経済・産業トレンド

シンガポールの二輪車新車販売で中国メーカーが猛追、4社がトップ10入り、陸運庁月次統計

シンガポール陸運庁(LTA)の9月11日発表の最新月次統計によると、2026年1~8月の二輪車新車新規登録台数で、中国の広東大洋オートバイ科技「ゾンテス」が3位に浮上するなど、中国メーカー計4社がトップ10入りを果たした。ヤマハ発動機とホンダが上位を占める構造に変化はないものの、両社のシェアは低下傾向にあり、中国勢の存在感が増している。

最終確認日: 2026-09-19

この発表の要点

企業・自治体への影響

海外市場(特に東南アジア・シンガポール等)で二輪車・モビリティ関連事業を展開する企業や、海外市場での競合分析を行う経営企画・マーケティング部門等において、中国メーカーのシェア拡大や製品戦略への対応を検討する上で重要な示唆となる。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 総務 広報

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 日本貿易振興機構(ジェトロ)
業界 自動車・輸送機器・運輸・物流
発表日 2026-09-18
分類 経済・産業トレンド

発表された内容

2026年09月18日

添付資料(348 KB)

シンガポール陸運庁(LTA)の最新月次統計「二輪車メーカー別新車登録台数(New registration of motorcycles by make)」(9月11日発表)によると、2026年1~8月の二輪車のメーカー別新規登録台数は、ヤマハ発動機(4,271台)、ホンダ(1,895台)に続き、中国の広東大洋オートバイ科技の「ゾンテス」(453台)が3位に浮上した。中国のメーカーとしては、ゾンテスを含め計4社がトップ10入りした(添付資料表参照)。

同国の二輪車市場では、ヤマハ発動機とホンダの2社が新規登録台数で1・2位を占める構造に変化はない。ただ、新車登録に占める両社の割合は2021年の86%から、2026年1~8月に73%へと低下している。一方、中国メーカーとして、浙江春風動力(CFMOTO)が2022年に初めてトップ10入り。2024年まで中国勢でトップ10に入ったのは同社のみだったが、2025年にゾンテスが5位に急浮上し、2社となった。2026年1~8月統計では浙江拾伍机車の「BENDA」と銭江モーターサイクル・グループ(QJMOTOR)もトップ10に入り、中国勢が4社に増えた。

ゾンテスは、排気量300cc以上の中型二輪を中心に販売を伸ばしている。例えば、ゾンテスの中型二輪車「368G V2」は、価格競争力に加え、クルーズコントロールやタイヤ空気圧モニターなどを標準装備している。中国メーカー各社は、価格や装備だけでなく、デザインを訴求するモデルを相次いで投入している。張雪機車(ZXMOTO)は、ポルトガルで2026年3月に開催された「世界スーパーバイク選手権」第2戦のワールドSSPクラスで優勝して注目を集め、9月中にもシンガポールで「500RR」(排気量470cc)の販売を開始する。2027年1月には「820RR」の販売開始も予定している。

シンガポールで9月11~13日に開催された国内最大級のモーターサイクルショー「ナショナル・バイカーズ・ウィークエンド2026」では、ゾンテスやCFMOTO、ZXMOTO、BENDAなど中国の各メーカーがブースを構え、存在感を示した。

ナショナル・バイカーズ・ウィークエンドで中国二輪車のBENDAのブースに集まるバイク・ファン(ジェトロ撮影)

(本田智津絵)

(シンガポール)

ビジネス短信 f810855e5c06c1bd

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シンガポールの二輪車新車販売で中国メーカーが猛追、4社がトップ10入り、陸運庁月次統計

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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/09/f810855e5c06c1bd.html

時系列

主な数値

2026年1~8月ヤマハ発動機新規登録台数 4271台
2026年1~8月ホンダ新規登録台数 1895台
2026年1~8月ゾンテス新規登録台数 453台
ヤマハ・ホンダの新車登録占有率(2021年) 86%
ヤマハ・ホンダの新車登録占有率(2026年1~8月) 73%

この事例から確認すべきポイント

本発表はシンガポールの二輪車市場における中国メーカーの台頭を統計データに基づき示すものである。従来強みを持っていた日系メーカー(ヤマハ、ホンダ)のシェアが低下する一方、価格競争力や充実した標準装備、デザイン性を武器にした中国勢がトップ10に4社入るまでに急成長している。現時点で取得できた本文からは、詳細な市場全体の総数や他社メーカーの個別の数値を確認できませんでした。詳細は公式出典をご確認ください。海外市場における競合環境の変化や、アジア市場での中国製モビリティの浸透スピードを測る上での重要な業界動向といえる。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-09-18 / 最終確認: 2026-09-19

執筆・確認主体

この記事は、上記の公式出典を一次情報として PRaze編集部(株式会社スキルマーク)が構造化・要約したものです。 要約と分類の生成にはAIを使用しています。

数値・日付・組織名・金額は公式発表の原文から転記しており、 原文に記載のない事項を補って書くことはしていません。 内容の正確性は公式出典をご確認ください。

編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-09-19

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