の大学や行政機関とのネットワークを独自に構築することは容易ではない。本取り組みは、自治体間協力を通じて地方の人材と日本企業を結び付けるモデルケースの1つとなるものであり、今後も継続的な人材交流や採用活動の拡大につながることが期待される。
クイニョン大学のハ・タイン・ハイ副学長によるあいさつ(ジェトロ撮影)
杉江主査による足利市の紹介(ジェトロ撮影)
学生からの質問に答える企業(足利市提供)
(注)ベトナムでは2025年7月に大規模な地方自治体の再編が行われ、ビンディン省はザーライ省と合併した。合併後の名称はザーライ省(2025年7月1日記事参照)。
(河野尭広、礒由紀)
(ベトナム、日本)
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公開日: 2026-09-30 / 最終確認: 2026-09-30
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編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-09-30
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